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mtor
lp × rs
29日目
―――
lp 視点
1人静かな家。
することも無くて、ただただ暇だった。そんな時、頭に浮かぶのがロゼ。ロゼといると嫌なことがあった直後でも楽しくなって。全てを忘れられる。
――ロゼに、会いたい
ふと思った。
俺のこの寂しい気持ちを、ロゼなら無くしてくれるから。
スマホを開いて、ロゼのトーク画面を開く。
前のトークは一昨日。
昨日、喋ってなかったんか。
だからか、今日はやけに寂しい気がするのは。
「 電話かけても、迷惑じゃないかな 」
少し渋った。ロゼの大事なプライベートを俺が邪魔していいのか、でも。
会いたい、ロゼの声を聞きたい。
思い立ったらもう行動していた。
――プルルルル
「 …… 」
無言でロゼが電話に出てくるのを待つ。
『 らぴちゃんどしたの? 』
電話に出たロゼはいつも通りだった。俺の大好きな声。
「 少し寂しくってさ 」
『 そうなんだ、かわいい 、笑 』
「 うん、やから… 」
「 …今から会えるかなって 」
『 あー、 』
少しロゼの声は悩んでいるようだった。
やっぱ、迷惑かな。
『 俺もうお風呂入っちゃったんだよね〜… 』
「 あ、そうなん 」
「 じゃあ…ロゼん家、行っていい? 」
『 俺ん家来んの、!?え、今散らかってるけど… 』
そんなの、俺が気にするわけないやろ。
ロゼの顔が見れるだけで嬉しいんやから。
「 それでも、いいよ 」
『 いやいや俺がいやなの! 』
『 ……らぴちゃんが来るまでに、掃除しておくね 』
てことは、ロゼの家に行っていいってこと。
それだけでうれしかった。今からロゼに会える。
「 ん、じゃあ今から向かうわ 」
『 うん。待ってるね 』
俺は少し躊躇って電話を切った。
俺は急いで準備をする。
必要最低限のものを鞄に入れて、鏡で髪の毛をセットする。
ロゼにかっこいいって思ってもらいたいから。
数分、スマホで時間を潰した。
そろそろ掃除も終わる頃だろうか。
そう思い、俺は家をあとにした。
ここからロゼの家は遠くもなければ近くもない。
数十分あれば徒歩で着くくらい。
ロゼのことを考えていれば寒い空気もどうってことなくて、気分は上がっていたと思う。多分、周りの人が見てもわかるくらい。
ロゼのことだけを考えながら歩いていると、ロゼの家に着いた。
インターホンを鳴らす。
ドアが開いた瞬間、
そこに立っているロゼを見て胸が一気に軽くなった。
「 らぴちゃん、待ってたよ 」
「 ロゼ〜!! 」
俺は勢いよくロゼに抱きつく。
「 うぉっ…… 」
「 あ、 」
俺はぱっと離れる。
「 ごめん、もう風呂入っとったのに… 」
するとロゼは微笑んで言ってきた。
「 らぴちゃんだったらうれしいよ笑 」
「 …… 」
かわいくて、愛おしくて。
また俺はロゼに抱きついた。
「 ふふ、笑 寒いでしょ、入りな? 」
「 おじゃまします 」
「 ゆっくりしていってね 」
ドアを開けて、リビングに入る。
こんな数十分でこんなに綺麗になるのか?と疑うほどロゼの家は綺麗だった。
「 そんなまじまじと見てどうしたの笑 」
「 綺麗やな〜って 」
「 そう?笑 ありがと 」
ありがと、とまた微笑んで言うロゼがかわいい。
今すぐにでも抱きついてしまいたい。
「 …らぴちゃん、もういっそ…俺ん家泊まっていく、? 」
「 …… 」
そんな言葉で俺は固まった。
ロゼん家に、泊まる?俺が?
「 ……えっと 」
「 あ、いやだったら全然いいんだけど! 」
考えるだけでドキドキした。
泊まるっていうことは、俺は今からロゼん家の風呂に入って、ロゼのベッドで寝る。
動揺した。
こいつはほんまにいいのか。こんな俺を家に泊めて。
おれ、手出してしまうかもしれんで?
「 ……いや、じゃないけど 」
「 じゃあ、いい…? 」
「 実は少し前からね、らぴちゃんとお泊まりしてみたいって思ってたの 」
少し顔を赤くして、俺の目をしっかりと見て言ってくる。本当に、かわいすぎておかしくなってしまいそうだ。
「 ほんまに、泊まっていいの、? 」
「 うん。むしろ、泊まっていってほしい 」
ぎゅ、と手を握られて言われる。
「 じゃあ、お言葉に甘えて… 」
「 ふふ、お風呂…入っておいで?笑 」
まるで同棲しているみたいだった。
ロゼに、嫁みたいなセリフを言われるなんて。
「 うん、 」
「 あ!俺ね、らぴちゃんとおそろいの部屋着…買ったんだよね… 」
「 …は、? 」
思わず声が出てしまった。
これの色違いなんだけど、と指をさしたのはロゼが今着ている赤色のシンプルな部屋着。
「 らぴちゃんといつかいっしょに、着れたらいいなって、思って 」
てことは。
ロゼは俺が家に来るとわかって、この部屋着に着替えて、もともとお泊まりしようとしていたということ。
神様、俺の恋人が可愛すぎます。
「 ……かわいい 」
「 っ、ええ…?笑 」
「 も゛ぉぉその反応もかわいいんよ…、! 」
「 へへっ、ありがと…笑 」
そんな風に笑うロゼもかわいくて、何か一つ行動をする度にかわいいが浮かんでくる。
ほんまに、調子狂う。
「 お風呂場に置いておくから…、行ってきな…? 」
「 らぴちゃんがお風呂から上がったあとに、ぎゅー…沢山しようね 」
あかん。こいつかわいすぎるわ。
「 うん、わかった… 」
体が熱かった。ロゼは触れてこなかったけど、今の俺の顔。多分すごいことになってるだろう。これはロゼがかわいいのがいかん。
そう思いながら、俺はお風呂場に向かった。
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コメント
4件
尊いぃぃぃ!!! 良かったら続き書いてほしいですっ!
やばい … 尊すぎます‼️😿