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『双子の名探偵は今日も嗤う』
〜謎あるところに闇は生まれる〜
2nd season
プロローグ
『姫神 麻里衣』(きしん まりい)大学生。
姫神家、長女として生を受けて20年。
家は代々続く探偵の家系。父も母も探偵で、
1000を超える事件を解決してきた。
私はその2人の娘。物心ついた時から両親の仕事をサポートしていて、今は正式に跡継ぎとして頑張っている。そんな私の能力。右目に秘められた赤い瞳には…特殊な異能がある。そう。
『読心』人の心を読める。これは生まれつきのものだ。いわゆる隔世遺伝、というやつだ。
嘘をついてると黒いモヤみたいなものがその人の周りを包む。嘘をついてるかついてないかの判断はその人のオーラを見ればわかる。どす黒い色は嘘をついている。煌びやかな黄色は正直者。この能力を駆使し、数々の事件を解決してきた。
そして、ある日仕事の帰り、妹『姫神 百合菜』(きしん ゆりな)と歩いていると黒猫に出会った。金色の輝く指輪を2つ落として――
そして、それをはめると天使のいる世界に――?
そこで起こるのは闇ばかりの事件、それを解決する為、私はこちらの世界でも探偵として働くことに。でも、この仕事は辛くて、悲しいことばかりだ。時には依頼人が死んでしまったり、
前任が殺されたり、そして、私の大事な妹。百合菜が攫われたり……。でも、私はめげない。
姫神家長女として、事件を解決する。
そして、母から授かった貴方を護るこの剣で…。断ち切る。恐怖も、絶望も。
貴方だけは必ず守る。例え、この命に替えても。だけど…。私達は双子。見た目はそっくりでも、考え方は違う。それにより…すれ違いが生まれてしまう――。
バチンッ!
『触らないで…っ!!』
『百合菜……?』
『どうして、お姉ちゃんはいつもそうなの…?私、もう子供じゃないの!お姉ちゃんに守ってもらう程…弱くない!馬鹿にしないで…!!』
『っ……!ち、違う…私、そんなつもり、じゃ…。』
『お姉ちゃんなんて…大嫌い。』
百合菜は私を睨み、涙を流す。
『っ、百合菜――!!』
どうして、なの……?私のしてきたことは…全て、無駄…?それなら、私はなんの為にあの子を……。あの子にとって私は…要らないの…?
それなら、もう――。
『あの子の為に築いてきた完璧な姿も、真面目な思考も、全て、要らないのね…。分かったわ。』
私自身、もう闇に堕ちてしまえば――。
『双子の名探偵は今日も嗤う』
〜謎あるところに闇は生まれる〜
2nd season
4月22日 投稿✨
1期を読んでない人はそちらをご覧になってからこちらをご覧下さい。2nd seasonから読んでも楽しめます。
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