・これはオリジナルストーリーと関係ありません。
・オリジナルキャラクター達の物語です。
・ハロウィン企画の書き下ろしのお話です。
・イラストも出てきます。汚いです。
・ハロオリ企画(創作者さん達で行ってるイベント)のものです。
・『前編』の続きです。読んでない方はそちらから読む事をオススメします。
・最後までお楽しみください。
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目を開けると、外に居た。
いつもの公園のようだった。
だが、『いつもと違う外の景色』だった。
「あれ……え?」
僕は、周りを見渡す。
いつもより色が不気味な家、不気味な紫色の空、オレンジっぽい逆三日月が怪しく光っていた。
まるで、異世界に来たようなものだった。
「……此処は、どこだ?」
境も辺りを見渡しながら呟いていた。
『〜〜〜♪』
隣で飛んでいる小さなお化けは、嬉しそうに飛んでいた。
その時、周りから様々な奇妙な鳴き声のような音がした。
「んぇ!?何!?」
「……?」
周りには、様々な魔物達の影が動いていた。
どうやら、『招待状』で書かれてあった通りのようだ。
「んえええぇ!?」
『〜〜〜♪』
僕が驚きで声を出したあと、お化けはふわふわと周りを飛び始める。
そして、くるりんぱっとして、何かの紙を見せてくれた。
「……これは……」
境が紙を受け取ると、何かハッとしたかのように瞳を丸くした。
「これ、昨日のメモの柄と似ているぞ」
「え?ホントに!?」
僕もその紙を見ると、確かに昨日と同じようなお洒落なフレームのメモだった。
「なんて書いてあるんだろう」
「どれ……」
メモの内容はこんなものだった。
──────
*ようこそ、『*ハロウィンイベント』へ!
来てくれると思っていた。
此処は、魔物も幽霊も怪しいモノも怪しく光る月も存在するんだ。
驚いただろう。
*さて、これから君達には『*ハロウィンイベント』を楽しんでもらいたい。
これから、魔物達へ「トリックオアトリート」と言ってお菓子を集めてもらいたい。
そのお菓子を今、君達が居る公園に持ってくると良いよ。
もちろん、ハロウィンだから、君達が身につけている仮装で、そのキャラらしくイタズラしても、お菓子を渡しても良い。
*この『*ハロウィンイベント』で楽しむことが目的だから。
もちろん、朝になれば、元の世界に戻れるからそこは安心してほしい。
では、今宵は素敵な日になることを願っている。
×××より。
──────
「へぇ……説明みたいな内容だったね」
「つまりこれは……『ハロウィンパーティ』をしろ、と言うことだろうか?」
「多分ね。……これが、リアルハロウィン……」
僕らは外の様子を見る。
よく見ると、見たことがある景色だった。
風景は、普通の背景と変わらなかった。
だが、今回は違う。
ハロウィンだからか、家が少しだけ不気味にデザインされていた。
可愛らしい家もあった。
「……とりあえず、お菓子を集めればいいんだな。」
「これは個人の方が早いかな?」
「恐らくな」
『〜♪』
お化けは僕の肩に乗っかった。
「ん?君は僕と行きたいの?」
『〜〜〜♪』
お化けは頷いて、にっこりと笑う。
境はその様子を見て、こくっと頷く。
「その方がいいかもしれないな。……ところで______」
「ん?」
「とりっくおあとりぃと……って、どんな意味だ?」
「……え?」
正直、知らないことに驚いた。
とりあえず、僕は境にひたすら説明した。
「ほう……「イタズラかお菓子か」ってことなんだな?……返事は「ハッピーハロウィン」でいいのか?」
「そうそう!」
「成程……ありがとう」
「どういたしまして〜」
そして、また魔物達の数が多くなる。
今日は賑やかな夜になりそうだ。
「じゃあ、お互いお菓子集め頑張ろ〜!おーっ!!!」
『〜〜〜!!!』
「……?……おー?」
そして此処で、僕らのお菓子集め、という名前の『ハロウィンイベント』が始まった。
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僕らは、お菓子入れとして使うバスケットを持って、街の中を彷徨っていた。
「うーん……誰から貰おうかなぁ」
『〜〜〜』
僕はお化けと一緒に、お菓子集めをしていた。
目の前には魔物は居るには居るが、中々話しかけにくかった。
相手は魔物だから、なんて声をかければいいのか分からないのだ。
『〜〜〜!』
その時、お化けはある一匹の魔物に指を指した。
可愛らしい羊の魔物だった。
「……!この子から声をかけてみるか」
『〜〜〜!!!』
僕は羊さんに近付いて、言ってみた。
「______トリックオアトリート!!!」
『……めっ!?』
「お菓子をくれないと〜……イタズラしちゃうよ!」
羊さんは最初は驚いていたが、その後、楽しそうに笑った。
『め〜♪めぇめぇ!』
羊さんは、お菓子を取り出し、いくつかのお菓子をバスケットに入れてくれた。
「ありがとう〜!ハッピーハロウィン〜♪」
『〜〜〜♪』
