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翔太 side

亮平💚『お薬入れた?パスポートは?ノートに簡単な韓国語書いといたから』


たかだか2泊するだけ、スタッフもいるのに準備に余念が無い。俺の偏頭痛まで気にして頭痛薬も準備してくれている。旅行バックには丁寧にパック詰めされたスキンケアグッズや綺麗にアイロン掛けされたシャツが入っており、その中に大事なノートも入っていた。〝ありがとう飛行機の中で読むね〟亮平は離れがたそうに俺の指先をずっと握っている。きちんと身体に触れて来ないのは我慢できなくなるからだ。

亮平が沖縄に行った時の事を思い起こす。留守にする方は割と平気そうだった事を思い出した。俺はその教訓を踏まえて、寂しそうに振る舞った。それが功を奏したようで、不安そうだった亮平は俺がマンションを後にする頃には硬い表情から一転優しい、いつものアイドルスマイルで俺を玄関先まで見送った。


翔太💙『毎晩電話するからね、ちゃんと電話に出てよ』


亮平💚『うん…待ってる///気を付けてね』


優しく触れるだけのキスをすると、ゆっくりと指が離れた・・・急に寂しくなって亮平に抱きつくと、バランスを崩した亮平ごと壁に追いやり激しく唇に噛みついた。


翔太💙『やっぱ行くのやめようかな…ギュッてして亮平大好き…』


何故だか亮平は大好きを返してくれないしギュッてもしてくれない〝ほら飛行機遅れたら大変だよ〟そう言って追い出すように玄関扉を開けると手を振ってる。何だかモヤモヤする。もっとイチャイチャしてくれると思ったのに、家で待ってる時も家を留守にする時もどちらも俺の方が寂しそうじゃないか。

悲しくなって下を俯くと、可愛らしく下から亮平が覗き込んできた。


亮平💚『大丈夫?具合悪い?』


翔太💙『うん絶不調だよ…亮平の愛が足んない』


〝まぁそれは大変〟玄関扉を閉めると亮平は勢いよく俺を抱きしめた。亮平の香水がふわっと優しく薫って身体がゾクゾクする。


亮平💚『今の気持ち…忘れないでね大好き愛してるよ翔太////しっかりお仕事しておいで』


離れ際手首を掴んだ亮平は〝お返し〟と言って俺の唇を奪うと顔を埋めて鎖骨の下辺りに吸い付くとキスマークを付けた。


翔太💙『ンンッ////』


亮平💚『誰にも見られちゃダメだからねっ』


翔太💙『うん…』


〝シャキッとしなさい〟デレデレと緩んだ頰を亮平はパチンっと優しく叩くと〝頑張って〟と言って送り出してくれた。マンションの下まで来ていたマネージャーの車に乗り込むと緩みっぱなしの頰を先に乗り込んでいた蓮に抓られた。


翔太💙『いひゃい』


蓮 🖤『つまらない男の事はさっさと忘れてね!お仕事なんだから』


つまらない男は余計だろっ人の彼氏を失礼な言い方して〝ふんっ失礼な奴〟窓際に張り付いて外を眺めた。連日猛暑日の東京の街並みは人通りが少なく、歩いている人はまばらだった。日傘を差して歩く人達も足早にビルの中に消えて行った。あれ…ラウール〝ラウールは拾わないの?〟いつのまにか近付いて来ていた蓮にびっくりする。耳元で〝直接韓国入りだって…暫く2人きりだねしょっぴー〟と言うと運転席が見えない事を良いことに伸びてきた手が嫌らしくお腹を撫でた。


翔太💙『やめて!』


蓮 🖤『しーっ良い子だから静かにしましょうね』


急に座席のリクライニングが後ろへ倒れるとびっくりして大きな声を出すと、運転手が〝大丈夫ですか?〟と聞いてきて蓮はクスクス笑ってる。


翔太💙『すいません…大丈夫です』


お腹を撫でる手がシャツを捲ると、さっき約束したばかりのキスマークが…車に乗って10分も経たないうちに見破られる。約束破っちゃった…それにキスマークの上から吸われている上に新たに数箇所吸い付いている。

