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家に帰ってはソファに飛び込み、
先程家の前で彼に言われた事を思い出す。
「…〜!」
また明日も話しましょうって…
あ〜!もう早く付き合っちゃいたい。
そんな事を思いながらもソファから立ち上がり、
着替えを持ってお風呂場へと歩いて行く。
制服を脱ぎ畳んで棚へ置く。
浴室に入りお湯を出すと、
「ひゃっ…冷た、」
最初な為か冷たく少し時間がしてからお湯が出る、そうして髪と身体を洗い洗顔を流す。
浴室を出て棚に置いてあるバスタオルを手に取り身体を拭き始める。
身体を拭き終え下着を着て上に服を着る。
洗面台でスキンケアをしてリビングへ再び戻る。
「あれ、帰ってたのか」
兄が階段を降りてくるとそう言葉を投げかけられる。
「ん〜、さっきね。」
適当に返事をしソファに座ってテレビをつける。
「なんか最近楽しそうだな?彼氏か?」
「へ?!」
「え、ガチ?」
「ちが、出来てないから!」
「そろそろ彼氏連れてきてくれよ〜。俺だって妹はやらん!って言ってみたいもん」
「それを言うなら娘はやらんじゃない?…」
「娘じゃないじゃん。」
まぁそれはそう。
「で?本当は?」
「い、いや嘘ついてないし。」
「じゃあ最近一緒に帰ってる前の家の子は彼氏じゃないって事?」
「は?!なんで知ってんの? 」
「いや、部屋から見えたから。」
「はー?気持ち悪い」
「酷くない?」
「言われる方が悪いし。」
そりゃ付き合いたいけど…
揺不が私の事好きって確証…無いし。
「え?先輩お兄さんいるんですか。」
次の日いつも通り彼と屋上に来ている。昨日兄に彼氏居ないのかと聞かれた話をしたら彼が少し驚くようにそう聞いてきた。
「居るよ〜。意外?」
「はい、一人っ子なのかなぁと」
「え、なんで?」
「なんか、しっかりしてるし。」
「へ〜?褒めてくれた?」
「まぁ…褒めましたね。」
「そういえば揺不君」
「はい?」
「あって間もない時に付き合ったら何したい?話してたじゃん?」
「しましたね」
「ということで〜」
「どういうことで?」
「この時間だけ付き合ってあげよーかな!って」
「…え?何を仰っておられますか」
「ほらほらあと10分ぐらいだよ?今ならこんな可愛いしっかり者の先輩が彼女だよ〜 」
「じゃ、じゃあその…」
「ん〜なぁに?」
「頭、撫でて貰ってもいいですか?、」
「お〜?甘えん坊な彼氏だねぇ」
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そう言いいながら会長はこちらに近づいてくると、目の前に来て頭をそっと撫でてくれた。
「…その、なんか恥ずかしい、ですね。」
「自分で言ったんじゃん?甘えん坊さん」
「それやめてくださいよ、」
「え〜」
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ねむい!ので!
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おやすみなさあああああああああああい
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