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あの後帰りの時間までゴブリンを倒し、お金を稼いだ私は5層の街の武具屋まで来た。
「いらっしゃいませ〜」
武具屋に入ると若い店員さんが挨拶してくる
私は軽く会釈して周りを見る。
流石ダンジョンの中の武具屋だ、至る所に剣から銃器に防具まで所狭しに並べられている
価格はピンキリで1万円の剣から高くて1億もする杖まである。私は防具が並べられてる場所まで移動し物色し始める。
「予算は高くて5万出来れば安い方が良いな
ネットで初心者用探してみるかな」
スマホ片手にネット検索すると初心者オススメ防具!と言う動画を見つける。色々と紹介されていたが、とりあえずモンスターの素材が使われた装備なら初心者は何でも良いと言われていた。武具にオプション、効果が付与された物なは尚良いらしい。あと武器のオススメも紹介されていたから武器の確認もする。
1万のメリケンがいつ壊れるか分からない。
なんか少し錆びが増えていて不安だ。
「ちょっと、武器も見てみよっか」
私はお店の中を周り予算以内で買えるナックルと防具を探して数分、私はお店の隅に置いてある赤色のガントレットに目が止まる。
手の甲の部分に五つの窪みが付いている。
何故か非常に気になってしまう。
「店員さん、これ値札付いてないけど何円ですかね?あとオプションとかありますか?」
店員さんが此方に早歩きで近づいてくる。
「これですね…こんなのあったけ?えっと、ちょっとお待ち下さいね。お客様」
店員さんは店長さんらしき人と話し始める。
数分し話が終わると此方に戻ってくる。
「お待たせ致しました。申し訳ございませ
ん、此方お値段は5万円になります。」
「ん、コレはオプションとかありますか?」
「此方の武器はオプションは無いですが、ミスリルで出来ていますので長く愛用出来る一品となっています。非常にお買い得ですよ」
ミスリルと言えばB級からA級の人達が使うような装備に使われる素材だ。安くてもミスリルを使った装備なら最低でも100万はするはず。
何か怪しい…指摘しても良いが、ギャンブルだと思って購入してみるか。私は赤いガントレットをその場で購入してお店を後にする。
店を出て気づいたが武器は買ったが防具を忘れていた。まぁ私にはまだ必要無いだろう。
時刻は18時、録画を終了してからお家に帰りますかね。私は録画を終了し近くにあったベンチに座り何気なくガントレットを嵌めてみる。
私には少し大きかったガントレットが、嵌めた瞬間に私の手のサイズに調整される。
「自動調整が付いているのか、凄いな。オプション付いて無いと言ってたが、店員のミスだろうか?」
明日はガントレットの機能テストをして行けるとこまでダンジョンを降りてみるか。
明日の事を考えながら私は転移ゲート使いダンジョン入り口まで戻り、ギルドの受付にて魔石の買い取りをする。
「はい、白い小魔石1個300円で26個ありますので合計で7800円になります。
結構倒されましたね。5層ですか?」
「はい、5層でゴブリンを倒してました。」
「5層は一番始めたての探索者さんがケガする場所ですので気お付けてくださいね」
「…はい、気おつけます。心配してくれてありがとうございました」
私は受付の方に手を振りギルドを出ていく。
一人なのに魔石が多くて心配掛けちゃったのかな、少しずつ売るのも考えておくか。
帰りにスーパーで夜ご飯の材料を購入し家に着くころには時刻は21時になっていた。
「ただいまー」
「おかえり、お腹空いた〜」
「ごめんごめん、今すぐ作りますね」
私は台所に立ちお鍋をコンロにセットしてすき焼きを作る、しゅうゆ仕立ての定番の奴。
たぶんコウモリさんも気にってくれるはず。
出来上がるとリビングのテーブルにお鍋を移動させる。コウモリさんは初めての料理に、子供みたいに目がキラキラしている。
「うまい!お肉も旨いけど、出汁が染み込んだ野菜も旨くてご飯が進むわね!」
「4人分作ったのでゆっくり食べてくださね。喉詰まらせるの怖いですから」
コウモリさんあっという間に全て平らげてしまい、満足そうにソファに寝そべる。
私は今日手に入れたガントレットをコウモリさんに見せて、鑑定してもらえないか、
お願いしてみる。
「うーん、よく分からないわね。私のいた世界のアーティファクトとかの部類な気はするけど……分身体の私すらちゃんと鑑定出来ないから相当良い武器なんじゃ無いからしら」
「アーティファクトで良い武器っと、あれ…ん? 分身体って初耳なんですけど?」
「言うの忘れてたのよ。今の私は分身体でね、本体はふかーい地下の奥深くに封印されてるの。貴女には強くなって私の本体を早く解放して欲しいの」
「なるほど、新しい目標が出来ましたね…」
「まぁ、気楽に頑張ってね。それよりも…
ちょっとこっちに来てくれない?」
ソファに仰向けになり此方を見ながら手招きしてくる。コウモリさんは私のダボダボのTシャツに黒い短パンを着ていてダボダボのシャツからチラチラと大きな果実が見えている。
私は吸い寄せられる様にコウモリさんの上に跨り抱きつく。私の首筋にキスを降らしてからゆっくりと牙を刺してくる、チクッとした痛みが走るが気にはしない。コクコクとゆっくり私の血を飲む姿に愛らしさを覚える。
私はコウモリさんが多分好きなんだと思う…
けど、私の好きはどの好きなのか分からない。
家族愛?親愛?情愛?分からないけど、今はまだ考えなくても良いのかなって思う。
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次の日朝、私は福音ダンジョンに行くためにダンジョン行きの電車に揺られていた。
「眠い…コウモリさん…寝相が悪過ぎ」
あの後ソファからベットに移動して床に着いたのだが、私の身体を結構な強い力でホールドしてくるので息苦しくて寝れなかった。
眠気を抑えて私はステータス確認をする。
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山田愛菜
レベル11 Gランク
HP50/50 MP72/72
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スキル
〇〇の吸血鬼の従者,魅力,怪力,
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昨日のゴブリン狩りで2レベルも上がっている
普通ならパーティーを組んで戦うから経験値の手に入る量はソロの方が多いからだろう。
それか吸血鬼は強くなりやすい?とかかな
昨日は色々考えちゃだけど、今はダンジョンに集中しよう、早く強くならないとね。
#ファンタジー