__間もなく、「8番のりば」に電車が参ります
「…………ん、」
妙なアナウンスで目が覚めた
此処は何処だ…?
「…電車内?」
見たことのない電車の座席に座っていたようだ
私は立ち上がった…が
「ッいったァ!?」
全身に強烈な痛みが走った…
…どうやら、相当長く眠っていたようだ
「な…何なんですか全く…」
其の言葉と共に、私は電車内を見回した
…妙な人間が居た
「…すいません、何方ですか?」
問い掛けても返事が無い
丸で人形だな、と言わんばかりに。
妙な人間が居るもんだなと、私は外を見た
「…外が…、見えない …?」
外は真っ暗だった。
何時もなら地獄の風景が広がっている筈だ
「妙な事に巻き込まれた様ですね…」
面倒事は避けてきたつもりだったが、どうやら世の中そうは行かない様だ
「…取り敢えず、次の車両に行ってみますか」
私はドアに向かった
「………何ですか?此れ」
ドアに妙な張り紙?が有る…
【異変発生中】
【この車両の異変が消えるまで】
【次の車両には進まないでください】
此の車両に【異変】とやらが有るらしい
其の【異変】が消えないと次の車両には進めないようだ…
「……まァ、探してみますか 」
取り敢えず車両を見渡してみる事にした
特に変わったところは無い
「窓とかに有るんですかね…?」
窓を1枚ずつ確認する事にした。
「……?此れは…?」
窓に赤い文字が有った。
一応読めるようだ…
【名前は無い】
【通称車掌】
【地獄と冥界行き電車の車掌】
【妖怪】
…私の情報が書いてある
「変な異変?だな…」
すると、電車のライトが点滅し始めた…
「うわッ!?……って電気ついた…?」
赤い文字もドアの警告も消えている
「…進んで良いって事ですよね? 」
私はドアを開けて次の車両に進んだ
異変【血文字で窓に自分の個人情報が書いてある】 クリア
1周年記念ストーリー
ノベルストーリー
8番のりば二次創作
主人公:車掌
スタート
コメント
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頑張れ車掌~!
車掌さん頑張れ〜( ・ω・ )⚐⚑