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7 - ナイフを口にしまって

♥

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2024年04月04日

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ナイフを口にしまって

K…こーく V…そらびび

P…ぷりっつ A…あっきぃ

━━━━━━━━━━━━━━━

K ん、これ。

V 何?…手紙?

現在時刻8時30分…突然こーくに渡された手紙に目を通すと洒落た文字でこう書いてあった。

V “こーく様へ そらびびの指導の元立派な殺し屋に成長しておりますでしょうか。今夜他組織と顔合わせのパーティーがあります。是非ご参加下さい”…はあ?

K びびくん参加した事ある?

V あ”ー…

確か組織に入った時まだまだ子供だったから参加はしてなかったっけな。大人になってもパーティーの日に普通に依頼やってたし。

V …無い

K そうなんだ、行く?

V お前が行くなら

K びびくんが来てくれるなら行くよ

V …技術を学べるかもしれないから、一応人とは関わってた方がいいか…しょうが無いなぁ、俺がついてってあげようじゃない。

K ありがとう、じゃあ俺も行くよ。

V 運が良ければ俺を超すことは出来ないけど凄い腕前の人とかと話すことが出来るかもだから、しっかり学びなよ

K ……うん

━━━━━━━━━━━━━━━

〜数時間後〜

〜パーティー会場〜

V …こーく、何でずっと口もごもごしてんの?

K ん?…あぁいや別に何でも。……てか俺どう?ダサくない?

V いや、似合いすぎて鼻血出そう

パーティーなので普段着って訳にもいかず俺らはフォーマルスーツを現在着ているわけですが、どうしましょう、俺のこーくがかっこよ過ぎて涎出てきた、いや汚ねぇ

こんなん女から逆ナンされまくっちゃうでしょ

K …びびくんも、似合っt

女 あ、あの私○○という組織に所属してまして…!

女 あちらで私とお食事でも…!

K え、あ、えっと……

V わお早いわ…考えた矢先に

? …あ、いたいたおーい!びび!

? やほーびびくん!

━━━━━━━━━━━━━━━

V その声は、やっぱお前らか!いたんか!

P いやいや俺はこの組織のボスやしいるやろ

A 俺はぷりちゃんのバディだからね!

V そかお前バディだった、忘れてたわ(笑)

A いや忘れんで?

P まあ忘れるだろうな、ハビーとかいう奴がいれば。

A えっそうなの?!

V ハビー…まあ

こーくを少しずつハビーと呼ばなくなったのには理由がある、実際恋人じゃないし…あと名前を呼ぶとこーくは心做しかいつも嬉しそうな顔をするから…そんな嫌だったんかなハビー呼び

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女 貴方新人なんでしょぉ?私が手取り足取り教えてさしあげましょうか?♡

K …いえ、遠慮しておきます。

沢山の香水の匂いで酔いそう、高く甘ったるい声で話すな、媚びを売ってるようで気持ち悪い……帰りたい。

……びびくん、そうだびびくんは…

A マジか〜ハビー枠取られちゃったぁ?

V やめろお前抱きつくな重いw

K ……は。

なんだアイツ、距離近い、てかなんでハグしてんの?なんで?てか何ハビー枠って。びびくんが好きなのアイツ。無理だよびびくんは俺が好きなんだから。俺がびびくんの……………いや俺何思った今、俺はびびくんの教え子、でしょ特別な関係じゃないし……。

女 …あの、こーく様?

K ぁ、あぁ、すみません少しボーッとしてました。

女 少し夜風にあたっては?私ご一緒しますわ。

女 あ!私も!

そういえばコイツらいたわ……もういいや。

K …そうですね。行きましょう

これは合コンじゃなくて、他組織との顔合わせ。なら腕前を見せ合うのは合法でしょ。

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〜数分後〜

A なんか人減った?特に女性が…

V 途中で帰る人くらいいるでしょ、てか…あれこーくがいない…

…女と何かしてるのかな。何とは言わないけど。あの人数だと6P、いや10Pかな。それは多すぎか…いやどうでも良

A まあいるか、待って言おうとしてたこと忘れたんだけど

V 鶏と同じ記憶力かお前

A 俺鶏説浮上。あ、てかさてかさ、そのこーくって人、もしかしてハビー?

V …まぁそんなとこ

A どこにいたの?!見たかったな…

P ……。

A …あ、そだ、言おうとしてたこと思い出した、びびくん今度俺と一緒に依頼受けよ!1日だけでもいいからバディなりたかったんよー!

V あーいいnッ

P ……やっぱくるよなぁ

K こんばんはぁ。キラッ(???

V …こーく?なんで目塞いでるの、だーれだ的なやつ?

K 別に何でも

V それさっきも聞いた気がする

A ……やだなぁこーく君。取ったりしないよ。

K …え、何を?

P いや分かっとらんのかい!

V 何の話?!

K まあいいや、びびくん、帰ろ。疲れた。

V え帰るの?!まだケーキ食べてないのにいぃぃ……

P あとでケーキ送っといてやるから安心せえ!

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A …いやぁびっくりしちゃった。まさか口の中にナイフがあったとは。

P 小さいナイフやったな…口の中だからよく見えんかったが、少し血ついてた気ぃする。口の中に切り傷みたいなんは無かったから、他人の血である確率が高いで、あれ。

A えぇあれで人殺ったなら相当戦闘力あるよびびくんのハビー君

P あとタイトルのナイフを口にしまってって物理なんやな

A うん多分それは言っちゃいけない事だと思う

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Custard ↓

またまた久しぶりのシリーズ作品でした。

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