『めぇ〜♪』
羊さんは僕を見送るように手を振ってくれた。
多分、僕と同じように、「ハッピーハロウィン」と言ってくれたんだ、と思った。
僕はバスケットを見ながら歩いていた。
(良かったぁ……最初から怖い魔物じゃなくて……)
「いきなり、多めに貰っちゃったね〜」
『〜!』
「でも、いいよね!……うわぁ、美味しそうなお菓子だなぁ」
思わず食べたくなってしまうほどのものだったが、僕はまだイベント中止だから、食べないように、と我慢した。
この後もお菓子集めが続いた。
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一方______。
俺は、お菓子を集めていた。
バスケットの半分くらいの量になった。
周りには魔物達が歩いている。
幽霊も居た。
(……命とお化けは、今、お菓子をちゃんと集められているだろうか……)
俺は歩いていて、話しかけやすそうな魔物を見つけた。
「……こんばんは」
『……ガゥ?』
狼の魔物のようだった。
「トリックオアトリート。……お菓子をくれないとイタズラをするぞ」
『ガゥ!?ガゥガゥ!!!……』
狼は、ポケットを探る。
暫くしてたった一つだけのチョコレートが出てきた。
どうやら、これしかないようだ。
「……いいのか?」
『ガウゥ……』
狼は寂しそうに耳を下げた。
俺は見ていて少しだけ申し訳なくなった。
そして俺はバスケットの中からお菓子を数個くらい出して差し出す。
「……『合言葉』を言えば俺からもあげよう」
『……!!!ガゥっ!!!ガゥ〜♪』
狼は嬉しそうに受けとった。
嬉しそうにしてるのを見て、俺は安心した。
その後、狼と別れ、俺は道を歩いていた。
少しお菓子が減ってしまったが、また集めれば大丈夫だ。
その時、後ろから一瞬だけ、何かの気配がした。
「……?」
後ろを振り向いたが、何も居なかった。再び前を向いて歩き出す。
また、何者かが居るような気配がした。
「……!?」
今度こそ、気配がしたところを見ると、一人の少年の幽霊が居た。
少年はクスクスと笑っていた。
だが、気が付いた頃には、俺は急な眠気に襲われ、目の前が真っ暗になってしまった。
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「かなり集まったね〜!」
一方、僕はもう少しでバスケットがお菓子でいっぱいになりそうな所までお菓子を集めていた。
「そろそろ境と合流した方が良いのかなぁ……。お化けはどう思う?」
『〜〜〜!』
行こうよ、と言ってるのか、おーっ、と小さな手を上げていた。
(か……可愛い……)
……と、内心でそう思ってしまった。
「じゃあ、行こうか!」
『〜〜〜♪』
たった二日間だけなのに、お化けと仲良くなれたような気がして僕は嬉しく思った。
お化けと共に歩いていると、広場に着いた。
「……ん?」
僕はその時、あるものに目を疑った。
それは、広場の街灯の近くに、不自然に棺桶が置かれてあったのだ。
「えぇ……なんか不自然な所に……」
『〜〜〜?』
お化けも不思議に思ったのか、その棺桶を見ていた。
「ええぇ……なんか居そうだよね。オーラはするからさ……」
『〜〜〜……』
僕らは不安になりながら、そっと棺桶に近付いてみた。
棺桶は見てみる限り、優雅ではあるが、少し不気味なデザインだった。
その時、棺桶の中から、ガタッ!!!と音がした。
「ひぇっ!?」
その音に反応して驚いてしまった。
それと同時に、僕の体が、ピーンと何かが通った感覚を感じた。
「え……このオーラ______境っ!!!???」
僕はそう言いながら、急いで開け口を探す。
「ぇ、どこどこどこどこどこ!!!???」
お化けも同じように開け口を探してくれていた。
『……!〜〜〜!!!』
お化けは、開け口を見つけたらしく、その場所を教えてくれた。
外側から鍵がかけられているものだったので、中にいる境は閉じ込められている状態だ。
「今開けるからね!?」
僕はそう言って、棺桶を開けた。
中に居たのは、確かに境だった。
だが、街の暗さと街灯の明るさと仮装のせいか、いつもの境が、吸血鬼っぽく見えてしまった。
「……ぁ、命とお化け……良かった……」
境は上半身を起こして辺りを見渡した。
「俺は……どうして広場に……」
「僕が聞きたいよ……ん?んええぇ!?」
「……!?」
突然僕が声を出したことに、境は驚いてしまった。
何故声を出したかというと、さっきまで口元に何もなかったのに、血がついていた。
境の仮装にも少しだけ血がついていた。
「境……その血……どうしたの……?」
「……血?」
境は、軽く舌を出して血らしき部分を少しだけ舐めとった。
「ん……?血では……ないみたいだな」
「え?じゃあ、それなに……?」
「トマトジュース……みたいな味がした」
僕は、はぁぁぁ、と言って膝を崩した。
「良かったぁ……境が人の血を吸ったのかと思ったよ」
「え?」
「冗談だよ」
『〜〜〜!』
なんやかんや言いながらも、どうしてそうなったのかを境から話を聞いた。
