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橙紫と桃黄のお話です
※注意
ご本人様関係ございません
エセ関西弁です
微赤青、微桃青
桃視点
(随分とペットたちが静かだなぁ)
なんて思いながら黄の帰りを待っていた。
部屋には寂しい空気だけが流れた
「いつ帰ってくるかなぁ、」
そう呟きスマホを確認したとき、バイブ音が鳴った。
青からだった
確認すると『伝令。彼女たちを迎えに来い』とのことだった
これを見た時俺は呆れたように笑い、『おk』と返し、上着を羽織った。
橙の家に向かいながら橙に『橙〜青から伝令〜黄と紫ーくんが潰れたから迎えに来い』と送り、いそいそと向かった
既読が付き『あいよ〜』と返事が返ってきた。
その頃にはもう橙達のマンションの前に着いていた。
数分待っていると
「桃ちゃんごめんな待たせたやんな」
と言ってマンションから出てきた。
「いやいや気にすんな。それよりあいつら酷いらしいぜ」
「まじかぁw、」
なんて呑気に喋って二人がいる店へと向かった
店の入り口まで行くと、中から陽気な笑い声と、少しだけ大きな歌声が聞こえてきた。
店員さんに案内されて奥の座敷まで行った。
案の定そこには、ぐったりとテーブルに突っ伏してる紫ーくんと、顔を真っ赤にしてニコニコ笑う黄の姿があった。
青とスタッフの人たちが、困り果てながら二人を見守っている。
青は俺らが来たことに気づき、「あぁ、よかった、早く持って帰ってぇ、」と疲れたようすで言った
青の推しである紫ーくんもいるのにそんなふうに言うとは本当に大変だったんだろうなぁ
なんて思いながら黄を後ろから抱きしめた
「黄〜?」
「ん〜//?」
頬を赤ながら微妙な返事をする
「黄〜?大丈夫?」
「ん〜えへへ、///」
可愛らしく喋りながら酒の入ったコップに手を伸ばした
「黄〜これ以上はダメだよ〜」
「やぁや!」
「黄〜」
「ん゛〜ん゛!」
とずっと駄々を捏ねている
「こりゃダメだ、」
なんて呟いていると隣から
「あれま、」
という声が聞こえた。
横を見ると紫ーくんが橙の胸の中ですやすや寝ていた。
「ん?あぁ紫ーくん寝ちったか。まぁ酒飲んだら激弱の紫ーくんならそうなるか」
「まぁせやなw」
橙の性格的に紫ーくんを起こすのは嫌だろう。
が、ここは生憎とってもうるさい。流石にこのうるささは目が覚めてしまう。
きっと紫ーくんも久しぶりによく寝れているだろうし、先に帰ってもらおう。
「橙先に帰ってていいぞ?」
「あ、まじ?」
「おん。俺の方はまだ時間かかりそうだし」
そういう俺の腕の中の黄は「まだ飲む!」などと言って駄々を捏ねている。
橙は「あんがと」と言い店を出て行った。
さ〜て。この黄をどうするかが俺の一番の課題だった。
「黄〜?もういいでしょ早く帰るよ〜?」
「やだ!まだのむぅ!」
「お家帰ってからならいいからとりあえず家帰ってから飲も?」
「いいのぉ!」
なんて目をキラキラさせて俺を見つめてくる。
まさか。こんなベロベロのやつにこれ以上酒を飲ませるわけない。
でもとりあえず家の帰らないとみんなの迷惑になってしまう、、、
「うん。飲んでいいから帰ろ?」
「わかったぁ、///」
と言い俺に体を預けた。
と思ったらすーすーと可愛らしい寝息が聞こえてきた。
やっと一段落した。
「ふぅ、、」
なんてため息をつくと
「桃く〜ん乙〜ありがとね〜」
と相方が近寄ってきた。
うん。とってもベロベロだ。どうしよう。
流石の俺でも二人の成人男性を担ぐことはできない
どうしようか悩んでいると
スタッフさんに声をかけられた
「桃さん。すみません、橙さんと桃さんがお二人の介護をしてる間に青さんが飲まれてしまって、、」
