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ども。にこにこです。あ、ちょっと雑談なんですけど、卒業しました。でも投稿頻度は変わらないと思います。
本編どぞ。
nk side
彼女に「行かないで」って言われると行けないんだけど、やっぱりシャケの体調が早く戻って欲しいから申し訳ないけど手をそっと離した。そして、近くのコンビニに寄った。
nk「よし。これくらいでいいかな」
買ったものはすぐに作れるお粥の素(?)みたいなのとゼリー。これで体調が良くなるといいな。
………てか、もう結構時間立ってるしシャケ起きてんじゃね?やばっ。早く帰んないと。
shk side
shk「ん……」
あれ?ずっと離さないように強く握っていた手がなくなっている。
shk「え…?nakamu…?」
「行かないでって言ったのに…どうして?」
やっぱり俺のことが嫌いになって帰ってしまったのか?看病が嫌でどっか行っちゃったのか?
なんで?と思いながら、1階に行ってnakamuがいないか確認する。
やっぱりいない。
shk「ど…して?」
ポロポロと涙が出てくる。止まらない。
ガチャ……
nk「はー…はー…ってあれ?シャケ?」
「寝てなくていいの?」
shk「な、かむぅぅ………うぇ…ひぐっ…」
nk「どーしたの?あ、ごめん俺シャケの体調が心配だったからコンビニに行ったんだよ。大丈夫。」
「俺はいなくならないよ。」
俺の思っていることが通じたのか分かってくれたのかどっちかわからないけど、nakamuの今のことですごく安心した。
shk「いなくならないでね」
nk「うん。さっきはごめん。もう行かないよ。」
nk「ところで、何食べる?お粥とかゼリーとか買ってきたけど。」
shk「ん……ちゅーしてほしぃ。」
nk side
shk「ん……ちゅーしてほしぃ。」
え?
急に言われてびっくりしたのと嬉しいのが半分ずつ。こんな事言われたのは初めてだ。
shk「だめぇ?おれ、寂しかったんだけど………」
nk「ううん。だめじゃない。すっごく嬉しいし、今のシャケ可愛いよ。」
俺がそう言うと、シャケは熱で少し赤かった顔がもう少し赤くなった。そして、熱と泣いたせいでへにゃ、と可愛く笑う君がなんとも愛しい。更にシャケは微妙に口を開けて目を閉じて、キスを待っている顔をしている。
ちゅ。
shk「‼…っふあ…ん…ぁ」
舌を難なく入れて。歯茎や上顎など、シャケの弱いところを中心に攻めていく。
shk「んぁ…な、かむ…すきぃ…♡」
nk「ふふ…俺も好きだよ…」
nk「うん!36.4!治ったね!」
shk「おう。あ、nakamu……」
nk「ん?どした?」
shk「えっと…看病、ありがとう…」
nk「‼こちらこそ可愛いシャケを見せてくれてありがとう」
shk「はっ⁉」
nk「いやー熱のときのシャケも可愛かったけど、誘ってくれたときはもっと可愛かったなぁ〜」
shk「バカ!やめろって!」
nk「まーまー。さて、シャケ?俺はお前が熱の時ずっと我慢してたんだからな?流石に病人を襲う趣味はないけど」
shk「え、それってどういう…?」
nk「今日、よろしくね?」
shk「……ぅん」