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tamaki
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勇斗side
仁人は多分俺のことが好きなんだと思う。
いつからか仁人が俺を見る目がメンバー、仲間という目から違う意味へ変わっていた。
俺も仁人が好きだ。でもその好きは仁人と同じ意味ではなく、友達そして同じグループの仲間としてだ。
柔太朗「勇ちゃんなんか最近悩んでる?」
向かいのソファに座っていた柔太朗が聞いてきた。
勇斗「いや?大丈夫だよ」
柔太朗「そ?なんかあったら話してよ」
柔太朗はそう言い手をひらりとさせ楽屋を後にした。
やっぱり柔太朗は鋭い、でも無理に聞いてこないとこがあいつの優しさなんだと思う。
それに甘えて俺は誰にも話せていない。
このまま曖昧な状態でいる訳にも行かない。でもどうしても俺は仁人を傷つけるようなことはできない。
こんな仁人を避け続け期待させてしまう状況を続けていても反対に仁人を悲しませてしまうだけなんだと分かっているのに。
それでも、俺は今日も仁人が俺を見つめるその目から逃げることしか出来なかった。
コメント
1件
第3話、読ませてもらいました…! 勇斗の“気づかないふり”の重みが、じわじわ来る回でしたね…🤍 仁人の視線の変化に気づいてて、しかも自分は同じ気持ちにはなれないって自覚してるのに、傷つけたくなくて曖昧なままでいる勇斗の内心、すごく苦しかったです。 それでも逃げ続けてしまう弱さと優しさが、リアルで切なかった…。 柔太朗の「察して踏み込まない距離感」も、すごく好きな関係性です。よすさんの書く人間関係の細やかさ、毎回沁みます💧