意味がわかると怖い話

『日記』

最近日記をつけている。

最初は全然続かないと思っていたけど意外と続いている。

後で見返すのも楽しい。

〜〜○月○日〜〜

今日は友達と遊んだ。外で遊んだり、家の中でゲームをした。外で遊んでいると急に雨が降ってきて大変だったな。

この日は本当に楽しかったな。

そして次のページを見ると覚えのない日記が書いてあった。

〜〜○月○日〜〜

今日は友達と外で遊んでいた。そしたら友達が死んだ。悲しい。ずっと泣いた。家に帰ろうと歩いていると車がこっちに向かってきた。

何だこれ？気味が悪い。

僕はそのページを破いてゴミ箱に捨てた。そして今日のことについて日記を書いた。

ある日の放課後、友達に遊ぼうと誘われた。

いつもの様に楽しく遊んでいた。

それは最初だけだった。

まさかそんなことがありえるなんて………

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解説

日記に書かれていた覚えのないページ。そこには奇妙なことが書かれていた。そんなある日悲しいことが起こった。それは日記に書かれていたことだ。その日記はこれから起こる未来のことについて書かれていたのだ。友達は死んでしまい、主人公は車にはねられてしまったのだ。

未来が分かると良いことがあるかもしれないがこの様な事が、書かれていたら恐怖で震える毎日を過ごさなくてはいけないのだ。