話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
成瀬
猫マンゴー
ウェスカー
ハンク
青井らだお→???→出てくる人
青井らだお←♡←出てくる人
先に話しておきますが、過度な暴力等いじめの話が出てきます。
無理な場合、苦手な場合は読むことをおすすめしません。
俺達は今日お泊まり会をする。
何故かって?
それは…
数日前
俺がコンビニ強盗の対応をしていた時。
突然成瀬に話しかけられた。
成瀬「ねぇらだお〜今度お泊まり会しよ〜」
らだお「お泊まり会?」
成瀬「そうそうお泊まり会!えーとね今誘ったのねぇ猫マンゴーとらだおだけかな〜」
らだお「へ〜」
成瀬「らだおどぉ?」
らだお「別にいいけど…どこに泊まるの?」
成瀬「マンゴーがいいとこ見つけたらしくてそこに泊まるよ〜」
らだお「おっけ〜」
成瀬「ギャングも誘う?」
らだお「ん〜いいよ笑」
成瀬「よっしゃぁ〜笑餡ブレラでいい?」
らだお「いいよ〜」
成瀬「じゃ誘っとくね〜」
らだお「ありがと〜」
とそんな感じでお泊まり会をすることになった。
らだお「で、なんで学校?」
猫マンゴー「ここなら皆で楽しくお泊まり会できるでしょ?笑」
らだお「なるほど?笑」
成瀬「もうそろ来るって〜」
俺達、警察組はそんな話をしていた。
すると遠くから声が聞こえた。
ハンク「らだおきゅ〜ん♡」
ウェスカー「らだお〜」
なんとこのお泊まり会にギャングも来ているのだ。
まぁ誘っていいと言ったのは俺だし、大丈夫でしょと思いながら俺は2人に話しかけた。
らだお「久しぶりですね〜」
ハンク「らだお君と最近会ってなかったからね〜」
ウェスカー「今日はよろしくお願いしますね」
成瀬「はい、じゃあ行くよ〜」
猫マンゴー「GOGO〜!」
俺達は学校の中に入る。
学校は至ってシンプルで教室が寝床、音楽室とか体育館とかは自由に使ってよし。
ご飯は給食風みたいのが出るらしい。
本当に学生時代を思い出す。
ズギッ
らだお(いったぁ〜)
急に頭が痛くなった。
でも俺は気にしなかった。
昼ご飯を食べ終え俺達は夕方まで皆で体育館に行き遊んだ。
成瀬「あー遊んだぁ笑」
ハンク「ドッジボールとか久しぶりにやった笑」
ウェスカー「楽しかったな笑」
猫マンゴー「はやく夜ご飯食べたい!笑」
らだお「…」
ウェスカー「?」
俺達は夜ご飯を食べ教室に戻る。
皆はまだ寝ないらしく雑談をしていた。
俺は屋上が使えることを知っていたのでトイレに行くと言ってその場から出た。
俺はここにいるうちに思い出していた。
学生時代の頃を。
俺は屋上のドアを開ける。
サァー
らだお(あー涼しぃ〜笑)
涼しい風が心地よい。
俺はヘルメットを外す。
空気が美味しい。
そんなことを思っていると後ろから誰かの歩く音がした。
ウェスカー「らだお、どうしたの?」
らだお「えっあ、ウェッさんじゃないですか」
まさかウェッさんが来ると思わず俺は驚いた。
ウェスカー「らだお今日元気なかったよね」
らだお「あーわかっちゃいます?笑」
ウェスカー「うん、わかるよ。何かあった?」
らだお「あーーーほんと、ウェッさん優しいな〜笑」
ウェスカー「…」
らだお「じゃあわかりました話します。」
ウェスカー「うん」
俺は仕方なく過去の話をした。
らだお「実は俺、学生の頃いじめをうけていたんです。」
らだお「それも結構なやつで…笑、それに加え親からも虐待をうけていました。」
らだお「だからここに来て少し思い出してしまって…」
らだお「別に俺はここに来たことに後悔はないですし恨みなんてないです。それだけは知っといてください。誘ってもらえて嬉しかったんで。」
らだお「今話すのも少し心が痛いですが、せっかく寄り添ってくれたので話しますね。」
ウェスカー「うん、」
らだお「ありがとうございます。」
らだお「親からは人の目に見えないくらいの所にいつも痣をつけられていました。今はもう治っていますが…」
学生の頃。
らだお「ねぇ、お母さん、俺今回のテスト98点だったよ?凄い?」
母「98点?!なんで100点取れないの?!私の子として恥だわ!!」
ボコッドンッ
らだお「ぅ゛ッあ゛ごめんなざいッウクッ泣」
母「はぁほんとあんた見てるとイラつくわどっか行って、」
らだお「はい、お母さん……泣」
らだお「母親は俺がどれだけいい点をとっても100点を取らなければ許してくれませんでした。」