「へぇ……男の子の幽霊かぁ」
『〜〜〜』
「もしかしたら、その子が境を棺桶に入れたのかもね……しかもトマトジュースも……」
恐らくイタズラだろうな、と僕は思った。
「多分な。……それにお菓子は無事だ。あの子は何がしたかったのだろうか……イタズラがしたかったのだろうか」
「ハロウィンだし……イタズラなのかもね」
『〜〜〜』
原因はよく分からないまま、とりあえず、お菓子集めの続きをしようという話になり、僕らは再びお菓子を集め始めた。
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「トリックオアトリート!!!」
そういう度に、お菓子が溜まっていく。
僕も境もバスケットがお菓子でいっぱいになった。
「いっぱいになったな」
「そうだね!じゃあ……公園に______」
そう言いかけた時、お化けは僕の服を引っ張った。
「ん……?どうしたの?」
「……あ」
境は何かに気が付いたのか、一方を見る。
僕もそこを見ると、男の子の幽霊が居た。
「……さっきの子、だろうか」
『……』
男の子は恐る恐る僕らの前に現れた。
『ご、ごめんなさい……』
男の子は突然、境に向かって頭を下げた。
『お兄ちゃんを眠らせたのも、棺桶に入れたのも、ぼくのイタズラなんです……ごめんなさい』
男の子は続ける。
『お菓子がほしいけど……中々言えなくて、イタズラばっかりしてたんだ……。本当にごめんなさい』
境は暫く男の子を見ていた。
そして境は、バスケットからクッキーを出して男の子の前に出した。
「大丈夫だ。君に悪気はなかったのだろう?」
『……お兄ちゃん……』
僕は幽霊の男の子に向かってこう言ってみた。
「ほら、お菓子が貰える『特別な言葉』は?」
『〜〜〜♪』
『……あ!』
僕が笑顔で言うと男の子は、ぱぁっと顔を明るくして下に向かって言う。
『えと……トリックオアトリート!!!お兄ちゃん、お菓子をくれないと、またイタズラしちゃうぞーっ!』
境はその様子を見て、ふんわりと微笑む。
それは顔が整っているのでとても美しく見えた。
「よく言えたな。……はい、ハッピーハロウィン、だ」
そう言って、境は男の子にお菓子を渡すと、男の子は嬉しそうに笑った。
『ありがとう!お兄ちゃん!お姉ちゃん!お化けさん!』
「どういたしまして」
「やっぱりハロウィンは笑顔じゃないとだよね!ハッピーハロウィン〜♪」
『〜〜〜♪』
そしてこの後、男の子と別れて、僕らは公園へ向かった。
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「よーし、着いたね〜」
「だな。それにしても……お菓子、かなり沢山集まったな」
『〜!』
僕らは沢山集まったお菓子を見て言う。
僕らは空を見てみる。
恐らくもうすぐで夜が明ける頃になっていた。
「もう、朝になるんだね」
「時が過ぎるのが早いな」
「だね〜」
僕らがそんな会話をしていると、突然、お化けは僕と境の服を引っ張った。
そしてお化けは集まったお菓子達を少しだけ持って僕らの手のひらに乗せる。
「ん?急にどうしたの?」
「……何かをしてほしいんじゃないか?」
『〜〜〜!』
境の質問に、お化けは頷いた。
(何をしてほしいんだろう……)
僕は小首を傾げながら考えてみた。
すると、お化けは僕らがお菓子を持ってる手を引っ張った。
僕の手の向きは境に。
境の手の向きは僕だった。
僕はすぐに分かった。
「……!僕らがお菓子を交換しろってこと!?」
『〜〜〜♪』
「成程な……。確かに、俺と命で交換出来ていなかったな」
お化けは嬉しそうに飛び回る。
僕らの様子を見ているようだ。
「では俺から言おうか」
境はお菓子を持った手を握って、お菓子を持ってない手を僕の方に向ける。
そして、楽しそうに微笑みながら言う。
「トリックオアトリート……!お菓子をくれなければ______」
境は牙を見せて笑いながら、僕の方に向けた手を自分の顔の横に持ってきて、ガオーのようなポーズをする。
「イタズラをするぞ!」
その仕草に、僕は内心可愛らしいと思ってしまったが、心を整えて、僕は息を吸う。
「此方こそだよ、境______」
僕は急いでジャングルジムのてっぺんまで登る。
そして不気味な月を背後に、イタズラな顔をして、僕は元気よく言う。
「トリックオアトリート!!!お菓子をくれないと〜……イタズラしちゃうよっ♪」
僕らはお互いを見て、楽しそうに笑い、お菓子を交換した。
それを、僕らが知らない間に、誰かが見ていて、安心そうに微笑んでいた。
この後、僕らは朝になるのを待っていた______。
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やがて、朝日は昇った______。
僕らは屋敷の外で眠っていた。
「……ん……ん〜……?」
僕から目が覚めた。
僕は屋敷の外に居る事に驚きを覚えた。
「ん!?え!?」
(さっきまで、『ハロウィンイベント』の世界観だったのに!……そだ、境は!)
