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rbru/#宝石変遷病/誤字あるかも/nmmn/
ご本人様関係NOTHING/お互い首絞め/死去
レイ様という方がご提案なさっていたのでこれを読んで下さった方はレイ様のお話を見たり作ってみたりするのはいかがでしょうか⋯🤔
きっと作ったお話は素敵だと思いますよ☺
(宝石病の名前をアレンジしたようなものだそうです 是非レイ様のお話をご覧ください)
宝石病について詳しくないからだいぶアレンジを加えたようなお話かもしれない⋯
自分も知らないまま作っているので知らない方でも気軽に読めると思います😊
小柳side
宝石変遷病、それはこの世を渦巻いた奇妙な病。
独り身は孤独に宝石になって行き、
恋人同士は身体を重ねると宝石病が感染る。
宝石病はいつ身体が宝石へと変わるかは自分も分からない。
分かるのは、宝石へと変わるまでの痛みだけ。
宝石変遷病は俺達の敵がばら撒いた病だった。
敵に占拠された街は宝石変遷病の患者だらけ。
勿論、俺達も戦う際には十分気を付けていた。
だが、俺達はヒーローだ。
市民を守らなければならない。
いくら気をつけていようが、どうすることも出来なかった。
身体がズキズキとなる感覚。寒気がした。
俺は死ぬんだ
やっと幸せになれたのに
「星導、俺宝石変遷病になったわ」
『あれ、奇遇ですね。俺もです』
「は、?」
俺はもうこの世を去る、そんな重い思いを背負い
星導に伝えた。予想外の返事だった。
こいつも死んでしまう、という苦しさと
一緒に宝石になって死ねる事への嬉しさ。
そんな嫌な矛盾が俺の中を埋め尽くしていった。
「お前、前言ってたよな」
「死ぬ時は愛する人に殺されたい、って」
『そうですね』
「奇遇だな、俺もだよ。」
そういい星導の手を掴み、俺の首元へやる。
「お前の願い叶えてやる、」
「でも俺がしてほしいことも分かるだろ?」
最後くらい、快感に溺れながら死にたい。
俺だって、愛する人に包まれながら殺されるなら本望だ。
『っ⋯、』
「俺だって自分勝手なのは分かるよ」
「でもきっと、星導だって同じだろ?」
「俺の事を星導に溺れながら首を絞めて」
「俺も星導を愛で埋めてから首を絞めてやる」
「良いだろ、?最後の恋人の言う事だ。聞いてくれるよな?」
『っ、⋯はい、そうですね』
『⋯ベット行きましょうか』
そう放った星導の顔には、ほんの少しの嬉しさと
全てを諦めた涙が頬を伝っていた。
「ひ、っッ、♡ッ” ぅう”んっ、♡」
「く っ”♡、ィ゙っ、ッッ♡」
『きもちい?小柳くん』
星導に溺れてから約4時間位が経っただろう。
めちゃつえーの皆も大好き、だけど。
最後くらい、わがままを言わせてくれ。
俺の手を星導の首にやる。
そうすると星導も察したのか
行為後の赤い顔をしながらも安らかな表情で
俺の首に手をやった。
少しづつ力を込める。
『小柳くん、一生愛してるよ』
「っ、俺も愛してる」
『ねぇ、今幸せ?』
「うん」
「すごく幸せ」
『⋯、なら良かった』
俺の限界を振り絞りながら星導の首に纏った俺の指に力を入れる。
俺の首に纏われている手もどんどん力が込められていく。
「綺麗だよ⋯、ショウ。」
『ロウもね』
「どこに行っても愛すからな」
『俺も』
「本当にありがとう」
そう放った俺の頬には水が垂れていた。
酸素不足か、涙なのか俺はもうわからない
きっと酸素不足のせいだ
『こちらこそ、ありがとうね』
『宇宙一愛してるよ』
「っは⋯ッッ、おれッッ⋯もッ⋯」
「あい⋯して、る」
外に赤い光と高い音が響き始める頃には
愛し合ったベットの上には2人の身体ではなく、
アメジストとサファイアが輝いていた。
コメント
5件
ガチで天才です!作って下さり本当にありがとうございます😭最後の「アメジストとサファイアが...」の所本当に好きです...!宝石変遷病を敵がばらまいた病気にしてる所も「その手があったか...!」となりました🫢😊