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大声を出した私にビクッと肩を大きく揺らし、こちらを振り向く夜久様。

大きくぱっちりとした目、白めな肌、色素の薄い髪色、幼さが残った顔を誤魔化すようなサングラス…

うわぁぁあ…え?待ってホンモン?ガチモンの夜久様?????まじで?そっくりさんとかじゃなくて?いやでもこんなイケメンにそっくりな奴とかいねえわ。。じゃあガチで……は?

パニックに陥っていると、いきなり夜久様が話しかけてきた。

「あの」

「ぎゃっ!」

可愛くない声を出してしまった。というかめちゃくちゃ今の失礼じゃね…?

「あっ、えっと…ごめんなさい!!!!!!」

「いや、大丈夫ですよ」

い、イケボォォォォォォォ

「それより、さっき俺のこと呼びました??」

やっぱり聞かれてたか…

「…………い、いえ」

うわぁー、顔引き攣っちゃった〜…棒読みにもなっちったぁー…最悪や………(泣)

「そうですか?やっくん、って呼ばれた気がしたんだけどな…」

ポリポリと頭を搔く夜久様もかっこいい…!!

てかサングラス似合いすぎてて禿げるぞまじで!(?)

「うーん…」

じぃーっとコチラを見つめてくる夜久様。

いやぁぁぁぁぁご尊顔がこんなちちちちちち近くにっ!

私のライフはもうマイナスよ!!!!!!!!!(?)

「1回やっくんって言ってくれませんか?」

いきなりの申し出に目を見開いてしまう。

え、いいの?さっきは勢いで言っちゃったけどいいの?え、言っちゃうよ?おけ、言います。

「や、やっくん…」

ボソリと言うと、夜久様はやっぱりと言うように頷いた。

「お姉さん、やっぱ俺のこと呼んだでしょ」

にやっと笑う夜久様に心臓撃ち抜かれ、反射的にはいっと答えてしまった。








夜久様にやっくんと呼んだことがバレたその後、少し話して別れた。

んで、帰宅した。

ちゃっかり貰ったサインと共に。

わぁ…!サイン可愛くてカッコイイ!!!!!

家宝にしなくては……

………ていうか、

私、タイムリープじゃなくて、、、転生したの?

…とりあえず調べるか。

スマホを開いて、バレーボール男子日本代表、女子日本代表、バレーボール協会、YouTuber…諸々調べる。

変人コンビを始めとする、顔知れた推しの名前と写真が出てきた。

………………まじか。

ハイキュー!!と検索しても、「排球」についてしか出てこない。

だめだ…やっぱり転生………。

え、という事は……

私は、推しを生で一目でも見る為にスペシャルマッチのチケットを購入した。

主が転生したお話

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