テラーノベル
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薄暗い部屋の中、みことは熱に浮かされたような瞳で、すちを見上げていた。
身体中に残る痕がじんじんと熱を持っている。
噛まれた場所を撫でられるだけでも甘い震えが走ってしまって、みことはもうまともに思考できなかった。
「……みこと」
すちが低く名前を呼ぶ。
その声だけで胸がきゅうっと熱くなる。
「ぅ……すちくん……」
掠れた声で呼び返せば、すちは優しく頬を撫でた。
それから、ゆっくりとみことを抱き寄せる。
触れ合った熱に、みことは小さく震えた。
「力抜いて」
「……ん」
何度も甘やかされて、蕩けきった身体は素直だった。
すちはみことの腰を支えながら、ゆっくりと身体を重ねていく。
「っ……ぁ……」
熱が押し寄せてくる感覚に、みことの指先が震える。
優しく、丁寧に、すちはみことの反応を確かめるように進んでいく。
絶頂を繰り返したせいか、みことの中は熱く、柔らかく蕩けていた。
「……っ、やば……」
すちは思わず息を呑む。
ふわふわに緩みきった内側が、触れるたびきゅうっと締め付けてくる。
まるで離したくないと縋られているみたいで、理性が削られていく。
「みこと、力抜いてる?」
「ぅ、ぅぅ……っ、わかんな……」
涙目でそんなことを言うみことが可愛すぎて、すちは額へ軽くキスを落とした。
「かわいすぎ」
「っ……」
そのまま、さらに深く埋め込んでいく。
みことの身体がびくびくと震え、甘い声が漏れた。
「ぁ……っ、すち、く……」
「うん」
「っ、ぁ……ぅ……」
最後まで触れ合った瞬間。
みことの身体が大きく跳ねた。
「ぁっ……!!」
簡単に絶頂してしまう。
背中を反らし、すちへ縋りつきながら、みことは震える吐息を漏らした。
熱に蕩けた瞳から涙が滲む。
「ん、ぁ……っ、すち、く……ん……っ」
すちはそんなみことを抱き締めたまま、危うく理性を持っていかれそうになる。
締め付けが強すぎる。
柔らかく包み込まれる感覚が甘すぎて、頭がくらくらした。
「……だめ、ほんとにかわいい」
掠れた声で呟きながら、すちは震えるみことの髪を優しく撫でる。
みことはもう力が入らないのか、すちの肩へ顔を埋め、甘えるように擦り寄るだけだった。
その姿が愛おしくてたまらなくて、すちはもう一度深く抱き締めるのだった。
薄暗い部屋の中、みことはすちへ縋りついたまま、細く震えていた。
身体を重ね、深く繋がったまま。
すちは無理に動こうとはしない。ただ、みことを落ち着かせるように背中を撫で、髪へ優しく口づける。
「……大丈夫?」
「ん、ぅ……」
けれど、みことの返事はもうまともじゃない。
熱に蕩けた瞳は潤み、息は浅く乱れている。
絶頂を繰り返した身体は敏感になりすぎていた。
すちは馴染むまで待つつもりだった。
なのに。
「っ……ぁ」
みことの身体が、勝手に震える。
内側がきゅう、と収縮する感覚に、すちの呼吸が止まりかけた。
「……みこと」
「ぁ、ぅ……っ」
みこと自身、無意識だった。
身体が勝手に反応してしまう。
触れ合っているだけなのに、熱が奥から溢れてきて、甘い痺れが全身を駆け巡る。
「ん、ぁ……っ、ぁ……」
細い喉から、蕩けた声が漏れる。
力の入らない身体はぴくぴく震え、すちへ必死にしがみついていた。
きゅう、とまた締め付けられる。
「っ……」
すちは思わず眉を寄せた。
柔らかく、熱い。
しかも絶頂の余韻で無意識に収縮を繰り返しているせいで、理性を削るような刺激が続く。
「みこと、それ反則……」
「ぅ、ぅぅ……っ」
みことはもう返事もまともにできない。
快感に飲まれたまま、肩を震わせて喘ぐ。
唇の端から、とろりと涎が零れた。
「ふ…ぁ……っ……」
掠れた声。
涙で潤んだ瞳。
とろとろに蕩けた顔で見上げられ、すちは危うく理性が飛びそうになる。
さらに、きゅうっと締め付けられる。
「んっ……ぁ!」
みことの身体が跳ねた。
また甘い波に飲まれたのだと分かる。
動いていないのに。
ただ繋がっているだけなのに、みことは何度も小さく震えてしまう。
「……っ、ぁ、ぁ……」
甘い声が途切れない。
すちは深く息を吐きながら、みことの頬を優しく撫でた。
「そんなに気持ちいい?」
