第2話 「内緒」
リムル目線
うーん、これ、魔王だって知られたら、俺、終わりじゃね?シエル先生
〔マスター、アノス・ヴォルディゴードも魔王です。〕
え?あのアノシュ?確かに魔力はめっちゃあるし、技とかも色々ありそうだけど。
〔アノシュは偽名でしょう。〕
それはわかってる。とりあいず、バレないように。1時間目は剣術だったか。行かないとな。そうしていたら、
「リムル、一緒に行かないか?」
「へ?」
アノスが話しかけてきた。
「まあいいけど」
俺はこう答えた。其の後アノスが、
「お前は──なんだろ?」
!なんでわかったんだ?
「うーん、そ、そうだなぁ。」
シエル!
〔素直に話してみたらどうでしょう〕
え〜シエル先生が言うならそうするか。
「すー、俺は魔王。異世界で、八星魔王の魔王。それでジュラ・テンペスト連邦国の盟主をしている。」
「ほぅ、成程。魔王か」
「あ、これは秘密な!」
「嗚呼、分かった。」
こうしてアノスと俺は秘密を守ることを約束した。
「よし、じゃあ剣術か、行こうアノス!」
「嗚呼、行こう」
剣で戦う。死んでもよし。なんつーとこだ!まあいいか。
「リムル」
「ん?なんだ?アノス」
「1戦やらないか?」
「いいぞ!やろう!」
数十分後
「おりゃ!」
「中々やるな。リムル」
「まあな。お前も中々だな。」
サーシャとミーシャがこう言う。
「何時になったら2人の試合終わるんだろう。」とな。
まあそんなこんなで、決着は全然つかなくて、授業が終わってしまった。
「いや〜こんな戦いをしたの、ヒナタぶりだな〜」本当にそうだ。ヒナタとの戦いを思い出した。
「中々いい戦いは勇者ぶりだ。」
とアノスも言う。
「また1戦、時間があったらやろう!」
「嗚呼、やろう!」
「アノス〜!居る? 」
「嗚呼、ミーシャとサーシャか」
「うん」
「ええ、そうよ!て、この子、リムルじゃない。 」
「どうも。」
「聞きたかったんだけど」
「なんだ?」
「リムルって女?男?どっちなの?」
「あ、」
やべぇやべぇ、この質問来ると思ってなかった!
〔普通に答えれば良いのでは?〕
うーん、そうなんだけど、まあ、無性別でいいか。
「お、俺はな、無性別なんだよ。」
「「えぇぇええ!」」
「無性別?」
「うん無性別」
「本当なの?」
「心は男だ」
「成程」
「仲良くしてくれ!」
「「「勿論」」」
「今日は家に来てくれ。」
「え?いいのか?」
「アノスの家のキノコグラタン美味しい」
「とてもいい家よ」
「うーん、じゃあ行かせてもらおうかな」
「嗚呼、それじゃあ今日は家で話そう」
「「「賛成」」」
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コメント
2件
アノスの両親またパーリナイしそうw続き楽しみにしてます!