続きです
桜 「!」ニヒッ。。。
梅宮 「!!?あの顔は!」
柊 「ああ、、あいつそっくりだ!」
梅宮 「まずいぞ、、十亀が、、最悪死ぬぞ。」
桜 「ほら、来いよ。」
その後も、両者、一歩も引かず、戦い続ける。
だが、、
桜 「オラァ!」
疲労のせいか、ガラ空きになった十亀の横腹に、桜の蹴りが深々とめり込んだ。
十亀 「ウゥグっ、、、!!!!」
たまらずお腹を抑え、膝から崩れ落ちる十亀。
十亀は地に伏してうずくまり、口から唾液を垂れ流す。
十亀 「ォェッ、、!」
桜 「バッ!」
でも、桜はうずくまっている十亀をまだ殴ろうとする。
そのとき、
梅宮 「桜!やめろ!!!」
梅宮が桜の腕を掴み、間一髪のところで十亀を救った。
桜 「ギギギギギ」
絡まれた梅宮の手を桜は無理矢理どけようとする。
梅宮 「桜!!!」トンッ
桜 「っ!」
またあの夢だ、、
何回出てきたら済むんだよ、、、
昔はこの夢を見たら泣いてた、、、
でも、、もう、、
何も思わなくなっちゃったなぁ、、
梅宮 「お、おきたか、、」
桜 「!?う、、めみや、、」
蘇枋 「さ〜くらくん!おはよ〜」
楡井 「こんにちはの時間ですけどね。」
十亀 「さくら〜。」
桜 「あれ、、俺何して、、、」
、、、あ、そうだ、、
十亀と喧嘩して、、
桜 「け、怪我大丈夫か?!」
十亀 「うん。痛いけどね、桜は強いね。」
桜 「、、生きるには強くなる以外に方法がないし、」
梅宮 「、、まぁいいや!獅子頭連と、タイマンも終わったし打ち上げだな!」
桜 「、、、俺はいい、、」
兎耳山 「桜ちゃんも!一緒に食べよう!」
桜 「、、、いい、、」
久しぶりに感じた、
人の敗北を眺めて得られる快感を
この街には俺を拒否してくる人がすくねぇ、、
いたら、快感を得られたのに、、、!
梅宮 「、、じゃあ!桜!今日誕生日だろ!
ポトスで誕生日会しに行こーぜ!」
柊 「お、いいなそれ。」
桜 「は、はぁ?別に、、祝われなくても困らないし、
祝われたことも、、ほとんどないからどんな表情するかもわかんない、、、、」
蘇枋 「そんなことか。別にどんな表情でも良いんだよ。」
最後に祝われたのは、3歳のときか、、、
あんまり覚えてないんだよな、、、
0歳とか1歳とか記憶ないし、3歳もないけど、、、
でも、おかーさんとの大切な思い出の一つだ、、
できる限り思い出したいな、
梅宮 「蘇枋、祝うのは準備ができてからにしよーぜ!」
蘇枋 「あ、良いですね」
楡井 「お店とかも決めないと、、、ブツブツブツ、、、」
柊 「あれ、、、桜お前何歳?」
桜 「15?か14」
蘇枋 「多分15歳だと思う!」
楡井 「あれ、、年下?」
蘇枋 「4月1日はギリギリ俺達と同じ年だもんね。」
梅宮 「お、じゃあ桜は蘇枋たちの後輩だな!」
桜 「はぁ!?お前話聞いてたか?!」
梅宮 「おう!15歳だろ?」
桜 「お前、、、、、耳ついてんのか?」
梅宮 「?おう!バッチリくっついてる!」
桜 「はぁ、、」(呆)
終わります
コメント
8件
最高です!!