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第1巻「悪魔の子1〜光を求めて〜」の続きです。
※この話はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには、一切関係ありません。
第7話 横浜港
いよいよ始まった。
港湾倉庫の中心に、禍々しい気を放つ悪魔がいた。
鋼鉄の体に、蛇のような腕。**“ジヴァル”**と呼ばれる破壊系悪魔。
「全員配置。連携で一気に畳み掛ける!」
光希の攻撃開始の号令と共に、激しい戦闘が始まった。
「西円寺、敵の動き予測出せ!」
林が西円寺に指示を出す。
西円寺はすぐさま分析を始め、答えた。
「3秒後、右側へ。狙える」
パンッ!
林の銃が正確に肩関節を破壊し、ジヴァルが体勢を崩す。
「よっしゃ!俺が一気に勢いをつけてやる‼︎」
日向が凄まじい速さで突っ込んでいった。
しかしー。
ドンッ!!!!
何かと当たった。
それは、安東だった。
「何してんだ!あのバカ!!」
林は怒って日向と安東のところへ行き、救護班まで運んだ。
「日向…。」
光希は心配して声をかけたが、日向は
「たいしたことじゃない。すぐ行くさ。」
といって光希には戦闘に戻るように言った。
「わかった。」
そして、2人が欠けた不利な状況で戦闘が始まったー。