話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
ハクナツメ
皇帝
猫マンゴー
ヴァンダーマー
青井らだお←♡←出てくる皆
青井らだお→♡♡→ハクナツメ
俺はいつものように本署で仕事をしていた。
主に資料の整理とか。
俺が仕事をしていると本署に入るところから騒がしい声が聞こえた。
「がちやばかった笑」
「それはそう笑」
俺はそちらへ向かう。
喋っていたのは皇帝と猫マンゴーだった。
2人は街のパトロールに行っていたらしくその話をしていた。
らだお「お疲れ様〜」
猫マンゴー「おつかれらだお〜」
皇帝「おつかれ〜!」
俺は2人に挨拶をし、仕事に戻ろうとする。
するとマンゴーがポケットから液体の入った瓶のようなボトルのようなものを取り出した。
皇帝「えーなにこれ!!」
猫マンゴー「ちょっと!!やめッ!」
バッシャーン
皇帝はマンゴーが取り出した物を興味深くみて取ろうとした。
途端マンゴーの手が滑り俺にその液体がかかってしまった。
皇帝「あ、」
猫マンゴー「らだおッ!」
俺はびしょ濡れになった。
らだお「……ねぇ」
らだお「どっちが悪い?」
猫マンゴー「皇帝…」
らだお「皇帝、わかってるよね?」
皇帝「ごめんなさ〜い」
皇帝はそう言いその場から逃げていった。
皇帝を追いかけるのもいいがこの液体が何なのかを知りたくなりマンゴーに問うことにした。
らだお「で、これなに?めっちゃいい匂い?」
猫マンゴー「えーと、…しかぃ…薬です…」
らだお「え?何?なんの薬?」
マンゴーの声が小さく聞こえなかった俺はもう1度聞き直す。
猫マンゴー「本音しか言えない薬です…」
らだお「…ッ?!なにそれ、なんでそんなの持ってんの?!」
猫マンゴー「いや〜、好奇心?」
聞いた事のない名前の薬だった。
しばらく沈黙が続いた後だった。
猫マンゴー「……らだおって俺のこと好き?」
らだお「好き」
らだお「ッ?!は?///え?///なにこれ!!//」
自分の意思と関係なくその言葉を口にしていた。
猫マンゴー「これほんとに効くんだ、まぁそういうことだから…ごめんねらだお、」
らだお「マンゴーは悪くないし、//大丈夫…だと思う、」
猫マンゴー「この薬、今日1日は効果があると思う。」
猫マンゴー「俺無線入っちゃったから行くね?」
らだお「うん、じゃあねぇ」
マンゴーは本署から出ていった。
俺は事の整理をする。
多分だけど俺は自分の意思とは無関係に本音を言ってしまうことになってる。
とりあえず今日は誰にも会わないようにしないといけない。
俺はそのまま本署で過ごすことにした。
数時間後
俺の元に1本の電話がかかってきた。
それはヴァンさんからだった。
よりによってこんな時に。
電話に出ないのもあれなので俺はヴァンさんの返事に答える。
ヴァンダーマー「もしもし?らだおさん」
らだお「どうしたんですかヴァンさん」
ヴァンダーマー「いえ、ギャングの勧誘をしようと思いまして」
らだお「遠慮します笑」
ヴァンダーマー「釣れませんね〜」
らだお「あはは笑」
ヴァンダーマー「ひとつ質問しても宜しいですか?」
らだお「は、はい。なんですか?」
ヴァンダーマー「らだおさんは私の事どう思っていますか?」
らだお「…好きですよ」
らだお(ッ?!また?!このタイミングで?!//)
ヴァンダーマー「へ?」
らだお「嘘!///嘘です、冗談です!仕事あるので切ります!//では!!///」
ヴァンダーマー「あっちょっ//」
プツッ
俺は急いで電話を切った。
らだお「はぁあ〜もう〜…///」
俺はため息をついていた。
俺の本当の気持ちが伝わると同時に俺が本当にそう思っていたことをしっかり感じさせらせる。
ヴァンさんは俺の言葉を聞いて驚いていた。
次あった時どんな顔をすればいいか分からない。
好きという言葉を普段発言しないから恥ずかしくなる。
マンゴーの時もそうだったけど多分恋愛的な意味の好きじゃないと思う。
だって本当に好きなのは多分…
まっそんなこと考えても無駄だし俺はまた仕事に戻った。
数分後本署に誰かがやってきた。
俺はちらりと見る。
その人はナツメさんだった。
今このタイミングでナツメさんはやばい。
だって、
俺がほんとに好きなのはナツメさんだから。
俺は本署を出ようとする。
その瞬間ナツメさんに話しかけられてしまった。
ナツメ「らだお君、どこ行くの?」
らだお「少しコンビニに…」
ナツメ「そう、…らだお君元気ない?」
らだお「いえ、そんなことは…」
ナツメ「らだお君?」
俺は逃げるようにナツメさんの言葉を無視し行こうとする。
ナツメ「らだおくん逃げないで」
途端ナツメさんに腕を掴まれてしまった。
らだお「…」
らだお(今は無理〜逃げさせてよぉ)
俺はナツメさんの言葉を無視する。
ナツメ「らだお君、俺の事好き?」
らだお(やばッ!!)
ナツメさんは急に俺にそう聞いてきた。
何故か分からない。
らだお「大好きです。」
らだお(あぁもう〜///)
俺は自分の意思とは別に口に出してしまった。
ナツメ「ッ?!…///」
らだお「ナツメさんの優しいとことかちゃんとしてるとことか気遣い上手いこととかそういうところが好きです。」
らだお(やばいやばいやばいっ///口止まんないんだけど///)
らだお(え、なにこれ///俺ってこんなにナツメさんのこと…///)
らだお(絶対嫌われる〜///)
俺はそう思っていた。ナツメさんは口を開く。
ナツメ「らだお君…///それは照れるかも///」
らだお「へ?///」
俺が思っていなかったことを言ってきた。
ナツメ「僕だけだと思ってたから///らだお君、僕と付き合ってくれない?///」
らだお「ッ?!///」
らだお「いいんですか、俺で//」
ナツメ「うん、らだお君じゃなきゃやだ」
らだお「///よろしくお願いします、」
ナツメ「やった!!」
らだお「…かわいい。」
ナツメ「ッ?!」
らだお「ご、ごめんなさい///」
ナツメ「ふふ笑」
ナツメ「らだお君、」
らだお「は、はい//」
ナツメ「らだおくんの方がかわいい」
ナツメ「かわいいよ。」
らだお「ッ?!///」
ナツメ「そういうとこ笑」
ナツメさんは意地悪そうに俺に言ってきた。
この人にはかなわないとそう思った。
1日がたち薬の効果が切れたあとナツメさんはなぜ俺の事好きなどそんなことを言ってきたか聞いてみた。
俺が本音しか言えないと聞いたと言っていた。
多分言ったのはマンゴーだろう。
後でマンゴーをどうしようかと俺は考えた。
まぁでも自分の気持ちをしっかり言えて良かった。
マンゴーと皇帝には少しぐらい感謝してもいいな〜と思った。
付き合ったのは俺とナツメさんだけの秘密だけどね。
end
コメント
4件
幸せになりやがれください(((殴