テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

コナンside


灰原を連れてきた。

顔とか性格を覚えてもらったら、少しでも調べるのに役立つかな…と思って。

そうしたら、灰原は急に目を見開いて怯えだした。


この反応。何度も見たことがある。


心配してくれた莉心さんに虫がいたんじゃないかと

誤魔化すと、彼女は帰っていった。


俺は一旦、博士の家に灰原を連れて帰った。


「……の、にんげ、ん……」

「…え?」


「あの人…組織の人間。」


…まじかよ。


「間違いねぇのか?」

「ええ。…組織にいる人間特有の匂いがしたもの。

…間違いないわ。」


冷静さを少しとりもどしたらしい灰原は、それでも尚少し怯えながらパソコンに向かう。


「組織の人間だから…きっと出てこないと思うけど…」


そういって彼女の戸籍などを調べてくれた。


「やっぱりね。ないわ。」

「そうか…。」

とりあえず安室さんに連絡するか。


あの人なら組織に潜入しているし、

もしかしたら組織内で彼女と接触するかもしれないし。


そう思った俺は、即安室さんに電話をかけた。


先程ポアロの宣伝に来ていたくらいだから、さほど忙しくもないはず。(⟵おい


📞…


『…コナンくん?』

「安室さん!」

『なにか進展?』

「うん。…あのね、莉心さんは高確率で組織の人間だと思う。」

『本当か!!』

「間違いないみたいだよ。」

『その情報はどこから…』

「だーめ。ここから先は秘密事項。」

『…分かった。ジンに聞いてみるよ。』

「ジンに!?それは危な…」

『大丈夫だよ。僕を誰だと思っているのかな?』

「…任せたよ。なにか分かったら教えてね。」

『そっちこそ。』


とりあえず安室さんからの報告を待とう。


…莉心さんの家にでも、行ってみようかな…

家、さっきので特定できたし。

色々聞いてやろうじゃん。


俺は充電が終わったらしい追跡メガネをかけ、

スケートボードをかかえて博士の家を出た。

トリプルフェイスの彼女

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