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ズンズンと白布くんに手を引かれ歩く。
部室の前まで来た。
ガチャ
シラブ「入れ」
『えっ…ああ、、はい、、』
断る余地なく入る。
ロッカーを開けてゴソゴソする白布くん。
えっ?え?
大丈夫なの、、私入って、、、
シラブ「俺のジャージに着替えろ」
ポンッと私の方にジャージを投げる。
『えっ…?なんで?』
シラブ「早くしろ」
『あっはい…』
 ̄ ̄ ̄ ̄
ブラウスのボタンを外し、キャミソールの上から白布くんのジャージを着る。
白布くんは部室のドア前で見張ってくれてる。
…え?
ほんと、状況が全く分からないんだけど。
白布くん…目ェ合わせてくれないし…相当怒ってる、、よね?
スカートを脱いでズボンを履く。
やっぱり20cmも違うと
(美樹ちゃんは155cmだよ)ジャージも大きいな
ダボダボしてるからウエストをキュッと閉めて部室のドアをトントンと叩く。
『白布くん…着替え終わったよ』
そう言うとドアが開き白布くんが
シラブ「…ん、じゃあカバン持って行くぞ」
とまた私の手を引く。
え!?次はどこへ!?
ズンズンと白布くんは前を歩く。
『ねぇっ白布くん…どこ行くの!?』
なんだかさっきから、急いでるような。
ほんと、、相当怒ってる?
恐る恐る尋ねる。
と
シラブ「俺の部屋」
白布くんは答えた。
『え!?』
びっくりして大きな声出しちゃった。
『男子寮なんじゃ…』
シラブ「防犯カメラとかないし大丈夫」
そういう問題じゃないよ!!!
ズンズンと白布くんは前を歩いて男子寮についた。
ピッピッピッと暗証番号を入れて中に入る。
えっと…ちょっと待って、、
えっ…
私はもうパニックで流れのままだ。
大丈夫なの!?
シラブ「ここだから、」
そう言って部屋のドアを開ける。
ガチャ
カチャ
入ると鍵を閉める白布くん。
わあ…白布くんの寮でのお部屋初めて…
嬉しい…えへへ
って浮かれてる場合じゃない!!
ほんとに大丈夫なの!?
こんなのバレたら停学どころじゃ済まない希ガス…
『白布く…』
と白布くんの方を向くと
ギュ
白布くんに抱きしめられた。