まって、これって…皆んな、居ない感じかな。困ったな。困るんだけど。
クロスト「はぁ、困ったな〜」
森…木でかいな〜暗くなってきちゃったし…急いで戻ら、、って何だあれ。
マリちゃんじゃん。
クロスト「やっぽい、マリちゃん」
マリアル「その名前で呼ぶな…いい?これから私と戦ってみるの?どう?負けたら眷属だからね!」
クロスト「もー何回も何回も。別にいいけど、早めに終わらせるかもね〜」
…ん?何だかいつもと違う?動きが前より早くなってる?!
クロスト「う゛っ………」
マリアル「足元にも及ばなかったわ♪」
クロスト「きゅ、急に、、、どうしたのさ、そんな感じじゃ」
マリアル「ついてきなさい弱者。負けたら眷属、お分かり?」
クロスト「……っ!」
ある程度眷属を増やしたら、本格的に進めていきましょうか♪
私が中心となって革命を起こすのよ!
そして1ヶ月が経ち…
柚未「そろそろあのボロ屋、引っ越したいわー」
イザヤ「そんな無茶言わないでよ、せっかく見つけたのに。また見つけ直さないといけない羽目になるよ?すごく時間かかったんだ、我慢して」
柚未「私とカヤトに合わないよ〜!!!」
イザヤ「……」
柚未「…ってあれ?いつもならやってたのに。何でやってないの!?」
俺たちはいつも食糧がなく、お金もなかった為、盗みを働いてたのだ。
カヤトはというと行きたくないみたい、めんどくさいんだって。女の子集めてとか言ってたけど…。
柚未「26日までお休みぃ!?困るよぉ」
イザヤ「どうしよう…」
柚未「はぁ、まずいなぁ〜このままだったら私達やばいよ。何よりカヤトがグチグチ言ってくる…めんどくさいようよう…どこか別のところ行っちゃうかもしれない!どうしよう!」
柚未、何かブツブツ言ってるなぁ。
あ、そうだ!
イザヤ「他のところ、どこかないか探してみようよ」
柚未「えーここの他に緩いところあったっけなー」
イザヤ「探せばあるよ、きっと」
柚未「んじゃあ、イザヤ行ってきてよ☆」
イザヤ「な、何で!?」
柚未「ほんとは私だって行きたくないっ!ゴロゴロしてたい!でもイザヤへまちょこだから着いてきてあげてるの!」
なんだ、、なんか舐められてるような…でも事実…。
イザヤ「…た、確かに…そう、だけど、、、」
柚未「ふふーっ!効いたねー?…って、そんなことしてる場合じゃなーーい!!!探そ探そ!」
??「君達、お話中だけれど少しお話をさせてほしいの」
??「こっちに来てもらおうか」
突然、背後から、見知らぬ男女2人が俺たちに話しかけてきた。
柚未「ごめんね〜?急がなくちゃいけなくてさー時間ないんだ〜」
??「来い!!」
すると、話しかけてきた女の子に柚未も俺も腕を掴まれて引っ張られる。その力は強く、とても引き剥がせるほどではない。
??「ちょ、ちょっと、強引すぎるわ!」
??「コイツらがそうかもしれないだろ!そうだとしてもし逃げられたりしたらどうする!」
??「えぇっと…」
俺たちは、影のところで事情聴取を受けることになった。
??「名前を聞いてもいい?」
イザヤ「あ、えっ」
柚未「そう容易く口にすると思う?」
ね〜?と言いながら俺の方を向く。
イザヤ「そうだね」
??「図々しいな、よし斬るか」
??「ちょっと!やめて頂戴!」
剣を握っているロングの人の手を止めるショートヘアの人。
柚未「君たち、何者かな?まず、名乗ってよ」
エル「あー僕たちはここの街周辺で起こっている事件の犯人を捕まえたりしているわ。僕はエル、こっちはアル」
アル「エル!…はぁ、、、まぁ、この街では知れ渡っている名ではある。金髪と赤髪……やはり、もう名を聞かなくても分かる」
エル「一応!一応ね?」
柚未「ゆ、柚未」
イザヤ「イザヤ、です…」
アル「連れて行くぞ!」
エル「えぇ」
柚未「ちょ、ちょっと!!!離してよーーーーーー!」
こうして、俺達は連れて行かれてしまった…。
ベラドール「アイツらの体調、あれからどーなった?」
シャスカ「いやまだわかんねー。目、覚めてないんだよ」
ボラス「ヴァンパイアにされた人間を元に戻す薬…過去の事例はいくつかあってそれのどれもいい結果で終わってる。きっと、今回もうまくいくだろう」
シャスカ「だと良いんだけどな」
ベラドール「そーいや、最近さーあのサンルナ族の戦い。やばかったらしいぜ?」
シャスカ「あー聞いたことあるわ。あのゲルタ長とツヴェル副長が大怪我だろ?ヴァンパイアこえーな」
ボラス「命に別状はないみたいだから、ひとまず安心ってところだろう」
ベラドール「でも、共にした……なんだっっっけなぁ…た、たと、うなんちゃらかんちゃら」
シャスカ「断闘騎士団」
ベラドール「そう、そう!シャスカナイスー!その騎士団、全員いまだに帰ってきてねーんだってよ」
シャスカ「それに司令官も何者かによって殺害」
ボラス「まさかそれもヴァンパイアの仕業だったり、な?」
ベラドール「だったらすげーな」
シャスカ「まぁ、その頃ハンター街に不在だったしそれで警備ガバガバだったろうからワンチャンあるかもな」
ベラドール「ひえーそれで、結構、やられたんだろ?」
シャスカ「街からちょっと離れてるもんな。気づかなかったわ」
ボラス「はぁ、俺たちも頑張んないとだな」
ベラドール「なぁ、まだ新情報ねーのかよ!」
ボラス「ないな。また探索だ」
ベラドール「あれ疲れるんだよなぁ」
シャスカ「それが仕事なんだからしょーがねーだろ」
ボラス「今日はシャスカ。お前が行け、今の患者は薬の効果待ちでしばらく空きできた」
シャスカ「え、俺???」
ベラドール「いや、お前しか居ないだろ。行ってこーい」
シャスカ「嘘だろ…。番犬、カウントはいんねんじゃねーのかよ」
ボラス「前から不平等だってことで変えた」
シャスカ「そういうの早く言えよな」
ベラドール「ほら、番犬が言うんだから、お前の好きなもん用意して待ってっから、行ってこいよっ。もしかしたら、居るかもだぞ?」
シャスカ「へいへい。行ってくるよ」
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