僕は「不破さんたちがいる現世に戻る」
という選択肢を取った
もう1人の僕がいった条件は
悪夢に耐え抜くこと
どんな悪夢かは分からないけど
僕は不破さんの返事が聞きたい
人生最初で最後の告白は
受け入れて貰えるのか。拒まれるのか。
それを知るために現世に戻らなくちゃいけない
それに
「あの新人dにやり返してやる……」
あいつに地獄を見せてやる。絶対に。
そう決意を胸に僕は眠りについた
『は……る』
なにか聞こえる
『はる』
あぁ…あの人だ
僕の大好きな人の声がする
『はるおきて』
呼ばれてる……起きなきゃ
「ん……ぅぁ?」
そこはROF-MAOのスタジオだった
「あれ?」
おかしい。僕は悪夢を見ていない。
ショックがデカすぎて記憶から消えたとか?
ありえない話じゃなけど……
『はる!やっとおきたぁ〜』
「不破さん?」
『そやで、お前のアニキやで〜』
「あの不破さんっ僕質問があって!」
『なんや?』
「そ、その…僕気を失う前に不破さんにキ ス…しt」
『あぁ〜されたわぁ……』
『ほんまキモかったわぁ〜』
「……え?」
『好きでしたって言われたけどなぁ』
『俺、女の子の方がええし』
『てか俺、お前のこと嫌いやで?』
「っっっ…」
あぁなるほど今のこれが悪夢なんだ
『いっつもヘラヘラ笑って』
きっとそうだ…そうじゃなきゃ
『気持ち悪い声で俺の名前呼びやがって』
『そのれに イジられてる状況楽しんで… 』
『まじでキモイわぁ笑』
こんなのつらすぎるっ
あっ涙が……
『え、何泣いてんの?キッモww』
『いいこと思いついた!』
『ホモで気持ち悪いお前は今日から』
『俺のサンドバック兼性奴隷ね♡』
「っは?」
それしか言葉が出なかった
あれから30分くらい経った
僕は殴られて 蹴られて 暴言吐かれて
もう、、限界だ
意識が薄れていく……
その時
ビリッ と何かが破れる音がした
破れたのは僕の服だった
「ちょ、何してるんすか不破さん!」
『うるせぇ、汚い声で名前を呼ぶな 』
「ねぇ、待って……お願いだから」
「やめてください…」
不破さんが僕にしようとしている事を理解した途端恐怖で体が動かなくなった
__犯される
そう感じた
僕がやめて欲しいと懇願してもやめてくれず
僕は生まれたままの姿になってしまった
「いやです。不破さん」
『うるせぇ、奴隷が口答えすんなっ!』
「い゙っっっ〜」
下半身に耐え難い痛みが走った
挿れられたのだ
「いやっやめてよ!いだいってぇ(泣」
『汚ねぇ泣きっ面だなぁ?!』
「ひぐぅ?!あ゙ぁ゙ぁ…」
そう言い不破さんは奥に入れてきた
そのまま容赦なく腰を動かす
「い゙っいだい、やめてっやだぁ泣」
『うるせぇって言ってんだろっ!』
「あ゙ぁっ」
僕の太ももに血が伝う感覚がした
でも、不破さんはやめてくれなかった
ずっと痛くて、苦しくて
気持ちよくなることなんかなくて
……もう、死にたい
そう思った
こんな汚れた僕じゃ不破さんの横に居れない
受け入れて貰えない
それに、
現世の不破さんも同じこと思ってるかも
じゃぁ僕が頑張る意味ないじゃん…
ははっそうだもう辞めよう
「ふあさっ」
『んだよっ』
「殺して…?ニコッ」
『はっ?!何言って…』
「もういいの…疲れちゃった」
『…いいよ』
そう言い彼は僕の首に手をかけた
「ぐっ……ぁ゙」
苦しかったけどこれで解放されるなら
それでもいいと思った。
《____ダメだよ諦めないで》
薄れていく意識の中で
そんな声が聞こえた気がした
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