下半身に伸びてきた手はジーパンのわずかな隙間から侵入すると下着越しに上から撫でられ、胸の突起を空港に着くまで弄られた。〝やめてよ…〟弱々しい俺の声は蓮には興奮材料でしかなく、ひたすらに楽しんだ蓮は空港に着くと目をキラキラさせて俺の手を引くと〝それじゃぁ行きますか韓国〟と言って意気揚々と車を降りると、灼熱の太陽が燦々と降り注ぐもとでサングラスをかけていてカッコいい。俺はもう既に帰国後の疲労感を漂わせながらよろよろと車を降りると、眩しい日差しに慌ててサングラスをかけた。


蓮 🖤『翔太カッコいいね。サングラス似合ってる』


カッコいい蓮に言われるなんて嬉しくなって顔が熱くなった。 〝楽しみだね翔太初韓国でしょ?〟搭乗口に向かって歩きながら蓮はさっきまでの事など何事も無かったみたいに普通に喋っている。俺はと言うとようやく大人しくなった下半身が疼いて仕方なかった。適当に相槌を打つとトイレに駆け込んだ。扉を閉める間際に駆け込んできた蓮が〝手伝うよしょっぴー〟と言って扉を閉めると狭いトイレに押し込められる。


翔太💙『放っといて!出てってよ』


蓮 🖤『しーっ1人じゃ大変だよ大丈夫秘密にしとくから、力抜いてて…あっ声は抑えるんだよ』


今の所何一つ上手く行ってない。全部蓮の思う通りに働いていて、亮平に言えない事ばかり起きてる。


翔太💙『ンンンンッ////出ちゃう…ヤッ』


冷めきってない俺のモノは、蓮が口に含むとすぐに勃ち上がり、数回手で上下に擦られれば蓮の口内白濁を放った。頰を伝う涙を蓮が舌で舐めとると頭を撫でて〝良い子だねちゃんと静かにイケたね〟と言って俺は蓮の肩に身体を預けると、優しく抱きしめて俺を支えた。

東京から韓国までは2時間半くらいのフライト時間だ。亮平が書き込んだノートを見ようと離陸前にバックから取り出すとマネージャーが座る予定の隣の座席に蓮が座っている。


翔太💙『お前何してるの?』


蓮 🖤『んっ?変わってもらった。離れがたいじゃん』


ノートを見られたくなくて咄嗟にシャツの中に隠すと自分の座席に座った。隣にいたんじゃ読めないじゃん。ホテルに着いてからしか見れそうにない。隣に座る蓮から畳み掛けるように異様な攻撃に合っている。現地で待つラウールに早く会いたい。流石に3人なら何もしてこないだろう。さっきから足を絡めてきて、時折手が伸びてきて指も絡めてくる。飛行機の中では逃げ場もなく、なす術がない。朝から気を張ってるせいで離陸から一時間程で睡魔に襲われ寝てしまった。

目が覚めると蓮の肩に頭をちょこんと乗せて眠っていた。ふと手に持つスマホの光が気になって開くと、便利なモノで飛行機の中でもWiFiの大活躍によって送られてきた亮平からの怒りのメッセージに目が止まった。


亮平📩『お幸せな写真をご丁寧送って頂きありがとう蓮💢可愛いうちの子に手出したらただじゃ済まないから💢』


もう手出されました…亮平助けて・・・心の声は届くはずも無く韓国上空の空にかき消えた。

キッと蓮を睨みつけると一難去ってまた一難。お腹に隠していたノートを蓮が食い入るように見ている。慌てて取り返そうとするも、大事なノートが曲がりそうになって慌てて手を離した。


翔太💙『お願いだから返して!』


蓮 🖤『里心が付くといけないから、滞在中は俺が預かるよ』


そう言って蓮は足元に置いていた鞄の中にしまった。里心って何だよ子供じゃないゾ。

本当に全てが上手くいかない。亮平に送った写真を見ると、ご丁寧に表題までつけられている

〝隙だらけ韓国旅♡〟

呑気に蓮の首元に顔を埋めて寝ている蓮の自撮り写真だった・・・一時間前の自分を殴ってやりたい。

韓国に着くと慌ただしくスケジュールが詰め込まれていて余計な事は考えずに済んだ。空港でラウールと合流するとワゴン車に乗り3人でレストランやカフェに行って撮影をし初日を終えた。

