TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


ショッピ 視点


N国の任務の帰り。ふとお腹がすいた俺は、近くのコンビニにより、いつも食べてる味噌のおにぎりを買った。


基地に帰ってから食べようと歩いていると、コンビニを少し過ぎたところの路地裏で知らない男たちに囲まれた。


ショ「何すか?、アンタら…」

?「君が、ライト・ショッピかな?」

ショ「そうっすけど…」

?「私はS国の者だ。君の活躍を聞き、引き抜きに来た次第である。どうだ、うちの軍に入る気はないか?」

ショ「いや、断る。俺はW国という軍に加入済みなんでね。悪いが、他を当たってくれないか。」

?「そうか…では無理矢理来ていただくしかないな。こちらとしても手荒なマネはしたくなかったんだが…」

ショ「っ!」


そう言うと、男たちはガスマスクを付けて煙を放った。


ショ「(何だこれ…!…ま…さ….か…)」ドサッ

?「やっと手に入れたぞ!これで、私のものだ!」


俺は男たちに囲まれながら、薄れる意識の中車へと運ばれ、俺の意識はそこで途絶えた。


ゾム 視点


ゾ「ショッピくん遅いな……もう戻ってもいい頃なはずなんやけど……」


N国の任務へ行ったきり戻って来おへん。どうしたんやろ…


そんな考えとはうらはらに、本部のアナウンスが鳴り響いた。


『緊急!たった今ショッピくんが攫われた模様!至急、会議室に集合や!』


と、ロボロが焦った声で言った。攫われた…?まだ任務に出てそんなに経ってないで?どうやってかぎつけたんやろ…そう考えならも会議室へ向かった。


グ「よし、全員集まったな。では会議を始めよう」


テーブルを囲んでメンバーが座っていた。メンバーがそれぞれ殺気立っているのがわかる。殺気立っているのは俺も一緒や。ショッピくんを攫った代償はきっちり払ってもらわな割に合わへん。


グ「早速だが、大方話は聞いているかな?」

鬱「ああ、それは、俺が話しておいたで」

グ「おお、話が早い。では、作戦を説明するぞ。」


コネシマと鬱先生で先陣を切り、ゾムとトントンで片付ける。ロボロは情報を伝える。ペ神とエーミールは基地に残ることになった。


グ「最近の調べによると、薬に詳しい奴を集め、さまざまな薬を開発しているらしい。もしかしたら、”洗脳”なんてことも有り得るかもしてない。」


グルッペンがそう言うと、一気に静まり返った。そりゃそうだ。俺らのような十数年任務をこなしてきたいわゆるベテランでも、薬を扱うような国を相手にするのは極めて少ない。


