テラーノベル
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カービィとは違う場所に流れ着いたパラワド。そこで、先に流れ着いていたジョセフとアメリカと出会う。そして、森の中を駆け巡っている「物体を【消滅】させる光線」についてジョセフが説明するが、説明の途中、その光線はジョセフ達がいる方へ迫って来ていた…
ワドルディの指す方向に目を向けると、見慣れてしまった青白い光線が、確実に自分達のいる方向へ迫り来ているのが、遠くながらもはっきりと分かった。
「やっべ…。こうなると……アメリカ、ワドルディ! 俺の背中に乗れ!」
アメリカは迷わず自分の背中に跳び乗るが、ワドルディは不安そうに乗るのを渋っている。
「あの、大丈夫なんですか…!?二人も背負って…」
「三人でそれぞれ走るよりも、こっちの方が皆生き残れるだろ?お前らは軽いし、走りに全然影響ないしな。地球上の人間の内では、逃げ足は速い方だと思うぜ」
「……そうですか…。じゃあ、お願いします」「しっかり掴まっとけよ、コイツ飛ぶからな」
ワドルディがやっと背中に跳び乗った。深く息を吸い込んだ後、一直線の方向に足を加速させる。
「うわぁっ!?ちょっ、速くないですか!?」「速くないと死ぬだろ…」
「…ワドルディ、今ビームはどの方角に進んでる?」「おい、ちょっと待て!俺じゃないのかよ!」
「お前はしょっちゅう方角間違えるだろ」
「…ええっと…、丁度西です!」「分かったぜ」
足を北の方向に向かって更に加速させる。しかし、地面に落ちている石に気付かず、つまずいた。
「「あっ…(終わった)」」
ああ、俺も終わったんだ。エリナおばあちゃん、スピードワゴン、お元気で───────
「おいちょっと、なんていう寝言言ってるのぜ…。もう…えい!」
ペチン、と顔を叩かれた衝撃で目が覚めた。目の前に5歳位の、魔法帽を被った幼女がいた。
「…よかった、やっと起きたのぜ…。あ、自己紹介しなきゃな!私は霧雨魔理沙、よろしくな!」
女の割に、男らしい口調だ。不思議な奴だな…
「…おう、俺はジョセフ・ジョースター。よろしくな」「そういえば、ここって─」
「森の上…つまり空なのぜ」
おいおい、そんなファンタジーな事が有るかよ、と思い、下を見ると、確かに森を上から見たような光景が広がっていた。よくみると、俺は箒の上にまたがっていた。
「ええっ…これって…」「そりゃ、魔法に決まってるだろ、お前」
信じられない光景だ。こんなの、おとぎ話でしか見たことがない。
「箒で空を飛んでる人を見たことはありますけど、こうして見ると…ちょっと怖いですね」
「これが魔法か…でも、科学や技術の力もそこまで近づいているからな!飛ぶのは車だけどな」
先に起きていたであろう二人は驚いてはいるものの、俺程ではない。
「車が飛ぶのか!?」「ああ、まだ想定の範囲だけどな!まあ、自動運転が先だと思うが」
「へぇー!!信じられないぜ、勝手に運転できる車なんて」
「だろ〜?俺ってすげーよな」「そこまで言ってないぜ」「…面白くない奴だな〜」
「なぁ、クルマって何だ?馬車、みたいなものか?」
「馬車ってwお前の常識は19世紀末で止まってるのかよwww今は21世紀だぜ?」「!?」
21世紀…!?まてまて、まだ20世紀の四半世紀とちょっとだぞ!?
「アメリカ、今西暦何年か分かってんのか!?」「何って、西暦2026年だろ?」「はぁ!?」
どうしたらそんな間違いするんだ…2026年だと…80年以上後じゃあねぇか!
