テラーノベル
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⚠️ センシティブ 伏字なし 地雷
リクエスト作品
👻🔪×🥷 誘惑
🥷のハニートラップ練習にあてられちゃった👻
誘い受け 最後まで読んでね
(女装ではありません。服は2周年のチャイナ服)
交際済み 同棲中
👻side
👻「カゲツー?今日飯どうすr…」
夕暮れ時。食べに行くにしろ出前をとるにしろそろそろ夕食について決めるためにカゲツの部屋をノックする。
…なんだこの香り
嗅ぎなれない甘い香りが扉の隙間から漏れ出ている。
👻「入るぞ ……は、?」
戸を開けた先に居たカゲツは、いつもの様子ではなくどこか儚げで艶やかな雰囲気を纏っている。
袖がないチャイナ服と深い緑の羽織の間から覗く華奢な肩と二の腕。
襟足からしっぽのように伸びるさらさらと揺れる髪。
いつも結んでいる三つ編みは解かれていて、代わりにカゲツの白い髪によく映える紅いリボンが風になびいている。
香の煙が充満する薄暗い部屋に差し込む西日に攫われてしまいそうだ。
🥷「ん… 」
煙管を片手に思いふけるように窓の外を眺める姿が、はるか昔に見た、妓女が憂鬱そうに窓の外の世界を恋焦がれる様子と重なってドキっとする。
🥷「あ、おおかみ」
ゆっくりと振り向いて、俺を おおかみ と呼んだ時にはいつものカゲツに戻っていて安心した。
👻「な、え、どうした… その格好」
🥷「あぁこれ?んー… なぁちょっと練習付き合ってくれん?」
煙管を一吸いし、俺の顔にふぅーと煙を吐きかける。
タバコとはまた違う、お香のような燻った香りに包まれた。
未だ戸惑っている俺の顎をクイッと持ち上げる彼は、再び俺の知らないカゲツになっていた。
流されるままベッドに仰向けになる俺の足の間にカゲツが座る。
俺の胸に手を着いてぐいっと身を乗り出したカゲツの顔が近づいてくる。
もう少しで唇が触れ合いそうというところでピタリと止まった。
🥷「…期待した?」
目を細め僅かに口角を上げてそう囁く。
今まで感じたことのない色気に引き込まれる感覚がする。
あぶない。
これ以上カゲツのペースに呑まれてはいけない。
そう本能が告げているのにごくりと唾液を飲み込むことしかできない。
胸に置かれたカゲツの手から伝わる体温に、俺の心臓がどくどくと鼓動を返している。
👻「ッ……!」
綺麗な瞳に目を奪われていると、さわさわと股間をまさぐられる。
🥷「もうこんなにして… 苦しくない?」
👻「………」
今「苦しい」と言ったらどうなるのだろう。
後戻り出来ないと分かっていながらも踏み込みたくなってしまう。
そんな空気が今のカゲツにはある。
🥷「だんまり? そう…」
しばらく見つめ合っていると、爪の先でカリカリと胸の突起を弄られる。
今まで使ったことがないため感じるはずがないのに、弱い刺激が何故かもどかしい。
👻「それやめ…っ」
俺からやっと出た言葉はこんなものだった。
🥷「……ほんとにやめていいん? 我慢できるの?」
耳元で囁かれた後にふーっと息を吹きかけられる。
脳が震えるような初めての感覚がする。
既に立ってしまった俺のモノを片手で持ち、アナにあてがう。
腰を浮かせるカゲツの肩から羽織がパサリと落ちて色白な肌に目が行ってしまう。
🥷「あ…♡」
👻「っ……」
目を軽く瞑り小さく吐息を漏らしながらゆっくりと腰が落ちていく。
いつもよりも遥かに控えめな喘ぎ声が静かな部屋に響いた。
👻「きっつ…」
生娘のような狭さに思わず声が漏れる。
🥷「具合いいでしょ♡」
全て呑み込んだカゲツが俺の顔に手を伸ばす。
親指で唇を触られ、されるがままに口を開ける。
🥷「いいこ」
カゲツの顔が真上にきて、その紅い舌先から透明な唾液が垂れてくる。
顎を持たれたままの俺の口に注がれていく。
満足そうに薄く微笑んだカゲツに両耳を塞がれる。
そのまま唇が重なってぐちゃぐちゃと水温が頭に響く。
👻「んっ……んぁ……」
少しだけ瞼を開くと伏せ目で俺を見つめるカゲツと目が合った。
白いまつ毛の奥にきらきらと瞬く瞳が美しい。
正直今までしたキスの中で1番気持ちがいい。
離れたくない。いつまでもこうしていたい。
そんなことを思っていた矢先、銀色の糸を引いて唇が離れた。
👻「…カゲツ、?」
🥷「んぁ……♡」
余裕綽々に見えていたカゲツの顔は上気していて、目にはうっすらと涙の膜が張っている。
🥷「ん、♡ おおかみ きもちいなぁ?♡」
俺の顔を包む両手からは熱い体温が送られてくる。
先程までの艶やかで妖艶な雰囲気とは打って変わり、あどけなさが残る可愛らしいカゲツに戻っていた。
くそっ……!