らだお「最初いた友達も俺がいい点数をとる度に妬みいじめてくるようになりました。」
俺は淡々と話す。
らだお「先生はそれを知っていました。」
らだお「俺がいじめられていることも親から暴力をうけてることも。」
らだお「でも先生は止めなかった。先生も怖かったのでしょう。当時の俺はそれを許せなかった。でも今ならわかるあんなことされたら誰も助けられない…」
モブ「オラッ笑」
ボコッボコッドンッ
らだお「ぅ゛ッやめッ゛ごめん゛なざいッ泣」
ボコッボコッドンッボコッ
らだお「あ゛ッぅ゛だずけ、でッあ゛がッ」
モブ「あはは笑誰も助けてくれないなんて可哀想だねぇ?笑」
モブ「頼みの綱の先生も無視するもんねぇ?笑」
ボコッドンッボコッボコッ
らだお「ぅ゛う゛ッいだッ」
モブ「先生俺たちのせいで飛んじゃうってさ笑」
モブ「そりゃあんなことしたら俺らのこと怖くなるもんねぇ笑」
モブ「可哀想ー笑笑」
ボコッボコッドンッボコッボコッ
らだお「ガハッぅ゛ッやめ゛ッ」
モブ「ねぇうるさいんだけど?そろそろ黙って欲しい笑笑」
モブ「ねぇ黙らないともっと酷い目に会うよ?笑」
らだお(あぁもうダメだ…)
俺はそう思った。
もう俺は助からないと。
逃げれないと。
そう思った。
先生も俺と同じように暴力を振られたのだろう。
俺を助けようとして。
らだお「ハァーハァーッごめんなさい」
ウェスカー「大丈夫?ごめん、こんなに話してもらって…」
らだお「いや、いいんです。俺が、話したかっただけですから」
ウェスカー「…」
俺は続ける。
らだお「俺は卒業するまでずっといじめられ続けられました。なんとか卒業して家を出てここに来たんです。」
らだお「ここはとても楽しい。だっていじめられてたことも虐待を受けていたことも忘れていたんですから笑」
らだお「ありがとうございます。ウェッさん、話聞いてくれて…」
ウェスカー「…」
ウェッさんは黙り込んでいた。
するとウェッさんは急に俺にハグしてきた。
らだお「ッ?!ウェッさん?!///」
ヘルメットを外していた俺は顔が赤くなっていた。
ウェスカー「らだお、ごめん、ごめん、話してくれてありがとう、らだおのこと俺なんも知らなかった、わかってたつもりなのに、泣」
らだお「ウェッさん…とその前に」
ウェスカー「どうしたの?泣」
俺はウェッさんをはなす。
らだお「ハンさん、成瀬、マンゴーいるんでしょ?」
ウェスカー「え?」
俺は3人がいる方向へ向かい言う。
ハンク「あはは…笑(;;)」
成瀬「( ᵒ̴̶̷̥́ᯅᵒ̴̶̷̣̥̀ )」
猫マンゴー「(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)」
ウェスカー「え、何どういうこと?なんでいるの?」
ウェッさんは驚いていた。
でも俺は知っていた、ウェッさんに過去のことを話す前から3人がいた事を。
そのうえで俺は話した。
らだお「ウェッさんが屋上行くとこみて着いてきたんでしょ?」
猫マンゴー「うん…泣」
ウェスカー「そういうことね…」
らだお「てか皆どんな顔してんの笑」
成瀬「だってらだおがそんなになってたなんて知らなかったから…泣」
猫マンゴー「らだおのこと俺もわかってなかった泣」
ハンク「らだお君、今の俺達は話を聞くことしか出来ない、でもらだおくんを守ることは出来る。らだおくんのこと大事だから、泣」
皆俺の事を心配していた。
らだお「ありがとう皆。」
俺はそういった。
俺は朝、この街を出た。
皆はあぁ言ってくれたがもう遅い。
手遅れだった。
俺の心はもう堕ちかけていた。
あの後俺の親から連絡が来ていた。
戻ってこいと。
俺はわかっていた。
みんなといつかは離れることも。
こんなに仲良くして離れるとなると悲しくなることも知っていた。
なのにどうしても皆と仲良くしたかった。
それは多分、俺が皆を好きだったから。
らだお「あぁ…寂しいなぁ…助けてよ……」
こんなにも苦しい思いになるなんて。
知っていたのにこうなることはわかっていたのに。
俺は助けを求める。
誰にも届かない声で。
誰も来ないことはわかってる。
のぞんでないのに。
俺は堕ちる。
心が堕ちていく。
暗い暗い深い底へ。
end
コメント
2件
可哀想は可愛いよ
初コメ失礼します! 最高です!!それで、この続きで親がこのまちにきて、、らだおが連れ去られそうになったときに成瀬達が助けるみたいな感じがみたいです!出きればで大丈夫です、、長文失礼しました