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5 - タラレバ物語【別荘】(第一章③)

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2025年06月27日

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〜4人で暮らす未来〜

(スノ♡タラレバ物語【別荘】第一章③)


no side


蓮 🖤『翔太は俺の膝の上ね』


そう言って蓮の胡座の上にちょこんと乗せられたターコイズブルーのワンピに身を包んだ可愛いこの一家のアイドルは、あまりの恥ずかしさにシャツを掴んで蓮の胸に顔を埋めている。

対して面白がって翔太の顔を覗き込んでくるのは欲求不満の浪人学生並みに髪がボサボサの亮平だ。


蓮 🖤『おい穢らわしい。覗くな!翔太が嫌がってるだろ』


翔太💙『嫌がってるのはそこじゃない。早く脱ぎたいの////』


一刻も早くワンピースを脱ぎたがっている翔太をイヤらしい目で涼太と亮平はチラチラと見ている。

蓮の首に抱きついている柔らかそうな二の腕も、白い陶器のような生足も3人の興奮材料でしかない。


涼太❤️『さっ、まぁ見てても始まらないんでランチにしよう。翔太飲み物何がいい?』


まず翔太に聞くあたりからして完全に過保護なお母さんだ。翔太は相変わらず蓮に抱きついたままだ。


翔太💙『メロンソーダ!』


涼太❤️『ふふアイスのっけてクリームソーダにしてあげようか翔太』


翔太💙『うん!蓮いい?』


いつもご飯の時にアイスを食べたら怒られているようだ。

お父さんに懇願するように、潤んだ瞳で見つめている。

きっと翔太にとってその潤んだ瞳は渾身の一撃なのだろう。

戦闘力★2つ分に匹敵する攻撃に父は根負けしたようだ。


蓮 🖤『今日は特別だよ////』


翔太💙『やった〜ありがとう蓮』


戦闘力★3つ分のキスが降ってきた。

小鳥の啄みのような可愛らしいキスで気が納まる筈はなく、欲情した蓮は、後頭部を掴むと舌を挿し込み翔太を味わい尽くしている。スカートの中に手を差し込むとゾクリト肩を窄めたところで、静止される。


