コメント
2件
その通り!果たしてどうなるかな?笑
おおっ!いよいよローマちゃんもデビューですか!やっぱり次走は皐月賞ですかね?(* 'ᵕ' )
デビュー戦当日
「いよいよデビューするよローマ!」
「はい!」
ローマがデビューする日が来た
「出走するウマ娘達はゲートに集まってください」
「行ってきます!」
「頑張って来いよ!」
ローマはゲートに向かった
「うわぁ〜」
スタンドにはたくさんの人がいた
「これドキドキする!!」
「クラシックに向けてまずこの戦いを制する8人のウマ娘達が挑みます!」
「各ウマ娘スタートが切られました!!」
戦いの幕がおとされた!
「先行争いは8番、1番、3番…」
「注目しているウマ娘はスクーデリアローマは、後方の位置に取りました!」
ローマは差しの策で行った
レース中のローマは真剣な顔をしていた
あの時テイオーを抜き去った顔とは全然違っていた
(前が速い!けど、まだあるから抑えて行かないと!)
ローマはおそらく、前のウマ娘が最後にペースを落とすだろうと思い、それを外から抜く作戦に出た
第4コーナー
「さぁ第4コーナーに差し掛かりました!」
(ここだ!)
「はぁぁぁぁーーーーーーー!!」
「来た!」
「おおっと?!スクーデリアローマ外から抜き去った!さらにペースを上げる!」
(ここから!)
「行け!ローマ!!」
ローマは後ろの差を広げ、ゴールに向かった
「スクーデリアローマ!快勝のゴールイン!新馬戦を制したのはスクーデリアローマ!!強すぎる!!」
「やったーーーー!」
「おめでとうローマ!」
「やったよトレーナー!!」
嬉しさのあまり、俺はローマを抱いてしまった
「あのー?」
「あぁ、すみません!」
「デビュー戦は快勝か」
「まだ8人だけだったからね、GIはかなりの人数でしょう?」
そう
これはまだ序章でもあり、格が上がるにつれ、強いウマ娘と戦わなければならない
「次はどのレースに出るの?」
「次は…若駒ステークスだね。オープン戦のレース」
「もうオープン戦に挑むの?!」
「自分の力を信じて挑めば必ず勝てる!」
そういった俺は、次の戦いに備えた
若駒ステークス当日
「やっぱりデビュー戦とは違うよ!」
「ここまで頑張って来たんだから、きっと勝てるよ!」
デビュー戦とは違い、いかにも速そうなウマ娘達がいた
「寒さが残る若駒ステークス!1番人気はデビュー戦で快勝したスクーデリアローマ!」
そしてローマの戦いが始まった!
「スタート!」
ローマはいつも通りにスタートした
「スクーデリアローマは後方から2番手の位置で伺ます!」
「追込作戦で出たのか」
ローマは差しはできるが、追込はあまりやったことがなかった
「さぁ先頭争いは2番と6番!」
逃げを選んだウマ娘2人はジリジリと差を広げた
「後半差し切れるか?」
俺は桁違いのレースを選んでしまったのだろうか?
「さぁ最終コーナーに差し掛かりました!未だ2人が先頭争いをしております!」
(待って、これ行けるかも!行っけーー!)
「スクーデリアローマが一気に加速して来た!衝撃の末脚だ!!」
「嘘だろ!?」
ローマは先頭2人に一気に縮め、抜き去った!
「はぁぁぁぁーーーーーーー!!」
「スクーデリアローマ!強い印象を残してゴールイン!!!!
スクーデリアローマ!デビュー戦から2連勝しました!!」
「おめでとうローマ!最後凄かった!」
「余力が余ってて、そこから一気に行けたよ!」
ローマの強さは俺だけでなく、観客も知られた強さだった
「スクーデリアローマ、凄いな!」
「これ無敗の三冠有り得るかも!」
翌日
ローマのレースは学園にも広まっていた
「ローマさん凄い追い上げだったよね!」
「あの差を一気に縮めて抜き去るなんて!」
「あちこちローマさんの話題ですわね」
「あの差だったらボクだってできるよ!」
「最近テイオーさん、ローマさんのこと随分気になっていますね」
「え?そんなわけないよ!!」
「みんなローマの噂で尽きないな」
「それだけ私の追い上げが凄かったみたい!」
「だな!」
「スクーデリアローマ、いつか必ず倒してみせる!」
1人のウマ娘が空に誓っていた
「あなたの強さは私が上だから、覚悟しといてて…」
その後もローマは、GII弥生賞も制し、無敗でGIに挑む