ホテルが3人バラバラで助かった。


ラウ🤍『晩ご飯どこ行く?翔太くん何食べたい?最年長が決めて良いよ』


なんて出来た弟なんだ!蓮と大違いだ。俺何を思ってるが分かったようで上から睨みつけてる。


翔太💙『や、き、に、く』


ラウ🤍『言うと思った。ちょっと待って美味しいとこ現地のスタッフに聞いてくるから』


どこまでも頼り甲斐のある弟だ。


翔太💙『お前と大違いだ。安心安全な弟くんとだったら朝まで一緒に居たって何も起きない自信がある』


蓮 🖤『どうだかな…俺と居ても安心安全ですよお兄さん。試しに今晩どう?』


どうもこうもあるかよ、試す必要性を全く感じない。〝冗談言ってないで早くノート返せよ!大事なんだよ〟蓮は面白くなさそうな顔をして鼻で笑うと、俺の耳元でこっそりと囁くと近くのソファに腰掛けた。

〝好きの向こう側の答え教えてあげようか〟


ふざけやがって…蓮は俺の顔を見て少年がイタズラをし終えたみたいに、腹を抱えて笑ってる。コイツいつからこんなに性格悪くなったんだよ。

ラウールが無邪気な笑顔で戻ってくると、ホッとする。〝美味しそうなお店紹介してもらった〟とすごく嬉しそうだ。


翔太💙『ん〜ラウールお前可愛いなぁ〜ありがとう行こうぜ』


ラウールと腕を組んでタクシー乗り場まで向かう。後ろへ向き直り〝ほら行くぞ〟と蓮に言うと舌を出して嫌な態度をとった。蓮は鋭い目付きで意味深な笑みを浮かべゾッとした。

タクシーで10分程走って着いた焼肉屋さんで、蓮とラウールはビールを飲んで楽しそうに二人話し込んでいる。俺は過去の教訓から亮平がいる時以外ではお酒は飲まないようにしている。それにしても二人美味しそうに相当お酒を飲んで、食べてる。


翔太💙『二人ともそんなに飲んで大丈夫?』


ラウ🤍『大丈夫翔太くんがいるから平気////』


俺言葉喋れないのに・・・正直二人がいる事で初韓国も安心していたのに〝あまり酔わないでよ〟言ってる側から蓮はすでに左手にグラスを掲げたまま船を漕いでいる。こんなでかい二人の面倒なんて見れないぞ。

食事を終える頃には、二人はベロンベロンに酔っ払っていた。3人でタクシーに乗り込みそれぞれのホテルを伝えると一番近いウラールのホテルに到着した。タクシーを待たせてラウールをホテルのフロントまで送り届ける。


翔太💙『部屋まで送ろうか?ちゃんと鍵持ってる?』


ラウ🤍『ふふっお部屋でイイことする?翔太く〜ん俺は構わないよ』


何が構わないいんだか。〝冗談言えるから大丈夫だな!おやすみ〟ふいに手を引かれて唇にキスをされ驚いて顔を見上げると真剣な表情で見つめられ、困惑する。手が伸びてきて頬を撫でたラウールは〝本当綺麗な肌….おやすみ翔太くん〟踵を返して颯爽とエレベーターに乗るラウールを見送ると、再びタクシーに乗った。ラウールの普段見かけない男の表情に胸がドキドキと騒いだ。次に俺のホテルに到着し降りようとするも、隣の蓮は爆睡していて揺すっても起きない。〝はぁ….マジかよ〟スマホアプリを駆使して蓮のホテルまでお願いすると2分ほどの近距離だった。ここからは歩いて帰れるな・・・


翔太💙 『おい蓮着いたぞ!起きろ』


蓮は珍しく悪酔いしたのか頭を痛そうに抱えてよろよろとタクシーを降りた。脇を抱えながらホテルのエレベーター前まで送り届けると〝大丈夫?一人で行ける?〟と言うと〝うっ吐く….気持ち悪い〟そう言って床に蹲み込んだ。


翔太💙 『マジかよ…..部屋まで我慢できる?何階?』


蓮の部屋の前に着き鍵を開けて入ると、蓮をトイレへ運んだ。〝俺外に出てるから水買ってくるよ〟部屋を出ようとドアノブに手をかけると、後ろに気配を感じて振り返ると冷たい扉に背中が張り付いた。


蓮 🖤 『甘いんだよ翔太?俺が酔っ払うわけないでしょ?』


先程までの酔っ払った蓮はそこには居ない。

蓮の細い腕が伸びてきてビクリと身体が震えるとクスッと笑った。

カチャッと鍵を掛けドアガードをすると 頰を少しだけ赤く染めた蓮は、鋭い目付きで俺を捉えるとニヤリと意地悪く笑った。


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