TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する





(…ここは……?)


目の前には小さな町。

そして、遠くには大きな塔。

そして、首に付けているベンダント。


ペンダントに吸い込まれ、気が付けばここにいた。

今分かっているのは、これだけだ。


このペンダントは、数年前に雑貨屋で買ったものだ。

私は、<ラールのペンダント>と呼んでいる。

アメトリンのような紫と黄色のグラデーションのペンダントだ。


とても自然豊かな場所で、初めての場所。

だけど、何故だろう。

なんだか怖くて、昔に来たことがあるような場所。


(…とりあえず、あそこの町に行ってみよう)




「…え、?」


町に足を踏み入れた途端、

町は消えていた。

町があった場所には、不気味な墓地がある。


(なんで…、)


怖くて、気持ち悪い。

早くここから出たい。





「え、あ、な、何…、今の……ッ」

一瞬、目の前の墓が歪んだように見えた。


「い、いやッ、」


「こッ、こないでっ。」

1歩、また1歩。

少しづつ後ずさり。



(ッッッ…、なにかッ、なにか周りにないのッ!?)



(…いや、冷静になろう。)


たぶん、今私が<見ている>のは霊だろう。



(…あれ、?)

ペンダント。ラールのペンダントが光っている。

アメトリンの石言葉。調和、創造性。


(一か八かで……、やるしかないッ)


   クリエイト

「創造ッッ」






loading

この作品はいかがでしたか?

400

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