僕は境の方を見た。
どうやら、まだ寝ているようだ。
周辺を見渡してみると、僕らが昨日手に入れたお菓子達がバスケットの中に入っていた。
(……夢じゃなかったんだ!!!)
「そうだ……お化けは……!」
お化けを探そうと、キョロキョロするが、お化けの姿はどこにもなかった。
その代わり、バスケットの傍にお手紙みたいなメモが落ちていた。
よく見ると、あのお洒落な柄のメモだった。
「これって______」
「……ん」
突然隣から声がして僕は驚いた。
ふと隣を見ると、境が起きていた。
「いつの間に起きてた……!?」
「ん?……先程目が覚めたんだ……。んむ?何故屋敷に……」
「分からないけど、見て」
僕は直ぐにメモを境に見せた。
「同じ人からだろうか」
「多分……ね」
僕らはそう言いながら、内容を読んでみた。
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やぁ、ハロウィンを楽しんだ者達。
*『*ハロウィンイベント』はどうだっただろうか。
君達の様子を、実はこっそりと見させてもらった。
楽しんでくれたようで良かったよ。
またこのような機会があれば、君達を誘いたい。
今度は沢山の人を連れてくるといいよ。
ちなみにお化けは、僕の所に帰ってきたよ。
また来年のハロウィンに会えるといいね______。
*以上!僕からの贈り物という名前の『*ハロウィンイベント』でした〜っ!
素敵なハロウィンにしてくれて、ありがとう!
ハッピーハロウィン♪
×××より。
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僕らはその話し方を見て、直ぐに誰か察した。
「まさか______」
「……『あの子』からの贈り物だった……って事……?」
また気付かぬ間に、僕らのその様子を『あの子』は見ていた。
白いボブの髪が、ふわりと風で動く。
『彼女』は、嬉しそうに微笑んでいた______。
そして、その姿を消してしまった。
僕らが内容を見たあと、紙は灰のように消えてしまった。
「……そうだったんだね。あと……お化けにちゃんとお別れを言いたかったなぁ」
「そうだな。だが……なんだか、凄い経験だったな」
「そうだね!」
朝日が此方を向いている。
朝日が屋敷を照らす。
「……それにしても、あの世界観、僕らが普段居る世界観に似ていたね」
「……もしかしたら、最近増えた奇妙な現象は、ハロウィンを待ちくたびれた魔物達の仕業だった、って事だろうか」
「……!そうかもしれない!」
僕らは、最近の現象の答えがハッキリして、スッキリした気分になった。
そして、僕らはお菓子の入ったバスケットを持って立ち上がる。
屋敷を後にして、歩き出す。
境は、僕の方を見た。
何か言いたげな様子だった。
「どうしたの?」
僕からそう声をかけると、境はゆっくりと話し出した。
「そう言えば……言い遅れたが______『おはよう』、命」
「……!確かにそうだった!『おはよう』!境っ!」
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______『ハロウィンの夜は明けた』……。
僕らは、朝日と共に朝を迎えられた。
こうして、また、『思い出』は増えたのであった。
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その様子を僕は見て満足した。
命と境は、『僕達が考えた企画』を楽しんでくれたようで、何よりだった。
……さてと、僕らの『物語』______『命物語』からは以上だよ。
君達の『物語』は、どんなハロウィンを過ごしたのかな……?
さてと、この僕______『命生』が見てみようじゃないか。
僕は白い霧のようになってその場から姿を消したのであった。
コメント
14件
挿絵の神さ、それにより読みやすさと、仮装が似合いまくる創作二人。そしてストーリー構成…最後の人。(名前を出すべきか迷った) 全部が神でしたほんとありがとうございます崇めます。 この物語見てたら自分もハロウィンやりたくなった…((