空気に呑まれないようにと張り詰めていた緊張が解け、それと同時に理性が崩れた。
🥷「わっ! おおかみ……?」
形勢を逆転させるようにカゲツを押し倒し、きょとんとした顔で見上げられる。
👻「やっぱいつものカゲツのが好きかも♡」
🥷「なっ…//」
照れているのを隠すように俯くカゲツに唇を重ねる。
🥷「ん…♡」
ふわふわな髪を撫でながらゆっくりと舌を動かしてカゲツが好きなキスをする。
耳に手を添えて優しくなぞると、閉じられた目がぴくりと動いた。
👻「あーずっとこうしてたい」
中のうねりに揉まれながら愛しい恋人とキスをする。
これほどの幸せを俺は他に知らない。
🥷「ん、……も、うごいて、? ろう…♡」
肩に置かれた手で弱く押し返される。
とろけた顔で見つめられて自身の欲が高まったのを感じた。
ぱちゅぱちゅと腰を動かすとカゲツから甘い声が漏れ出てくる。
🥷「んっ… あっ… きもち、♡」
カゲツの知らない姿を見たからか、はたまたこの部屋に充満する甘いお香の匂いのせいか。
俺のモノは流れる血液の動きを感じ取れるほどに高まっている。
👻「ッ……!悪いカゲツ。優しくできないかも、っ」
🥷「す、きに、うごいてええよ、?♡」
快楽を受け止めながら潤んだ瞳と乱れた息で伝えられた言葉に我慢ができなくなった。
👻「言ったな…?♡」
🥷「ぉわっ!? ろ、う?」
カゲツをぐるんとひっくり返してうつ伏せにさせる。
動かした際にイイところに当たったのか中の締まりが強まった。
👻「腰、上げれる?」
🥷「ん……こう、?」
👻「そう。上手やね。」
膝を立てて腰を上に突き出したカゲツと両手を繋ぐ。
こうしてしまえばもう、カゲツは俺から逃げられなくなる。
いつもはない襟足から伸びる白い髪と乱れた羽織が、華奢な背中によく映えている。
俺だけしか見ることが出来ないこの光景に優越感が湧いてくる。
🥷「……?♡♡」
シーツに頬をついて顔を横向けているカゲツは、蕩けたような表情を浮かべながらぐりぐりと腰を押し付けてくる。
限界なのは俺だけではないみたいだ。
🥷「あっ♡♡ うっ♡♡ こ、れ奥まで、、♡♡」
しっかりと繋いだ手を引っ張ってとちゅとちゅ奥をついていく。
大きく抜き差ししなくても的確に突いていけば、中がきゅうきゅうと応えてきて俺に快楽を返してくる。
👻「奥とんとんされるのきもちーな?」
🥷「う、ん♡♡ きもち、っ♡♡」
一生懸命俺を受け止める姿にきゅんときてしまう。
無性にカゲツの体温を感じたくなった。
カゲツの腕を背中で一纏めにし、空いた腕で抱きしめるようにして覆い被さる。
充満するお香の匂いの中に嗅ぎなれたカゲツの匂いがふわりと鼻をくすぐる。
🥷「あ”っ!?♡♡ お、く きつっ…♡♡」
体勢を変えた時に奥に入ったようで、カゲツが小刻みに震えながら射精する。
ぱたぱたとシーツに零れるのを見て一瞬動きを止めるが、どうしてもまだ快楽を貪っていたかった。
👻「すまん。止まれねぇ…!」
🥷「ぉ”~~!?♡♡” ぁ”う”っ♡♡ ろ” お”っ♡♡」
頭から足先まで一直線に力が入ったように痙攣しながら、パチパチッと2、3回の瞬きを不規則に繰り返す。
長い絶頂をするカゲツの中は熱くて狭くて、俺のモノを絞りとるようにうねり吸い付いてくる。
👻「こ、れ やばっ ♡」
堪らず中に精液を注ぎ込み、まだまだ続く収縮に揉まれながら絶頂の余韻に浸る。
🥷「ぅあ”っ♡♡♡♡」
