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9月1日
それは9月の始まりであり
ほとんどの学生の夏休みが終わる日
そして
貴方は【___】の中に何が入るか分かりますか?
これはある少年達のお話です
※展開ジェットコースター
━━━━━━━━━━━━━━
君のことが好きだった、
この気持ちを伝えなくても
君と話しているだけで幸せだった、
ただそれだけなのに
君は昨年の9月1日に自ら命を絶ってしまった
それから1年、今日9月1日は君の命日。
僕にとってはとても長く感じる1年だった
君に逢いに行く為に
君がいなくなった辛さを1年間耐えてきた
誰にもその気持ちを零すことなく
ここまで頑張った僕を
君は褒めてくれますか、?
いつも通りの朝、いつも通りの光景。
ただそこに足りないのは君の
太陽みたいな笑顔だった。
あの日から1年、今日は君に逢いに行く日。
いつもの朝食と毎日変わらない
優しい母の味にほっとする。
いつもと違うのは
ということ
「母さん、ここまで育ててくれてありがと」
僕は母が朝食の片付けをしている時に
そう言った
母は「なんなの、急に」と言いながらも
少し嬉しそうに微笑んだ
( 今日で最後 … )
いつも通り母に
そう言って家を後にした
ここに帰ることはもう無いだろう
家の前で一礼して学校に向かった
いつもより時間が進むのが早く感じる
気づいたら学校は終わっていた
ほとんどの生徒が帰り
静まり返った教室に僕1人…ではなく
僕以外にあと4人が集まっている
赤「そろそろ行く、?」
そう切り出したのは赤髪でポンパの似合う
りうちゃんだった
青「ほんまにあいつはこんな事、望んどるん、?」
そう不安げに口に出したのは目が悪いのか
オシャレなのか分からないが眼鏡を掛けているまろちゃん
桃「まろ、望んでる、望んでないじゃない、
俺達は俺達の意思でここに居るんだから」
まろちゃんを説得しているのは
“多分”しっかり者のないちゃん
青「そう、やな、」
桃「それに…」
そう言い僕の方を見る
白「なんや、?w」
僕は精一杯の笑顔でそう唱える
桃「いちばん辛いのはしょーちゃんでしょ、?」
白「それは…まぁそうやな、」
図星を突かれ、少し言葉が詰まってしまったが誰にも気づかれていないと思う。
黒「ほら、はよしないと全然帰ってこないって親たちが怪しむで」
この中でアニキ的存在の悠くん
僕達5人は昔から仲が良かった…いや
本来は6人のはずだった
後1人は、僕と同い年で
ずっと一緒にいると約束した大切な親友
白「海行く前に寄りたい所あんねんけど、
行ってもええ、?」
黒「お、行こーや!最後なんやからw」
赤「うん、皆で行こ、!」
青「ないこた〜ん…」
桃「はいはい、行くよ〜!」
桃「どーせ、ほとけっちの所でしょ、?」
白「…なんで、分かったん、?」
“ほとけ”その言葉を聞くと胸がキュッと締め付けられるような感覚になる
桃「予知能力あるから?w」
黒「はい、ふざけないw」
桃「いて、w」
青「暗くなる前に行こーや〜…」
赤「れっつごー!」
学校から数十分たったところにある
彼のお墓。
白「…いむくん、やっと…逢いに行けるよ」
君に逢うまでは泣かないって決めたから
涙を堪えた。
青「…彼女置いて先逝ってんじゃねーよっ、!」
赤「…そうだよ!しょーちゃんが可哀想でしょ!」
白「2人とも泣きすぎやろ、w」
僕の為に怒ってくれる人も、
泣いてくれる人もいる。
でも君が居ないと僕は
自分の生きる意味を…生きている価値を
見出すことは出来ないみたい
黒「ほんま、なんで何も言わずにいなくなったん、?」
桃「ほんとだよ!!逢った時覚えてろよ、!
全部問いただすからな」
この2人は泣いてはいなくても
泣きそうになってるし、w
白「よし、そろそろ行こか、」
4人「うん/そうだね/そうやな」
ザーザーと誰もいない砂浜に
海の音だけが聞こえる
青「っ、こわ、」
桃「大丈夫大丈夫」
青「ないこたぁん…」
桃「来世もちゃんとそばに居るからw」
青「手握ろ〜や、」
桃「はいはいw」
赤「アニキ、来世でもまた一緒に居ようね、」
黒「約束、な!」
赤「うん!!」
白「いむくん、また、傍に居させてや、」
桃青「しょーちゃん/しょにだ…」
赤「…これ以上ほとけっちを待たせちゃ、
悪いよ!早く行こ、!!」
黒「また “6人で” 会おうな、!」
4人「うん/おん!」
そう言い手を繋ぎながら少しずつ海へ入る。
どのくらい経ったのだろう。
ずっと寝ていたかのように頭がズキズキする
その言葉、その声でハッと目が覚める
4人「目覚ました!?大丈夫?」
「ナースコール…は後で(( 」
と口々に言っている
白「皆…、ここは、?」
桃「病院のベッドだよ」
??「良かった…よかったよぉ( 泣 」
赤「ほとけっち泣きすぎw」
…頭が追いつかない、何があったのか、
何故病院のベッドに居るのか、
そしてどうして彼がここに居るのか
今までのは全部夢…?
