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〜白髪少女の恋事情〜
「東校の奴らが今朝あおにぶつかってこの辺の高校で探し周ってるらしいの…!!」
「えっ?で、でもお姉ちゃんは生徒会で仕事があるから…んー、まぁ一人でも大丈夫でしょ!!」
「初伊は昔から変なとこに男前なんだから…」
そう、由依ちゃんが言う未音さんは私のお姉ちゃんで生徒会長をやってるのだ。
「お兄さんは?」
「お兄ちゃんは西校だからすぐには…いざとなったらグーパンチで…!」
現西校副総長の兄ちゃんに習った一撃必殺…!
「もう、初伊ったら…とにかく今日はもう帰って!!」
「…………分った」
でも、真っ直ぐ家に帰らなかった…いや、帰れなかったんだ、天使の顔した悪魔…いえ、大魔王に出会ってしまったからです。
帰っている途中…いきなりだ、そう、とてつもなく。
「あ〜おちゃんっ!!」
「えっ…?」
「君噂のあおちゃんでしょ?」
誰…?あおを知ってる…?
「せ、せんぱぁ〜い、紗亜夜せんぱぁ〜い!」
待ってくださーい、と叫びながら走ってくる男の子…え〜と、桜井初伊、状況が全く分かりません
「あ、初めまして初伊先輩♡」
「へ?…わ、私家に帰るので!さよなら!!」
嫌な予感がして走り出そうと思った時…
「待って!!」
止められてしまった…
「何ですか?」
「ん〜?何って、君を使って西にケンカ売ろうと思って!」
え、笑顔でそんなこと言われても困ります…ていうか、笑顔が黒い…!!
「紗亜夜先輩笑顔でそれは怖いっす、、」
この男の子は常識人だ…!良かったぁぁぁ
「あ!名前名乗ってなかったね!僕は東弥紗亜夜(とうや さあや)♪」
「僕は成瀬光(なるせ ひかり)って言います。気軽に光くんってよんでね〜」
「は、はぁ、私は桜井初伊です」
「知ってるよ〜中央校の生徒でしょ?」
なぜそれを…?!本格的にヤバイかもしれない。
「ま、今日は様子見だからいいやぁ〜、またねう〜いちゃんっ」
「置いて行かないで下さいよ〜せんぱぁ〜い」
………嵐が過ぎ去っで行った…由依ちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、私はまた面倒事に首を突っ込んでしまったようです…
続く
初めてのストーリーですが長いお話になりそうです!コメント等喜びます!三話も宜しくお願いします