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気付いたときには 、灰色の空が、戦闘で抉れた大地を覆った焼け焦げた建物、倒れた旗、そして静まり返った村
そんなところに立っていた 。
ここが、つい数時間前まで戦場だったそんな 、景色だ 。
私の手はまだ震えている。
炎の能力――それは敵を焼き尽くすためのものではなかったはずなのに。
なのに、ここまで血を流してきた――。
「……これが、私たちの戦いの結末、?」
遠くから聞こえた声。
その低い声の主は、かつて仲間だった rir- だった。
ボロボロの服に泥と血が混じり、彼の体は疲労の色を濃くしていた。
「……rir-?」
私は言葉を飲み込み、彼の顔をまっすぐ見た。
敵――ではなく、かつて共に戦った仲間。
その目には、憎しみでも、恐怖でもなく――迷いが宿っていた。
「どうして来たかって?……もう一度話すため」
rir- は息を吐いた。
ずっと避けてきた――避け続けてきた絆が、今ここに立っている。
「…あの時、お前は……私たちを見捨てた」
その言葉は、静かに、しかし確実に私の胸を刺した。
「私たちはltちゃんねるの力を信じていたのに。
人間と人外が共存できる未来を――ltさんとなら信じられるって思ってた」
rir- の声は震えていた。怒りでもなく、ただ――痛みの残響。
「でも…違った。お前は逃げた。俺たちを置いて」
その一言は、砂嵐みたいに胸の中に吹き込まれた。
私は、ひとつ息を吐いた。
「逃げたんじゃない。…怖かったから」
平和を願っていたはずなのに――
戦いのたびに心が壊れていくようで。逃げたい自分がいた。
「私は…本当に世界を変えられるのかって。誰かを守れるのかって」
言葉が震え、嗚咽に変わりそうになる。
「だから…答えを出せずにいた。でも、避けることで傷つけてしまったのは……あなただった」
rir- はその言葉を黙って聞いていた。
沈黙が続き、空気が重くなる。
「……私も怖かったんですよ」
突然、rir- の声が柔らかくなった。
「戦うたびに仲間が傷ついて、戦いの意味を見失っていく自分がいた。
でもな――逃げ続けたら、何も変わらないってようやく気づいた」
彼女は私に一歩近づき、手のひらを差し出した。
「…だから、もう一回だけやろう。ltさんのやり方でいい。
私はltさん達と共に戦う」
その言葉は、ただの再会じゃなかった。
過去を乗り越えて、共に進む“再出発” を意味していた。
炎と灰に染まった世界で、小さな光がふたつ、静かに揺れた。
この先に何が待っていようと――
逃げるのではなく、立ち向かうことを選んだ。
それが、私たちの――新しい答えの始まり。
これらは全て、かつてない “ 夢 ” だった 。
でもどこからだった?
それはかつてない誰かのメッセージなのかもしれない。
でも私は、何かと … rir-ちゃんねるからのメッセージな気がした 。