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#ベリアン・クライアン
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番外編87『執事と似たぬいをお迎えしました』
ある日のこと――。
『ぬい、ぬいぬい。』
『ぬぬ、ぬぬっ。』
『主様。これはなんですか?』
『みんなに似たぬいだよ!可愛いでしょ♡♡』
デビルズパレスにみんなに似たぬいがやって来ました。
『ふふ、みんなにそっくりね。』
食堂のテーブルにぬい達が広がる。
『ベリぬい、はい、マドレーヌだよ。』
『ぬぬー!』
『……納得いきません。主様のお世話をするのは私です!主様から離れてください!』
『ぬぬぅー!』
『べ、ベリアン……。』
『ん?どうしたの?バスぬいちゃん。』
『ぬぬ、ぬぬぬ。(主様、ムーをもふもふしたい)』
『ムーを?もちろんだよ、ムーは今どこにいるかな…。』
私はバスぬいを抱えて庭へ向かう。
『主様嬉しそうだな。』
『複雑な気持ちだがな……。俺に似たぬいは…。』
ドガーン!!
『あ、こら!ハウぬい!!キッチン爆発させてんじゃねー!』
『ぬ、ぬぬ……(す、すまない)』
キッチンからロノの怒号とぬいの声がする。
『料理が壊滅的なところお前にそっくりじゃねぇか。』
『く……っ。』
『ぬー。ぬー…。』
『……。』
俺に似たぬいがテーブルで寝ている。
『お前にそっくりだな?ボスキ。』
『あ?ハウレステメェ…』
『『( `´)–*–(`´ )バチバチ☆』』
『ぬ、ぬぬっ。』
フェネスさんのぬいが仲裁に入った。
『君も苦労してるんだね…ボスキとハウレスのぬいもそんな感じなの?』
『ぬい…』
『『うぐ……。』』
『大変っすね…フェネスさんのぬいは。それに比べて俺のぬいは…って、あれ。』
『ぬぬー!』
『ん?アモぬい、どうしたの?薔薇?』
『ぬぬ!』
『くれるの?ふふ、ありがとう。』
小さい薔薇をアモぬいから受け取る。
『あー!この、俺の主様に何してんすかー!』
アモンがぬいを持ち上げる。
『ぬいー!』
『ちょっと、アモン!こんな小さい子いじめないの!』
アモンからアモぬいを離す。
『怖かったわね…。』
『ぬぬぃ……ぬぬっ。(にやり)』
『策士なとこまで似てるんすね…。』
『ふふ、この子達ほんとにそっくりなのよ。ルカぬいを見て。』
『おや、この子は…。』
『ぬぬい。』
『……ワインを飲んでますね。』
『全く、ルカスにそっくりだな。』
『そ、そういうミヤジは……。』
『私に似たぬいは大人しくていい子だ。』
『ぬい。』
『こんな小さいのにミヤジの威厳を感じるよ…。』
『ぬぬー!』
『ぬいー!』
『おや、この声は…。ラト君に似たぬいとフルーレ君に似たぬい?』
『追いかけ回されてる…。ぬいのフルーレも苦労してるのね…。』
『クフフ、楽しそうです。フルーレ今から鬼ごっこでもしますか?』
『絶対やだ。』
一方その頃――
『ぬぬぅ〜。』
『ふふ、バスぬいちゃん嬉しそうだね。』
『なんかくすぐったいですー!』
『ふふ、あれ、あそこにいるのは…。』
『ぬぬ〜…。』
『ぬい、ぬぬい。』
『ぬぬい!ぬぬ!』
『ハナマルのぬいとユーハンのぬいとクロウザーのぬい?』
『行ってみましょうか。』
ムーはバスぬいちゃんを乗っけてぬい達の方へ向かう。
『何してるの?3人とも。』
『ぬー!(主様ー!)』
『ハナぬいちゃん。え?ユハぬいには怒られて、クロウザーぬいには揺すられてる?』
クロウザーぬいは小さな紙の請求書を持っている。ユハぬいはハナぬいを攻めている。
『なになに?酒場の請求書をクロウザーに拾われて…ユハぬいにはそれで怒られてる…。なるほど……。』
『ぬぬぅ、ぬぬぅ。』
『うん…自業自得だよ…ハナマル。』
『ぬいぃ』
『そんな可愛い顔してもダメ…。』
『ぬいぬい(シロ、何描いてるの?)』
『ぬい。(お前には関係ない)』
『ぬぬい〜(冷たいなぁ)』
『シロぬいとベレぬいだ。ふふ、楽しそう。』
『そうかしら…。』
庭に来たお姉ちゃんと2人を見守る。
『ぬいー!(ラムリー!)』
『ぬぬー!(ナックのバーカ)』
『今度はラムリとナックのぬいが何かしてるわね。』
『ぬいでも2人は仲悪いんだね……。』
『主様ぬいにばっかり構って〜!いくら可愛いからって…。』
『主様を癒すという役目をぬい達に奪われるなんて嫌です…っ。何とかして止めなければ……。』
『ぬいちゃん達もう帰るの?ずっとここにいればいいのに。』
『ぬぬい、ぬぬい。』
『ぬいぬい、ぬぬいぬい。』
『なになに…。『俺達にも主様がいて…その人達が悲しむから帰らないといけない…』なるほど……。』
『ぬい、ぬぬい。』
『俺たちにとっても2人は大切なあるじさまの一人です。今日はありがとうございました』か。ふふ、私達も楽しかったわ。ありがとうね。ぬいちゃん達。また来てね。』
『主様。』
『?』
ベリアンが私の手を引く。
『ぬいに出来ないことが私には出来ます。』
ベリアンは私を抱きしめる。
『っ…。』
『こうして温もりを感じて……ドキドキさせることはぬいちゃん達には出来ないでしょう?』
『べ、ベリアンなんか怒ってる……?』
『怒ってませんよ、ただ嫉妬してるだけです。』
『そうだな。主様。』
グイッ。
ボスキは私を後ろから抱きしめた。
『ぼ、ボスキ?』
『俺にヤキモチ妬かせといてそのままなんて事ないよな。』
『え、と、それは…』
『俺に何してくれる?主様?』
『『か、勘弁してー!』』
双子ちゃんたち…お気の毒に…。
ぬいちゃん達に嫉妬する執事たち可愛すぎる
コメント
3件
…かわよ
番外編、めっちゃ可愛かったです🤍💕ぬい達がそれぞれの執事そっくりな個性持ってるの、見ててほっこりしました…!ハウぬいのキッチン爆破とか、アモぬいの策士っぷりとか、シロぬいのツンデレ具合も再現度高い(笑)最後の執事たちの嫉妬シーン、重すぎずちょっと切なくて、でも温かくて好きです…作者さん、素敵な癒し回をありがとうございます🌙