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成立済み
少し🔞
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🐱side
楽屋はやけに騒がしかった。
shw「てかさ、もう公認みたいなもんじゃん?」
「ふみやとゆうま」
しょうの一言に空気が一段階軽くなる。
hd「付き合ってるのは確定として問題はどっちが受けか、でしょ」
その瞬間、俺は無言でペットボトルを開けた。
こういう話題が出るのはもう慣れている。
fm「え、普通に考えてふみやじゃない?」
sht「わかる。あの余裕感」
sy「ゆうまの方が振り回してそう」
tky「しかもふみや年下だしね」
口々に飛び交う予想。
俺は横目で隣に座るふみやを見る。
当の本人は腕を組んだまま面白そうに笑っていた。
ym「……聞いてる?」
fmy「うん、めちゃくちゃ」
小声で返されて耳が少し熱くなる。
fmy「でもさ」
ym「なに」
fmy「俺、そんな“受け顔”してる?」
ふみやは首を傾げてわざとらしく無垢な顔を作る。
その演技に俺は内心で舌打ちした。
ym(この人、絶対楽しんでる)
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ひとしきり盛り上がったあとスタッフに呼ばれてメンバーは次々と出ていった。
気づけば楽屋には二人きり。
扉が閉まる音がやけに大きく響く。
fmy「……今の話、聞いてた? 笑」
ふみやがさっきまでとは違う声で言った。
ym「聞いてたに決まってるでしょ」
fmy「みんな見る目ないよね」
そう言ってふみやは立ち上がる。
そしてゆっくり俺の前まで歩いてくる。
fmy「俺が受けだと思ってるとか」
「可哀想」
距離が近い。
視線が絡んで逃げ場がない。
fmy「ねえ、ゆうまくん」
ym「……なに」
顎に指先がかかる。
力はほとんどないのに逆らえない触れ方。
fmy「ゆうまくんが 俺の下で鳴くかわいいかわいい猫ちゃんに決まってるのにね」
低く囁かれて、背筋がぞわりと震えた。
ym「……ここ、楽屋」
fmy「知ってる」
ふみやは笑う。
fmy「だから声、抑えないと」
ym「……っ」
腰に手が回る。
抱き寄せる距離は、完全に“恋人のそれ”だった。
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fmy「みんなの前ではさ」
ym「……」
fmy「余裕ぶってる方が楽だから」
唇が耳元に近づく。
fmy「でも俺、ゆうまくんがどんな顔するか」
「全部知ってる」
息がかかるだけで、思考が溶ける。
fmy「予想大会続けてもいいけど」
「答え合わせするの、俺だけでいいよね」
指先が背中をなぞる。
それ以上は触れない。
触れないからこそ余計に煽られる。
ym「……性格悪」
fmy「今さら?」
ふみやは満足そうに笑った。
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ノックの音がして、二人は少しだけ距離を取る。
fmy「ほら」
「続きは帰ってから」
そう言って耳元で最後に一言。
fmy「ちゃんと鳴かせてあげるから」
何も言い返せなかった。
——みんなの予想はきっと最後まで外れたまま。
本当の関係は二人だけが知っていればいい。