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・教室
やっと授業終わった…
鈴音「葵ー!一緒にお昼食べよ!」
『ん。』
・屋上
鈴音「ねぇ」
『んー?』
弁当美味…
鈴音「葵ってさ、」
『うん』
鈴音「あの、三途だっけ、
あいつのこと気になってんの?」
『ケホッは、はぁ!?』
鈴音「で、どうなの?」
『そんな訳…』
…あるのかもな。
ただ、これで言ったら多分、バカにされる。
『そんな訳ないじゃん!!』
『何言ってんのよ鈴音!』
鈴音「まぁ、そんなわけないか。」
喉に詰まるかと思ったぁ…
鈴音「じゃあさ、太陽は?」
『はい??』
鈴音「太田太陽」
鈴音「あんたの幼なじみだし家近いでしょ?」
『ない!ないないない!!』
鈴音「そっか」
まじでこの人…
『鈴音、最近忙しい?』
鈴音「…まぁね〜、
親が忙しすぎてほとんど私が家事やってるし」
『お疲れ様。今度手伝いに行こうか?』
鈴音「じゃあ今日よろしく」
『おーけー』
・教室
はぁ〜…
なんか、やっぱ横のこいつ気になるなぁ。
…まつげなが。
結構イケメンなんだな…
マスクの下どうなってんだろ。
<キーンコーンカーンコーン
先生「では授業を終わります」
鈴音「葵ー」
『はい、今日も一緒に帰るのね』
――
鈴音「葵さー、
やっぱ三途くんのこと気になってるでしょ」
『だから違うって』
鈴音「だってさぁ、葵、
授業中に三途くんの方ずっと見てたじゃん」
うわ、見られてたのか…
恥ず…
鈴音「だから、ホントの事言いな〜?笑」
『言わない』
鈴音「チェッ」
バレませんように
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
3話一気投稿。これは死ぬ
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