「1世紀レベルの間違いしてるぞ、アメリカ…今は西暦1939年だぞ」
「はあ!?1939年って…第二次世界大戦開始の年じゃあねぇか!!あの忌まわしい年と今年を間違えるなんて、頭に原◯でも落とされたのかよ!!ま、落としたのは6年後の1945年だが」
「…ゲン…バク?なんだそれ」「マジか、原◯も知らんのか…」「ああ!?知ってるし!?」
「あーもう!ジョセフは…─!」「これだからアメリカは…─!」
「…あー、ケンカしているとこ悪いが、私、これから香霖堂っていう、不思議な物が置いてある店でこれよりちっさい箒貰いにいくんだけど…。空飛べない奴は他の飛べる奴に頼んでおいてくれ」
「「えっ!?」」「マジか…ワドルd」 「僕浮かぶことは出来るんですけど…飛ぶことは無理です!!」
「えぇ…てっきりお前…飛べるかと…ちょっとやっt」「無理なモノは無理です」「えぇ…」
「じゃあ、一か八かアメr」「俺も無理だからボール状になって魔理沙に乗せてもらうぜ」「うぅ…」
「俺どうすりゃ良いんだよ!?アメリカやワドルディみたいに小さくないし…」「…んんっ…?」
後ろには7歳位の、白いフードを被った、人一倍肌が白い少年が、目をこすっていた。…そうだ!
「…なあ、お前!」「…お前…?「お前」だって…?この多次元宇宙の神に向かって…「お前」だなんて…!無礼にも程がある!」
あれ…コイツもしかして厨二病??いや、7歳位だから小二病といったところだろう。というか、7歳の割に自分が多次元宇宙の神とか…拗らせ過ぎじゃねぇか?!あーもう、こんな奴に出くわすなんて今年のJOJOはマジで厄年かよ…
「…あー、「お前」は悪かったな…じゃあ、ぼくいくt」「は!?「ぼく」だと?俺は15000年以上生きてるんだ、子供呼ばわりはもっと駄目だ。全く…!」
うわ、コイツめんどくせぇ…でも、小2なら15000なんて数字は使わないはずだ…じゃあ、本当か。15000年生きてんの…。大体ワムウとおんなじ位か…にしては、ほぼ裸どころか、服が近代的過ぎ…最早未来的なんだよなぁ…。
「じゃあ、産まれた年は?」「あんまり覚えていないが…そうだな、2000年前後だと…」
「あー、じゃ俺、君の一世紀位年上だな」「は?」「俺1920年生まれだもん」「…え?」
「2000年前後って、俺の孫どころかひ孫生まれてるぜ?ま、その頃には俺はお陀仏だが」
小二病が口を閉じた。いや、一万年生きてるから万二病か。下を向いてできた、フードの影のせいで、悔しがっているのか、泣いているのか、表情が読み取れなかった。
「…仕方ない、年下なのは認める。でも、立場は俺の方が上だからな」「へいへい」
取り敢えず、うまくまとまってよかった〜…なんかこっちの方が丸め込まれてる気がするけど…ま、コイツ相手するの超めんどくせーし、下手にツッコまないでおこう…
「あ、じゃ早速お願いだけど」「立場上って言っただろ」「俺を空に連れてって♡」
「空中でパラグライダー無しの落下体験をしたいのなら、喜んで連れてってやるが」
「冗談だよ!冗談!空飛ばないといけないの!、俺!」「…一人で飛べる道具一つは作ってやる」
「よっしゃー!!サンキューだぜ!…あ、そういえば、名前聞いてなかったな、俺はジョセフ・ジョースター。お前は?」
「しれっと俺のことお前って言うな…Error404だ」「じゃ404だな」「…。」
「よし、着いた!あれが香霖堂だ!この…ミニ八卦炉の作者がいるぞ!」
目の前には、少し古風なレンガ製の建物が建っていた。
コメント
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ジョセフの原◯知らないか否かは、アメリカが原◯製造に本格的に取り組みだしたのが、1942年のマンハッタン計画、2部は1938〜39年が舞台なので、ジョセフは時代的に知らないということで判断しました…不快に感じたのならごめんなさい、PBのアメリカならめちゃくちゃ言いそうなので…
404さんの生まれた年については、Alphataleのプロローグが1987年の若きガスター(Alphataleでは女性、なので404さんのお母さん)がアンダインを作り出すところから(この頃404達は生まれていない)始まります。そしてなんやかんやあってガスターが女王になって、後継ぎのため子供が欲しいってなります(語彙力皆無)