中の動きが止まり、マーキングするように擦り付けてからカゲツの腕を解放して身を離す。
🥷「んぁ♡♡♡♡」
とさりと腕がシーツに落ち、そのままの体制ではぁはぁと息をする様子を見てやっと理性が戻った。
👻「カゲツ大丈夫か、?すまん、やりすぎた…」
涙でぐしゃぐしゃな顔を覗き込むと頬に手を添えられる。
🥷「だ、いじょぶ、 どうやった、?♡」
どうも何もまんまと雰囲気にのせられて、カゲツの空気にあてられて、理性を飛ばされてしまった結果が今だ。
どうゆう意図の質問か分からなかったが正直に伝えるしかないだろう。
👻「……正直めちゃくちゃよかった。というか、圧倒された。普段の可愛らしい雰囲気と違って、踏み込んだら戻れなくなりそうな危険な魅力を放ってた。 ………俺はどっちのカゲツも好きだけど普段の方が落ち着くかな。」
🥷「んふw そっかぁ ありがと」
👻「…で、なんの練習だったわけ?」
片付けを済ませ、2人で湯船に浸かっている。
ぺしょぺしょな癖毛もまた可愛らしい。
🥷「あれ、言っとらんかったっけ。忍務やぞ。」
👻「は、あの格好で?なんで、?」
🥷「どっかの大名から情報聞き出さなあかんらしいんやけど、警戒心強くて部下にも教えとらんっぽいんよね。だからお色気作戦で近付こうってわけ。」
👻「え、」
🥷「今どきお色気とか古いよなぁ… くノ一向けだと思ってたんやけどなーんか若い男のがタイプらしくて僕に回ってきたらしい。」
👻「男色、、、お前それガチで行くの…?」
🥷「あたりまえやろ!忍務やぞ!」
👻「………だめ。 絶対行くな。」
🥷「なっ… 無理に決まってんやろ!そもそも僕が決めれることじゃないし」
👻「…………」
その日の夜小柳さんは1人でどこかにお出かけしたらしいですよ。
カゲツも別にヤる気はなくて、近付いて調べたり自白剤飲ませたりするつもりだったみたい。
素敵なリクエストありがとうございました!
🥷は細すぎ・童顔・髪がふわふわすぎ だから、女装だと現代の 可愛い はできるけど 妖艶 とか 色気 は無理だなって判断して、不思議な雰囲気で惑わしてくる儚げ美少年にしました。
挿入中のキスで🥷の雰囲気が戻ったのは、前半頑張ってたんだけど好きな人のモノ入れてキスしたら我慢できなくなっちゃって理性切れちゃった みたいな感じです。伝われ!
いつもと少し違った雰囲気を出したくてめっちゃ言葉選んだつもりなんだけど伝わりました、?
書くの難しかったけど楽しかったです。
イベント積極的に参加してくれて助かる😵💫😵💫
ガッツリやってくれるから見応ええぐい
あとほんとに長酒が過ぎてて時間溶けてんのよな
気づいたら12時間コースなのカスすぎ
コメント
8件
わぁ✨️✨️✨️💗💗 kgtにお色気は良い…!!!!普段はされるがままなkgtがちょっと優勢になって調子乗っちゃう(?)の可愛すぎる!!!!ruも我慢できてないのめちゃくちゃ好きです!!!!💗💗🫶
えっ...ち...だ...。 語彙力神過ぎて... 死ぬ前にこの神作を読めて良かった
リクエストした者です!執筆していただきありがとうございました!🙇 kgtの普段は見えない、見せないであろう忍者の部分がとても魅惑的に表現されてて最高でした…!誘惑の仕方とか雰囲気が解釈一致すぎて爆ぜそうでした!ruが形勢逆転するときのちょっとピュアっぽいタジタジから、一気に攻めの姿勢に入ったとこもすごく良かったです!! これからも応援してます!💪💪