蓮 🖤『いたっ💢叩くなよ亮平』


亮平💚『いい加減になさい!ランチだって言ってるでしょ。翔太も蕩けてんじゃないよ』


翔太💙『何で俺まで怒られるんだよ///』


涼太❤️『全く…御飯食べてから、そっちは食べればいいでしょ蓮。翔太、飲み物配るの手伝って』


翔太💙『うん』


あっさりと蓮から離れると、スカートをひらひらさせてキッチンに向かうと、涼太にべったりくついて、クリームソーダ作りを至近距離で眺めている。


涼太❤️『ふふ、可愛いね翔太///似合ってるよワンピ』


翔太💙『やだ///ねぇ脱いだら駄目?蓮にお願いしてみてよ』


お願いしたところで、答えは分かっている涼太は

〝頼んであげてもいいけど・・・キスして〟

そう言って翔太にキスを要求すると頰を赤らめながら、涼太の肩に手を置くと唇を重ねた。

後ろにイヤらしく回された手がお尻を撫でている。

挿し込まれた舌に応えるように翔太も舌を絡めた。


翔太💙『んっ///んっ///はあっンッ』


蓮 🖤『おい💢翔太くん飲み物はまだかな?』


慌てふためく翔太を前に、お腹を抱えて涼太が笑っている。

そんな茶番を横目に見ながら亮平は、テキパキと飲み物を運んでいく。


涼太❤️『蓮、翔太がワンピ脱ぎたいって』


蓮 🖤『脱げるものなら脱いでみろ!その代わりみんなの前で脱ぐんだよ!できるの翔太?』


翔太💙『////』


シュンとなった翔太は亮平のシャツを掴むと後ろに隠れた。

亮平は〝なぁに可愛い子ちゃん。今度は俺のお膝の上においで〟と言うと翔太を抱っこしたままリビングに座り込むと翔太を食べている。


翔太💙『ンフッ///はぁりょ…』


蓮 🖤『ねぇ!ねぇ!ごはん!いい加減にしろ💢』


亮平の隣に座った蓮は終始イライラしながら、お酒を煽っている。


涼太❤️『あまり飲みすぎないで。翔太に嫌われるよ』


〝ふんっ翔太は俺に惚れてるからね〟そう言ってまたお酒を一口含むと、クリムソーダのさくらんぼを大口で食べようとしている翔太に口移しして飲ませた。


亮平💚『ちょっと、やめてよお酒苦手なの知ってるでしょ』


翔太💙『ンンンっ』


息つく間もなく口内にお酒が侵入し、熱が喉を通過していく。

蓮は再びお酒を含むと二口目も翔太の喉に注いだ。イヤらしく口から溢れたお酒を蓮は舐めとった。


太❤️『ちょっとそれ、強いお酒だけど・・・』


蓮 🖤『平気だろっいい酒は悪酔いしない』


右手に掴んでいたさくらんぼがいつの間にか無くなっている事に気付いた翔太は辺りを探している。

クスクス後ろで笑っている亮平の口に放り込まれる寸前のさくらんぼ目掛けて翔太は飛びつくと、入り乱れるように後ろへ倒れ込んだ。


涼太❤️『わぁおっ///』


蓮 🖤『すっげぇ〜///翔太、すごいいい眺めだよ』


亮平と翔太は何のことか分からずポカーンとしている。亮平が起きあがろうと翔太のお尻に触れて事の正体を知る。


亮平💚『えっ俺もそっち側から見たい///表どうなってるの翔太見せて?』


ワンピースの裾が捲り上がり、白い翔太の生足にミルキーブルーの紐パンが丸見えだ。慌てて裾を下ろすと3人からブーイングを浴びせられた。


翔太💙『んん加減にしてぉ////』


さくらんぼは無事に取り返せたようで、モゴモゴ言っていて説得力はまるでない。しかも、お酒の影響からか、顔は赤らんで首元はピンク色に染まっている。


蓮 🖤『やばいな・・・色気ダダ漏れだ』


涼太❤️『はぁなんて事だ////夜まで持たないよ』


とにかく精をつける為にも、しっかり食べようが3人のモチベーションに今はなっているようだ。

もくもくと食べ始める3人を他所に、翔太は徐々に沈んでいくアイスクリームを突いて遊んでいる。

時折横から涼太が、おにぎりや唐揚げを翔太の口に運んでいる。その度に発せられる〝うまっ〟に涼太はご満悦の様子だ。

涼太の作った料理だけを口に運んでいる事に気付いた蓮は益々イライラしている。

それに気付いた亮平がすかさずフォローする。


亮平💚『翔太、こっちのエビチリも美味しそうだよ』


〝うまっ2人ともすごい美味しいよありがとう〟

リスみたいにお口にいっぱい含んだまま喋っている。


涼太❤️『お行儀悪いよ翔太。ちゃんと飲み込んでから喋りなさい』


〝はぁーい〟と口をモゴモゴしながら返事をしている。全く反省していない。

お腹いっぱいになった翔太は、お酒のせいもあるのか、睡魔に襲われてウトウトしている。

次第に蓮の方へ体を傾けると、そのまま膝の上に頭を乗せて寝てしまった。

蓮は愛おしそうに翔太の髪を梳いている。


蓮 🖤『翔太も寝ちゃった事だし、俺もお昼寝しようかな・・・夜の買い出し頼んでいい?』


涼太❤️『なぁ食べるつもりだろっ?』


涼太の質問には応えずに翔太を抱き上げると2人寝室に消えて行った。

残された2人は片付けを済ませると、夜ご飯の買い出しへと出掛けて行った。




蓮 side

翔太をベットに連れていくと、寝息を立てて気持ちよさそうに寝ている。

スカートの裾を少し捲ってみる・・・

はぁー早く起きないかな。

頭を撫でると肩を窄めてくすぐったそうだ。

暫くするといつの間にか自分も寝てしまっていた。

ガサゴソ音がするので目を開けると翔太が不審な行動をしている。

どうやらこっそり着替えようと思ったようで、自分の服を探している。

暫く薄目を開けて動向を見守る事にした。

お尻を突き出してベットの下を覗く・・・

戦闘力★3つ分かな→最高の眺め♡

何も見当たらず、今度はこっそりベットから降りて四つん這いになる・・・

戦闘力★4つ分。もう誘っているとしか思えない→後でまたしてもらうね♡

音を立てないように床を這って探すも見つからないご様子。

クローゼットに手を掛けたところで、抱き上げてベットへ連れ戻した。


翔太💙『うわぁあぁ〜何すんだよびっくりしただろう』


蓮 🖤『それはこっちのセリフだよ。なかなかのサービス精神だ。短時間で随分と楽しませてもらった』


翔太💙『何言ってんだお前?』


蓮 🖤『ふふっ分からなくていいよ。で何してたのかな?まさか脱ごうなんて思ってないよね?』


緊張の走る翔太の顔が余計に俺を欲情させる・・・

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