「っ、ぅ……わか、な……っ」
ぽろぽろ涙を零しながら、みことはふるふる首を振る。
頭が真っ白で、何も考えられない。
ただ、すちに抱き締められているだけで幸せで、身体の奥が甘く痺れてしまう。
すちはそんなみことを愛おしそうに見つめ、額へそっと口づけを落とした。
「ほんと、かわいい……」
すちは、みことを抱き締めたまま深く息を吐いた。
腕の中のみことは、もう完全に蕩けきっている。
潤んだ瞳。熱に染まった頬。浅く乱れ続ける呼吸。
ただ触れ合っているだけなのに、みことの身体はぴくぴくと小さく震え続けていた。
「……みこと」
「ぅ……」
返事は甘く掠れている。
すちはその頬へそっと触れた。
「無理してない?」
「……して、なぃ……」
ふるふると首を振るみこと。
その拍子に、首筋へ散った濃い痕がちらりと見える。
自分が付けたもの。
その事実だけで胸が熱くなる。
すちは堪えるように目を伏せ、それからゆっくりとみことの額へ口づけた。
「いっぱい気持ちよくなっちゃったね」
「……っ」
みことは羞恥で瞳を潤ませる。
けれど否定できない。
身体は正直で、今も内側がきゅうっと震えてしまう。
「ぁ……っ」
その反応に、すちは思わず笑ってしまった。
「ほら、また」
「んっ、ぅぅ……」
みことは恥ずかしそうにすちの肩へ顔を埋める。
すちはその背中を優しく撫でながら、落ち着かせるようにゆっくり呼吸を合わせた。
しばらくして。
みことの震えが少しだけ落ち着いてきた頃。
すちは髪を撫でながら、静かに囁く。
「……動いても大丈夫そう?」
みことはぴくりと肩を揺らした。
それだけで、また身体が熱くなる。
けれど、怖くはなかった。
すちが優しく抱き締めてくれているから。
だから、みことは赤くなったまま小さく頷く。
「……ん」
すちはその返事を聞くと、愛おしそうに目を細めた。
「良い子」
まるで宝物を扱うみたいに頬を撫でる。
その優しさに、みことはまた胸がいっぱいになってしまう。
すちは焦らすように、ゆっくりとみことを抱き締め直した。
熱のこもった体温が重なる。
腕の中のみことはまだ熱に浮かされている。
首筋に残る濃い痕も、潤みきった瞳も、全部が愛おしくてたまらない。
「動くね」
その言葉のあと。
ゆっくりと熱が重なる。
「っ、ぁ……」
みことは小さく息を呑んだ。
丁寧に、様子を窺うみたいな動き。
けれど次の瞬間。
「ぁっ……!?」
強く、深く。
不意に与えられた刺激に、みことの身体が大きく跳ねた。
「す、ちく……っ!」
ガク、と腰が震える。
あまりに強烈な快感に、みことはまともに息もできなかった。
頭が真っ白になる。
背中が反り、指先が震え、甘い声が堪えきれず零れていく。
「ぁ、っ……ぁぁ……!」
すちはそんなみことを逃がさないように抱き締めたまま、さらに熱を重ねる。
そのたび、みことの身体はびくびくと揺れた。
耐えられない。
快感が大きすぎて、簡単に限界へ届いてしまう。
「んっ、ぁ……!!」
みことは震えながら果てた。
涙を滲ませ、すちへ縋りついたまま、細い喉から甘い声を漏らす。
けれど。
内側はさらに強く締め付けてくる。
「っ……」
すちは思わず息を詰めた。
柔らかいのに、必死に離すまいとするみたいに絡みついてくる感覚。
絶頂したばかりのみことの身体は敏感すぎて、無意識に収縮を繰り返していた。
「みこと、それ……」
「ぁ、ぅ……わか、な……っ」
みことはもうまともに答えられない。
快感に飲み込まれ、ふるふる震えるばかり。
唇の端から甘い吐息が零れ、瞳はとろんと蕩けきっている。
その姿があまりにも可愛くて。
すちは理性が崩れかけるのを感じていた。
「……だめ、ほんと反則だからッ!」
掠れた声で呟きながら、すちはみことの髪へ顔を埋める。
抱き締める腕に、自然と力がこもった。
みことはそんなすちへ甘えるように擦り寄り、熱に蕩けた声で名前を呼ぶ。
「すち、く……ん……」
その呼び声だけで、胸の奥が熱く満たされていくのだった。
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次話更新:♡1000⬆
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