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「お前また男とホテルに行っただろ!」
「ただの友達だって言ってるじゃない。」妻の返答に彰久は拳を強く握り締めして怒った。
拳を振り上げた瞬間彰久は別の場所に居た。
「ようこちょ!」
「何だ!」毛鬼はニコリと笑い手を振った。
「おやおや毛鬼すっかり此方の職員になりましたねぇ。」
彰久の頭が追いつかない。
「誰だお前は…。」
「私は夢蝶此方が座敷わらしのおはんです。」おはんは夢蝶に
紹介されてヘヘッと笑った。
「此処は何処だ?」
「復讐代行の館ばい。」おはんが契約書とペンを渡した。
「ただし対価としてあなたには化け物になってもらいますよ。」
「化け物になるか…構わないさ妻は俺が居ながら浮気してるんだ!」
毛鬼は小さい手で彰久の肩に置いて「わたちは虐めれて夢蝶さんに助けれたんでちゅ。」と慰めた。
「お前まさか…。」
「ええ彼女は元は人間でした。」夢蝶の言葉に青ざめたが
「それでも良い梨々花に復讐出来るなら…。」と決意した。
「素晴らしい。」カランと鈴を鳴らした。
「佳太ぁ♡気持ちよかったよ。」
「良かった♡」梨々花が間男とディープキスをしていると大量の虫が覆い被さるように飛んできた。
「何よこれ!」虫を払い除けてると
「うわぁ!梨々花助けて…」間男がベッドに沈んで行った。
「梨々花…天罰だ…!」天井から
雨が降ってきて雷が鳴った。
「あなた許して…。」
「そういう訳にはいきません。」夢蝶は巻物を広げ指で魔法陣を描き薔薇の門を召喚した。
「観念するったい。」
「そうでちゅよ。」毛鬼とおはんは梨々花を門に押し込んだ。
「キャー!」悲鳴が響きわたる。
「うるせぇ女だな。」
夢蝶はフフッと笑いカランと鈴を鳴らした。
「雷鬼今日からよろしくお願いしますね。」
「はい喜んで。」
毛鬼とおはんは小さい手で拍手した。