白「何があったん、なんでここに、?」
青「…しょにだ、記憶喪失、?」
白「記憶…喪失、?」
黒「覚えとらんの?ほとけの事助けて
トラックに引かれたやろ?」
トラックに引かれた…?
白「それ、いつの事、?」
黒「それも覚えてないん?」
赤「今からちょーど1年前?」
白「…1年前、今日何日、?」
白「9月1日…」
夢で見た日付と同じ。
白「いむ、くん、?」
水「どどど、どうした!?」
白「…良かった、生きてる、( 抱締 」
水「しょーちゃん!?」
青「ほとけ、〇されてるやんw」
水「僕しょーちゃんが助けてくれたから
生きてるよ!?ピンピンしてる!」
白「よかった、( 泣 」
桃「なんか嫌な夢でも見たの、?( 撫 」
白「…夢、なんかな、」
僕はさっきまで見ていた光景を
みんなに話した。
青「んー、まぁほとけも生きとるし、
しょにだも目覚ましたし
結果オーライちゃう?w」
桃「俺たちは傍に居るよw」
黒「そーそー、心配せんでも傍に居るからw」
ないちゃんがそう言うと他の皆も頷いた。
白「いむくん、( 抱締 」
水「ん?どうしたの?( 微笑 」
白「退院したら行きたいとこ、あるから、一緒に行こ、」
水「ぇ、かわい、」
桃「しょーちゃん、無意識かもだけど上目遣いは流石に可愛いがすぎるよ」
青「しょにだぁぁ、可愛いよぉぉ!♡」
黒「まろ、落ち着けw」
なんやねん、こいつら、w
水「…しょーちゃんは僕のだから」
そう言い少し強めに抱き締められ、
顔が彼の胸に埋もれてしまった
赤「ほとけっち、しょーちゃん息できてないよw」
水「…… 大丈夫だよ!
しょーちゃん苦しいの好きだから!」
桃「…www」
青「しょにだってMなん?w」
水「いったぁぁぁぁ( 泣 」
白「いむくんの馬鹿、嫌い」
青「俺まで叩く必要ある!?( 泣 」
黒「今のはまろが悪い」
赤「うん」
青「えぇ、」
桃「…俺たちそろそろ帰る?w」
赤「え、もう?」
黒「まだ早いんちゃう…?」
桃「あっち、w」
黒「あー、そゆことなw」
水「しょーちゃん?僕がなんだって?」
白「嫌い、」
水「ふーん?そんな事言っていいんだ?」
白「ちょ、こっち来んな、!」
水「僕の事嫌いか〜、そっかそっか」
白「やめ、手入れんな、馬鹿!」
水「無理♡1年間ずっと待ってたんだから♡」
青「……病院でよくイチャイチャ出来んな、」
桃「俺達もする?w」
桃「いっだぁ、人から鳴っていい音じゃないよ!?」
青「ふん!」
赤「何をしてるんだか、」
黒「帰るかw」
青「まろも帰る〜!」
桃「いふまろぉぉぉ!待ちやがれぇぇ!」
青「…ちょ、先帰るわ、ごめん!」
桃「おらぁぁぁぁ」
赤「あいつら、足はえーな、」
黒「病院で走んなw」
白「誰か、助けて…」
水「しょーちゃん?」
白「ひぇ、」
黒「……初兎、頑張れ!俺たちは帰る!」
白「ちょ、悠くん!?」
赤「ほとけっち、病院でヤんなよ?」
水「しょーちゃん次第かな?w」
赤「程々にねwじゃ、がんば」
白「ぴよニキぃぃぃぃ!」
【2人になった所をちらっとお見せします】
水「2人きりだね♡」
白「……⸝⸝⸝」
水「っ、かわい、♡」
白「…今日はキス、だけな、⸝⸝⸝」
水「えぇ、」
白「他は退院してから、!⸝⸝⸝」
水「言ったね?♡」
白「ん、⸝⸝⸝」
チュッチュク♡チュクレロチュルチュク♡♡
白「ん、ふぅ、♡ぁ⸝⸝⸝」
水「かわい…♡」
水「早く退院してね♡1日中虐めてあげるから♡」
白「絶対、いや、⸝⸝⸝」
水「今日はキスだけで我慢してあげてるんだから、しょーちゃんに拒否権はありません!」
白「…、」
チュッチュク♡
水「ん、!?⸝⸝」
白「ばーか、⸝⸝⸝」
水「ほんと…退院したら覚えとけよ、♡」
ほい、終わり((
退院後描きたいけど書けない🙄
書いて欲しい人いたら頑張って描きます!
明日から学校ですね🙄
主は今から宿題終わらせてきます🙃
実際夏休みが終わる9/1は子供で自〇を考える人が多い日です
私自身去年も今年も考えてました、
最後の夏休みにしようって
きっと来年も同じだと思います
でも勇気が出なくて結局ダラダラと生きてます😕
自〇はしていない物の、私自身✊🔪🍓だったりとか💊💊だったりとかしていた時期もあります
辛い気持ち、苦しい気持ち誰にも言えなくて
“本当の自分”を押し殺して生きてきました
ただ誰かに話を聞いて欲しい、否定も肯定もせずに
ただただ静かに話を聞いてくれる人が欲しい
その願いが強かったです
少しでもいいので貴方の周りにそういう子が居ないか
周りを見てあげてください
ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます🙌🏻
4200文字超え…🙄
続きが気になる方は♡と🌾、そしてフォローよろしくお願いします!
それではまたお会いしましょう!