はぁ、とにかく、めんどくせぇな。
こいつとあともう少し過ごすなんて…。
そうえば、こいつ、
顔は見てないですよねって聞いてきたな。
何かあるのだろうか。
気になる。また好奇心にやられる。
俺は考えてからよりも先に行動する。
どうせ、そんな期待はしてなかった。
なぜって、俺はこいつが大嫌いだからだ。
気になる…。
午後3時頃。昼辺りだな。
ーー千冬「…。(寝)」
隣の部屋から寝息が聞こえてきた。
寝ているのか?
いつも静かだから分からない。
今が…チャンス、?
いや、ダメだ、いや、でも、…くそっ!!
俺は立ち。隣のカーテンを開けた。
ーー場地「え!?」
金髪で、ツーブロック、肌は白く。綺麗。
女と間違えられてもおかしくねぇ。
まつ毛長ぇ…。顔は整っており、
唇が嘘みたいにぷるぷる…。
いや、もしかして、男じゃなくて女??
そんなわけ、…いや、分からねぇ、
とにかく大声を出してしまった。
ーー千冬「ん、?」
あ、…終わった。
場地圭介。本日をもって、
人生を終了されていただきます。
いや、ダメだ。まだ。
ーー千冬「うわぁぁぁっ!!」
驚かせてしまった。終わった、
ーー千冬「なんでいるんですか!!!泣」
目が…エメラルドのような色をしていた。
美しかった。
その目から零れる涙に驚く
ーー場地「えっ、」
ーー場地「な、なんで泣いてんだよ!!」
ーー場地「悪かったって!!ごめんって!!」
泣かせてしまった…。どうしよう…。
そうえば、
前見たお袋が見ていた映画??かなんかで、見た。
男が泣いてる女に抱きついて撫でているやつを…
男でも行けるだろ。
ーー千冬「っっ!?泣」
ーー場地「…。」
どうしよ。勢いでやっちまった、
痛くはなかっただろうか。無理やりやったから分からない。どうすれば良いのか。
撫でればいいのか??これは、
どうすれば、、、。
ーー千冬「っ~~!!///泣」
ーー場地「うおっ!?」
千冬に思いっきり押された。
顔は真っ赤で、泣きながら、
ーー千冬「やめろよっ!!///泣」
悪いことをしちまったな、
でも、何故だろう、、、。
心臓あたりが熱くて、燃えるような感じ、
まるで、恋してるみたいに…。
恋??…俺が??こいつに??
ないない。…こいつ、よく見たら可愛いな。
ーー千冬「変態っ!!///泣」
ーー場地「へ、変態!?///」
勘違いをされてしまった、、終わった、、
どうしよ、
ーー場地「ち、違うっ!俺はただっ!!///」
ーー千冬「出てってくださいっ!!///泣」
ーー場地「ぐはっ!?」
吹っ飛んだ。嘘だろ!?
こんなへなちょこのやつに!?嘘だろ!?
マジかよ、喧嘩強えのか、
ーー千冬「わっ!!ど、どうしよ!!涙」
千冬が俺に駆け寄り
ーー千冬「ごめんなさいっ!!つい反射的になっちゃって!!涙」
感情は、憎しみとか、怒りとかじゃなかった。
こいつ…
俺はこいつに、
をしてしまった、、。
ーー場地「ふっ、あははっww」
ーー千冬「!?」
ーー場地「お前力強すぎw」
ーー千冬「すみませんw」
ーー場地「まぁ、これから仲良くな?」
ーー千冬「!!いいんですか!?」
ーー場地「おうw」
俺はその日から千冬と仲良くなった。
コメント
16件
あ、可愛ええ🤤 嫌いからの好きって、、場地の気持ちが分からんくなってきました、、www
はい好きオーケー()
ふわっ!?好きなんだが!?!? 続き楽しみです!頑張ってください!