パチンとギルドマスターとアルファスさんに言われた人が指を鳴らすと部屋に明かりが着いた。俺?俺は驚きすぎて声がでずに口を半開きにしている。
流石に、周りが見えないわけではないのでギルドマスターの外見についてお教えしよう!!
ギルドマスターは、綺麗な空色の長髪を、後ろに赤いリボンで結んでいて、これまたアルファスさんとはまた違った美人だ。性別は…男だ。まだ、女性とは話していないが、いることにはいる。闇ギルドに来る前にすれ違ったし、めっちゃいい匂いした!!前世では、付き合ったことあったけどなんか詐欺が多かったし、今世ではいい人と付き合えたらいいな〜。おっと、話が脱線したな。なんか、猫耳付いてるし猫獣人だろう。すると、猫獣人だろう。と判断したところで俺の思考は、止まった……。理由は、綺麗な顔が、近付いてきて、フードを取り、
「へ〜。綺麗な子供だね。高値で売れそうだ。」
……へっ?売れる?誰が?俺が?
「違います!!ギルドマスター!その子は、奴隷では、ありません!」
アルファスさんは、あせったように言う。
対するギルドマスターは、驚いたようにいう。
「えっ、Sランクの昇格試験の残り、高値で売れそうな子を見つけてくるの終わってないから、てっきり…、ちがうの?」
アルファスさんは、焦ったように声を出したからか、ため息をつきはっきり言った。
「ふぅ。違います。」
「そうなんだぁ。僕の早とちりだったんだね〜。ごめんね。君、売り物じゃなかったんだね。」
ギルドマスターが謝ってくる。
「へっ?あ、いいえ。別に気にしては、いませんよ。」
ギルドマスターは、少し目を丸くしてぷっとふきだした。
「君みたいに、売り物扱いされて怒らなかったりしたのは、初めて見たよ。どこからきたの?」
「あー、ギルドマスター。ユカは、神隠しにあったみたいで毒の森で発見しました。」
「へー、そう、、えっ?毒の森!?本当に?毒の気にあてられてたの?」
「そうみたいですね。耐性スキルがあるみたいです。」
「ほー。珍しいね。ねぇ、アルファスこの子、いや、ユカっていうんだっけ?ちょーだーい?」
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