ましてやショッピくんは、WRWRD国に加入して一年かそこら。あの華奢な体では、どこまで耐えられるか分からない。すると、コネシマが沈黙を破るように叫んだ。


コ「俺らが、暗いままでどうすんねん!みんなでショッピを信じてあげようや。それが仲間っちゅうもんやないか!」

鬱「シッマがそんなん言うの初めて聞いたわ。」

コ「何でやねん!アイツは俺の後輩やから、きちんと帰ってもらわな思っただけや!」


そうや。ショッピくんを助けるんや。俺たちが沈んでちゃあかんねん。


絶対、無事でおれよ……



ショッピ 視点


ショ「…ん?……ここは……?」


目を覚ますと、そこは冷たく暗い石造りの壁で、いかにも拷問部屋というかんじだ。


俺は、椅子に座らされ手足は紐できつく縛られているため身動きが取れない。すると、いかにも幹部?らしき人が部屋に入ってきた。


?「やあ、お目覚めかな?私はここの幹部をしている。まあ、Kと名乗っておくよ。さて、単刀直入に聞こう。私の国に来ないか。」

ショ「嫌っす。何度言われても俺は、W国から離れる気は無いっすよ。」

K「その様子だと、何度聞いても来ないの一点張りだろうね。そういう頑固な君には、こういうものを用意したんだ。」


そう言うと男は、白衣のポケット液体が入った注射器を取り出した。


K「これ、何かわかる?」

ショ「……」

K「わかんないよね。まあ、打ってみたらわかるよ。」

ショ「っ!やめろっ!…」

K「おいおい、暴れるなよ。注射器が折れてしまうぞ?針が中に入ってしまってもいいのかな?」


男は、俺に薬を打ってきた。必死に抵抗したが、全身が縛り付けられているため、成すがままにされた。


ショ「あ、頭が…痛いっ……ハァ……ハァ……」

K「即効性が凄いな、これは。この薬は、脳の働きを操作出来る効果があってね。ある種洗脳と言ったところかな。これから君には私の駒になってもらう。」


は?…何を言ってるんだ、コイツは…でも、こいつの言う通り、自我が…無くなっていくのがわかる……ヤメテクレメンス……



嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ…



俺は、まだ軍でやり残したことがあるんや…



まだ…コネシマさんを…殺せてへんのに…



気づいたときには…もう…



K「俺の駒になってくれるな?」

ショ「はい。」

K「ショッピという名前を捨てて、新しくリゾルトという名前を授ける」

ショ「ありがたき命名。大切に使わせていただきます。」

K 「早速だが、命令を出す」

ショ「何でしょう。」

K「W国を潰してこい。」

ショ「仰せの通りに。あなたのために精一杯勤めさせていただきます。」



トントン 視点


ト「(ショッピくんどこや…?)」


敵国の地下室であろう場所で、コネシマと大先生とゾムとでショッピくんを探していた。


ト「ロボロー、ショッピくんの場所わかる〜?」

ロ「多分、GPSが反応してるところを見ると、地下一階の1番奥の部屋におるんちゃうかな?」

ト「OK!捜してみるわ。」


無線を切り、辺りを見回すと、そこに彼はいた。部屋の前で男の前に剣を持って立ち、こちらへ構えていた。


ト「ショッピくん!何や、殺意剥き出しで立っとって……」


そう話しかけても、反応はない。


ト「ショッピくんの様子、ちょっとおかしな    い?」

コ「俺に対しての殺意はいつもの事やけど、いつも感じる殺意とは違うな…」

ゾ「あれ、ひよっとして洗脳…か?」


うわっ、マジか…洗脳か……なんて驚いていると、ショッピくんがこちらへ斬りかかってきた。何か言ってるようだった。


ショ「憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いニクいニクいニクいニクいニクいニクいニクいニクいニクい…お前たちが憎い!今すぐ死ね!」


えっ?は?…何言うてるん、こいつ…


ト「ショ…ショ…ッピ…くん?」


よく見ると、首元に注射痕があった。しかもご丁寧に絆創膏まで…目も明らかに綺麗な青みがかった紫色の輝きが失われているように見える。


コ「おい!そこのお前!うちの仲間に何したんや!?」

K「私は、欲しいと思ったら何でも手に入れたいたちでね。こいつの噂を聞いたから是非とも我が国に引き入れたいと思ったんだよ。思い通りにいくには、やっぱり洗脳に限るね。ハハハハハ…」


それを聞いた瞬間、鬱が攻撃しようとした。だが、男はショッピによって守られた。


コネシマ 視点


コ「ショッピ!何でそんな奴守んねん!そんなにその男が大事か!」

ショ「うるさい黙れ。俺はもうショッピとかいうダサい名前は捨てた。」

ショ「今日から俺は、リゾルトだ。」

ト「何言うてんねん!お前のボスはいつだってグルッペンやないか!1ヶ月前、グルッペンに拾ってもらった恩忘れたんか!」


すると、ショッピくんはピクっと反応した。その瞬間、持っていた剣を落とし、そのまま頭を抱えた。


ショ「っ!痛い…」

K「ここに来れば、痛いのなんて忘れられる。さあ、こっちに来るんだ。」

コ「そっちに行ったらあかん!そこには、お前一人や!仲間なんかおらん!」

ショ「俺のボスは…グルッ…ペン…?」

コ「そうや。」

シャ「そっか…そうだったな…」バタッ

K「ちっ…」

コ「ショッピ!」

鬱「大丈夫。疲れて寝てるだけや」

コ「よ、よかった…」

鬱「さ、きちんと落とし前つけてもらおうやないか」

K「や、やだな…そんなに怒ることじゃないじゃん。僕はただ、ショッピが欲しかっただ…け…」ザシュッ

ゾ「よし、帰るか」



その後、S国は間もなくして地図から消えたのであった。



ショッピ 視点


ショ「んー……」


目が覚めると、そこは見慣れた場所だった。消毒液の匂いがツンとくる。


良かった…帰って来れたんだ…


ペ「あ、起きたんだね。薬が打たれていたから一応解毒剤は打っておいたけど、一週間は安静だよ?。もちろん、破ったら添い寝ね?」

ショ「あ、ありがとうございます」


すると、コネシマさんが駆け寄ってきた。


コ「起きたんか、ショッピくん!心配したでホンマに…」

ショ「ちょ、先輩。うるさいっす…でも、迷惑かけてしまったみたいで……すいません…」

コ「そんなことで謝んなや。それを補ってやるための軍であり、仲間やろ?」

ショ「そっすね…」

コ「とにかく、早く元気になりや!」


数日後、元気になったショッピは、コネシマ殺害に励んだのはまた別の話。

この作品はいかがでしたか?

312

コメント

2

ユーザー

めっちゃ好きです! ❤失礼しますっ!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