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?「学園のメインストリートにグレート
・セブンの石像が立ってたじゃん?
あの7人にならって、この学園には
7つの寮があるんだよ」
エース
「げっ!あんたは今朝の!」
グリム
「オレ様達を騙して、バラに色を
塗らせたヤツなんだゾ!」
『す、すぺえ、ど、どういうこと?』
デュース
「あぁ実は〜〜〜」
『そう。ありがとう』
ケイト
「騙したなんて人聞き悪いなぁ
俺もやりたくてやってるわけじゃない
んだよ?寮の決まりだから仕方なく
やってるだけで」
デュース
「めちゃくちゃ笑顔でしたけど、」
ケイト
「まあまあデュースちゃん!
寮の外なら例のルールに従わなくて
いいし、今のけーくんは後輩思いの
優しい先輩だから」
デュース
「ちゃ、ちゃん付けは
やめてください先輩!」
?「はは。それはケイトの
愛情表現だからな」
エース
「つか、隣のあんたは誰?」
トレイ
「おっと悪い。俺はトレイ。トレイ・
クローバー。ケイトと同じくハーツ
ラビュル寮の3年だ
君はオンボロ…ゴホンッ使われて
いなかった寮の監督生に着任した
新入生のユウだろう?そちらは」
『レイ・イグロだ』
トレイ
「例の、全寮に当て
はまると言われた子かな?」
『そうだ』
ケイト
「へーこの子が!俺はケイト・
ダイヤモンド。よろしくね!」
よろしくする気はないがな
トレイ
「ケイトに聞いている。昨日はうちの
寮の奴らが迷惑かけて悪かったな」
エース
「って、ちゃっかり隣に座ってるし」
ケイト
「まーまー。せっかく同じ寮に
入ったんだから仲良くしようよ〜
とりま、アドレス交換で〜!」
ユウ
「スマホ持ってません」
スマホ。確か色々できる機械、
だったな
ケイト
「えっ、スマホ持ってないの!?
マジヤバ!天然記念物並みにレア
じゃん。最新期安くしてくれるお店、
紹介したげるよ〜
今度スマホ選びデートとかどお?」
ユウ
「え、デート///」
こいつ、妄想が激しいタイプか
トレイ
「ケイト。新入生が引いてる
から、ほどほどにな」
ケイト
「あはは、ごめんごめん!で、寮の話
だっけ?いいねぇ〜。会話が
フレッシュ!何でもお兄さん達が
教えてあげよう」
エース
「つうか、他の寮よりまずうちの
寮について教えて欲しいんでしけど
あの《ハートの女王の法律》とか
いう変なルールは一体なんなの?」
なんで僕が知ってる事を知らないんだ?
常識じゃないのか?
まあいい、今は授業の勉強だ
〜〜〜
『!』
僕は本を閉じ後ろに退いた
リリア
「リリアじゃ
リリア・ヴァンルージュ」
「「!!??」」
『?』
グリム
「コ、コイツ、瞬間移動したんだゾ!」
リリア
「お主ら、わしの年齢が気になるとな?
クフフ。こんなにピチピチで愛らしい
美少年のわしじゃが、確かにそこの
眼鏡が言うように子供とは呼べない
歳かもしれんな」
確かに結構歳をとってるな
鬼はだいたいがそうだったから分かる
リリア
「にしても、そんなに警戒せんでもな」
『急にこちらに迫ってくる者が
感じられたからな。すまない』
リリア
「よいよい。当たり前の事じゃ」
僕は警戒態勢を解いて席に戻った
リリア
「遠くから見るだけでなく、気軽に
話しかけにくればよかろう。同じ
学園に通う学友ではないか。我が
ディアソムニア寮は、いつでも
お前達を歓迎するぞ」
デュース
「あっちのメンツは全然気軽に
話しかけて欲しいって感じじゃ
ないけどな」
リリア
「クッフフ 寮が決まらなければ
いつでも我が寮に来るがよい
お主、名は?」
『レイ・イグロ』
リリア
「そうか。では、食事中上から
失礼したな。また、いずれ」
エース
「あっちの席と俺達の席、軽く20
メートル以上離れてんのに、俺らの
話が聞こえてたってこと?こっわ!」
トレイ
「ま、まぁ そんな訳でディアソムニア
寮は少し特殊な奴が多いイメージだな
魔法全般に長けた優秀な生徒が多い
寮長のマレウス・ドラコニアは世界
でも五本の指に入る魔道士と言われる
くらい」
ケイト
「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバ
だよね。つかそれを言うならうちの
寮長も、激ヤバなんだけど〜」
エース
「ほんっとにな!タルトを一切れ
食ったくらいでこんな首輪つけ
やがって。心の狭さが激ヤバだよ」
リドル
「ふうん?僕って激ヤバなの?」
エース
「そーだよ。厳格を通り越して
ただの横暴だろ。こんなん」
デュース
「エース!後ろ!」
エース
「でぇっ!?寮長!」
ケイト
「おっと、リドルくん。今日も
激ヤバなくらい可愛〜いね♪」
リドル
「ふん ケイト。あまりお喋りが
すぎるとそのよく回る口ごと首を
はねてしまうよ」
ピク
前々から思ってたけど、そんな
軽々しく首をはねるなど言わないで
欲しいな。しかも、炭治郎に声が
似ているから余計にだ
グリム
「ふな”っ!?コイツ、入学式で
オレ様に変な首輪をつけたヤツだゾ!」
リドル
「君達は、昨日退学騒ぎになった
新入生か。人のユニーク魔法を、
変な首輪呼ばわりするの、やめて
くれないかな
まったく。学園長も甘い。規律違反を
許してはいずれ全体が緩んで崩れる
ルールをに逆らったやつは、みんな
人思いに首をはねてやればいいのに」
エース
「顔に似合わず、言うことこっわ」ボソッ
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『この人が規律違反をしたのか?』
伊黒
「ああ」
『馬鹿な奴だな』
お館様
「みんな、異論はないかな?」
「「はい」」
お館様
「では、首を」
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リドル
「それで、そちらは?」
面倒くさい。だが、挨拶はせねば
僕は席から立ち上がり
『レイ・イグロだ』
リドル
「僕はリドル・ローズハートだ
レイ、全寮の適正を持っていた人か」
『そうだ』
リドル
「もし僕の寮に入るようなら、ルールは
必ず守ってもらうよ
さあ、昼食を食べたらダラダラ喋って
ないで、早く次の授業の支度をハート
女王の法律・第271条昼食後は15分
以内に席を立たねばならない
ルール違反は…おわかりだね?」
エース
「はぁ また変なルール」
リドル
「返事は、はい寮長!」
「「はい、寮長!」」
リドル
「よろしい」
トレイ
「まぁまぁ。俺がちゃんと
見張っておきますから」
リドル
「フン。君は福寮長なんだから
ヘラヘラしてないでしっかりしてよね
僕はハートの女王の法律・第339条
食後の紅茶は必ず、角砂糖を2つ
入れたレモンティーでなければ
ならない。を、守るために購買に
角砂糖を買いに行かなきゃならないから
これで失礼
全く、シュガーポットに角砂糖を
切らすなんて重罪だよ」 ボソッ
『じゃあ、僕もそろそろ行く』