「 痛ってぇー」
僕はさっきの尻もちをついた時に痛めたようで、とてもヒリヒリするのだ。
まぁ…
ああ派手に転んだのは久々なのだから
仕方ないのかもしれない。
そう重い腰を片手で支えながら
いつもの時間になっていることに
気づいた
あ、あの子が居るかも。
少し足取りを急いで人をかき分けながら
駅前まで軽く走る。
駅の階段を上がるとあの声が聞こえふと目をやると、、
…っねー。___さん今日も来たのぉ?
いっつもありがとね💓(パチッ)
(ちょっとだけ変なウインク)
彼女はチラシを配りながら今日も
にこやかに話していた。
「今日こそ…ちゃんとご飯に誘おう。」
そう決意した僕は彼女のチラシを興味あるふりをして近づく。
あ〜(*´艸`)この前の!また来てくれたんだ〜
ありがとうございます🫰
「て、て、天使だぁぁ~」
固まる僕を横目に彼女はニヤニヤしていた。
はい😊これ私ここのカフェで働いてるんだ🤫良かったら来てね!
そのチラシには星ノ煌めきカフェ☕✧
とだけ書いておりパンケーキが有名な
近所のCafeらしい。
「分かった(*´ω`*)今度いくね…
あ、後…さ🤫この後お礼も兼ねて
ご飯奢らせて🫣」
そう僕が彼女に伝えると
目をまん丸にさせてまるで子供のように
喜んで、うん!と返事をしてくれた。
ここからがデート??の本番…
ちゃんとできるかな…僕。
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