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翌日、私は慎也に会うことなく通学路を通り学園に登校する。
慎也は…私を殺そうとしてくるのだろうか。友情届は取り消しできない。
どちらかが死ぬまでは。
ピロンッ♪
「___から友情届が送信されました」
…嫌いだ
殺しをする人は、嫌いだ
殺されるような弱い人も嫌い
慎也なんか、大っ嫌い
弱いフリして、潔白なフリして近づいてきて、結局、私を殺るつもりだったんだ。
???「ねぇ、ひよりちゃん」
ひより「…」
ひより「環奈?」
環奈「ひよりちゃん、今日何かあった?顔色悪いよ…」
ひより「ううん、大丈夫」
環奈「そっか…」
環奈は私の幼馴染。昔から私を気にかけてくれて、裏切らない。だけど、どれだけ思い出そうとしても、9歳までの環奈との思い出は思い出せない。お父さん曰く2歳から知り合っていたらしい。9歳からの記憶しかない。
まぁ、そんな昔のこと
覚えてるわけないか