「いえいえ大丈夫ですよ。スタッフさんはスタッフさん達でぜひ飲んでていてください」
「青は俺がなんとかしますので」
「申し訳ございません。では失礼します」
「いえいえお気遣いなさらないでください。」
ブブッ
俺のスマホが鳴った
正直びっくりした。
スマホを見ると通知は赤からだった
内容を確認すると『青ちゃんが帰ってこないんだけど。何してるか知らない』
この内容にも驚いた
いつもの文体ではなく苛々しているのがひしひしと伝わってきた。
『青潰れてるから迎えにきて。』
と送った。
一瞬で既読が付き、『り』というなんとも簡素な文が返ってきた。
とりあえず俺はその返信を見て安心し、青に声をかけた。
「青〜赤が迎えにくるからもうちょい我慢しよう。な?」
「しゃけぇえ!!!」
と俺が取り上げた酒についくるように叫んだ。
「おいッばかッ。黄が起きるだろうがッ」
「ん゛〜、そうやって黄くん黄くんばっかりぃ、、、」
「そりゃ俺の彼女だからな。」
「ん゛〜〜〜、、、」
「お前には赤がいるだろ、」
「だってぇ、僕甘えられないんだもん、、」
「自分でどうにかしろ。」
「ちゅめたぃ、、、、」
「知らね〜よ」
なんて言い合いをしていたらバンと引き戸が乱暴に開く音がした。
「青ちゃん?」
そう言う赤の目にハイライトがあるとは到底思えなかった。
赤にしては珍しいドスの聞いた声で、明らかに怒っている。
そりゃ、自分の恋人が相方に甘えるようなことをしていたら怒るのは当たり前だろう。
ただ、これは、、、相手が悪すぎる、、、、
「あ、赤、くッ、」
青はうん。怯えている。そりゃそうだ。
赤は怒るとびっくりするくらいSになる。その恐怖は青が一番よくわかっているだろう。
「ごッめんなさッ、」
「青ちゃん、謝って欲しいわけじゃないんだ。帰るよ。」
なんて言っている。こぇ〜なんて呑気に思いながら俺は黄が目を覚まさないよう黄の目手でを覆った。
そんな俺に今更気付いたのか赤に声をかけられた。
「あ、なんだ桃ちゃんいたんだ。」
「そりゃまぁいますわな。」
「青ちゃんの世話ありがとうね。」
「いえいえ」
「、、、((ニヤッ」
わっるい顔をしてやがる。何考えてるんだ、、、
「黄〜ちゃん可愛い顔して寝てるね、」
なんて言いながら俺の腕の中で寝ている黄の頭を撫でた
「そりゃまぁ俺の彼女だからな。可愛くないわけねぇわな。」
「それもそうだね。」
「黄ちゃんって従順で純粋で、いい子でしょ。」
「まぁそれなりに。まぁ我儘っ子の時もツンデレの時もあるがな」
「そうなんだ。可愛いね、((ヨシヨシ」
、、、、、、、青に嫉妬させるつもりだ。
嫉妬させるのはご自由にどうぞなんだが、俺の彼女を巻き込まないで欲しい。
当の青はどんな表情をしているか見てみると
こりゃまぁ驚くほど効いている。
こんなあからさまな演技にも気付けねぇとは恋はなんとやらとかいうやつだな。
まっ。そんなことはどうでもいいから早く黄を撫でるのをやめてほしい。
「赤。いつまで撫でてんだ。」
「あっ、ごめんごめん、可愛くてつい」
「あっそー。まぁ俺達は帰るからな」
「はーいじゃあね〜」
「赤達は帰らねぇの?」
「ん〜荷物まとめないとだし待たなくていいよ。バイバイ」
「あぁ。じゃあな」
店の戸を閉め外に出た。
あ〜怖かった流石にあそこまで怖い赤は見たことねぇわな
なんて思いながら黄を大事に抱え帰路についた
またまた変な終わり方ですけど許してください!
最後のやつは余韻的なの書こうと思ったんですけど赤青の下りで力尽きました、許してください、、、
いやぁ、ほんとノベルかける人はすごいなぁってつくづく思います。
まっ、そじゃ!