テラーノベル
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過去の話だよ
おはよう!今日も可愛いね! ん?どうしたの?そんな顔して…
……
んっ? 僕について知りたいの? いいよぉ! じゃあ君には僕の昔の話をしてあげる!特別だよ?
僕にはね、お母さんはいないんだ! その、なんて言うか……色々あってね……(笑) もの心着いた頃には、もう居なくて、元気で優しい強いお父さんがいたんだ!
ある日ね、急に大きな戦いが始まっちゃったんだ。 その、なんて言うか…ほら、IOって国だから戦争とかも経験するわけで……でね?お父さんも……国だから、前線に立たないといけないからって、僕を置いて行っちゃったんだ
それでね、IO……すっごくいい子に待ってたんだ! たまに友達のお父さんも遊びに来てくれて、一緒に遊んでくれたの!……でも友達は来てくれなかったな……
それでね!それでね! やっとお父さん帰ってきたの!! ……やっぱり……ぼろぼろだったけど、笑顔だったよ
でね、でね、お父さん。帰ってきたのはいいんだけど、遊んでくれないの! お父さんに絵を描いても、いつもの笑顔なのに、どこか……どこかさ……冷たいんだ。
お父さんはこう言ったの! 「しばらく、ここにいてくれないかな、外はさらに危険になってきて、このままだと君が危ないから」って! 僕嬉しかったの! お父さん、冷たくなんてなってなかった!僕を心配して、考えてただけなんだって!
でね!部屋に入ったの! そしたら、扉閉まっちゃってね、まだ僕、お父さんに言いたいこといっぱいあるのに……! でもね!扉は開かないの!ドアノブがなくてね、開けれなかったの
僕はね!扉に向かってこう言ったの お父さん!いつ帰ってくるの?長くなるの?IO、頑張るから生きて帰ってきてね! でもね。
…… 返事なんて、当然帰ってこなかったよ
それから、IO頑張って待ったよ、暗かったよ、怖かったよ。 でもね!IO強い子だから!ね!だからさ!待ったの!
それから、どれぐらい経ったか分からなかった……あのね、IO何となくわかってたの、お父さん……IOのこと嫌いなんだって。 でもね、IO……お父さんのこと大好きだから……
でも、!で、でもね!IO、すっごく幸せなことが起きたんだ!
IO、いつもみたいに椅子に座って、ドアノブが取れた部分から入ってくる光見てたの!それしか楽しみがなくてね でね、そしたら、急に大きな音が鳴ってね!
僕の名前を呼ぶ声が聞こえたんだ
IOはね気づいたの!、知ってる声だったの!だからね!立ち上がろうとしたんだけど、体に力が入らなくてね!倒れちゃった。
どこにいるんだ!って言われてね! IO、声出したの! でもね、自分から聞こえたのは、声にならない。雑音だったの。 ビックリしちゃった!
そしたらね、気づいたから体が痛くなってきてね よく見たら、IO……
生きてる人間ではありえないぐらい痩せちゃってたんだ! 納得したよ、なんで動けないのか こんなのミイラってやつだよ!
その時ね、なにか引きずる音が聞こえてきてね、扉になにか思いっきり刺さって扉を少しづつ壊し始めたの!
ずっと、僕の名前を叫びながら、多分……斧かな、を振りかざして扉を壊してたの。 そしてね、気づいたんだ この声
……僕の友達の声なんだって
扉は大きな音を立てて壊れたの、そしてね眩しくて目が開けられなくてね、光に目が慣れてきたから目を開けたら、息をあげて、涙を流した友達がいたの
IOはね、嬉しかったんだ。 てっきり、お友達は……いや、お友達も、IOのこと嫌いなんじゃないかって…でも違かったの! IOのこと心配してた! IOを探してくれてた!
友達はこっちに走ってきて、IOを抱きしめたんだ、正直、苦しかったよ(笑) でもね、とっても暖かくて。心地よかったんだ! そっか 人間ってあたったかいもんね
でね、お友達はIOを抱っこして、少し悲しそうな顔をした後、暗い部屋から連れ出してくれたんだ
その時。さ。 空って綺麗なんだなーって。 思っちゃったんだよね
おわり。
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