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チャイムが鳴り正彦は教室へ入った。「まさりんHappy Valentine♡」女子生徒が教卓に来てチョコを渡して来た。
「そうか今日はバレンタインか。」と受け取り笑みを浮かべた。
「私が先に渡そうとしたのに!」他の女子生徒が拗ねだした。
「お前のは後から貰うから。」
「はーい。」正彦は後ろに向いて黒板に恋愛心理と書いた。
「君達は恋愛心理について考えたことがあるか?偉人たちの恋愛事情から紐解いていこうか。」生徒達は真剣に聞いていた。
「まず源氏物語の光源氏は大変プレイボーイだったそうだ先生は女子諸君に言いたいのはそういう男は危険なんだよ。」女子生徒達は熱心にメモをした。
「浮気はほんの出来心でも相手を傷つけてしまう。」チャイムが鳴り正彦は教室を出ようとしようとすると先程の女子生徒がチョコ持ってドアの前に立っていた。
「後で渡せって言ったからか?」
「うん。」女子生徒は頬を赤らめた。
「ありがとう。」正彦はウィンクして教室を出た。
「加藤先生相変わらずモテますね。」
「困っちゃうくらい…。」と苦笑いしながら美味しそうにチョコを頬張った。
「おい待てよ逃げるなよ。」
「やめてよ…。」気弱な男子生徒が虐めれていた。
「大変です加藤先生!」
「どうされましたか?」体育教師が正彦の肩をがっと掴んで
「藤岡が虐めれいて…。」と報告した。正彦は急いで職員室を出た。
「お前達何してるんだ!」
「やべっ加藤だ。」虐めていた男子生徒達が逃げた。
「先生…。」
「何で俺に言わなかった?」藤岡は黙り込んでしまった。
「お前このままで良いのか!」正彦は藤岡を叱ってしまった。
「怖かったんです。」
「いつからだ彼奴らの嫌がらせは。」
「ここ数日です僕が頭良いから勉強を教えって言ってきて断ったら虐めてきて…。」正彦はため息をついた。
「お前も悪いよ話ししてくるから待ってろ。」
「はい。」藤岡を職員室に入れて椅子に座らせた。
「お前達藤岡から聞いたぞ断れたからって虐めるのは違うだろ。」
「だって腹たったから。」正彦は男子生徒をビンタした。
「高校生にもなってガキみたいなことを言うなよ。」
「痛いよ…加藤。」
「あれだけ虐めは良くないって言ったよな俺。」正彦は男子生徒に失望した表情を向けた。
「加藤…藤岡に謝ってくるよ。」
「俺胸が痛いよ。」正彦は疲労でフラついた。
「加藤先生大丈夫ですか?」
「綾波先生すみませんちょっと疲れて。」綾波は正彦を保健室に連れて行った。それを見た女子生徒は唇を噛み締めて嫉妬していた。。