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今日こそは話しかける。そんなことを言い続けてもう3か月が経とうとしていた。
「うーむ…接点はできるのはできるんだけどなぁ…」
そんなことを考えていると蓮が話しかけてきた。
蓮「今日の帰り道、ちょっと話したいことがあるんだ。咲乃にしか言えなくて…」
最初はおふざけで真剣そうに言っているのかと思ったが、やけに深刻そうな顔をするので聞くことにした。
「なに?話って。長すぎないように話して」
蓮「実は…」
聞く前から嫌な予感はしていたが、想像よりもはるか上の話だった。
「はぁ⁉彩希に告られたぁ⁉」
信じられない話に最初は受け入れがたかった。
蓮「本当なんだ。昨日の夜、LINEで恋バナしてたらその流れで…でも俺、好きな人がいるからって言って断った」
信じたくはないが、本当らしい。まさか彩希が蓮のことを…。だからこの前蓮が謝っていた時、少しぎこちなかったのか。
「まじで断ったのか…。もったいないなぁ」
彩希には申し訳ないが、内心私は嬉しかった。彩希が好きな相手なら付き合ってしまったら、どうこう言えない。驚きはしたが、まぁひとまず安心。