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「ね~ ね~ お母さん!」
「お月様って、どんな姿をしているの?」
これは300年前のお話。
それはそれは仲良しな、小さなお星と美 しいお月様がいました。
お星はお月様を母のように慕い、みな幸せでした。
お月様は物音で目覚め、周りを見渡すと
大きな雨が降っていました。
お月様はお星を庇い、雨に打たれ続けました。
美しいお姿はどんどん溶けていき、雨が止む時には、お月様はいません。
お星が皆目覚めると、お月様が居ないことに気付いて不安になり、泣く物、怯えるもの、探そうとするものなど皆慌てています。
お星達はお月様の簪を持って、お空の旅へ出る事に。
お星達は眠ることもなく探し続けましたが、お月様は溶けて無くなってるため見つかりません。
あるひとりのお星は、疲れ果て走って旅をやめてしまいます。
それを見た沢山のお星もやめて行きます。
残った2人のお星は、お空を彷徨いながらお月様を探します
2人は疲れて倒れてしまいました。
その時、神を名乗るものが2人を助けます。
神を名乗るものはこう告げます
「勇者たちよ。どちらか1人、お月様となりなさい。」
2人は困惑して、離れようとしますが、離れる事がなぜかできません。
2人は譲り合います。
神を名乗る者はそれを見て
「ふむ、2人とも。合格じゃ、2人がお月様となり、お星、人々を導くのです」
2人は仲良く皆を導く存在としていました。
この本のページはこれで最後みたいだ。
このページを捲っていたのは誰だろうか。
そう。お月様の存在を聞いた子供だ。
お月様は、今でも人々を導いているのだ。
めでたしめでたし。
(ねるちゃへ、遅くなってほんとにほんとにごめんね!!!!!!!)
コメント
4件
かわいいお話すぎて好き!!!!!
えもえも過ぎる!!!!🥹✨ 実際に本を読んでるみたいでめちゃ素敵!!!✨✨ 此方こそ急かして御免ね🙇♀️💦 参加してくれて有難う!!!🥹🙏✨