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コメント
4件
さくふかですか…難聴を取り入れるって難しくないんですかね… まだ最初だけど最高なお話な気がします✨️

耳 の 聞 こ え な い 君 と 、 ご く 普 通 の 俺 _ 俺 た ち は 今 日 も お 互 い を 想 ふ 。
…俺、深澤辰哉って言うんだ。
自分の名前、いや、言葉全部。何年も口に出してない。
だって、言えないから。話せないから。
俺、事故にあったんだ。
1人で駅ビル出かけた時、停電した。
そん時俺エレベーター乗ってて。
目的の階は6階。
4階着く直前、警報がなった。
何が起きたか今でも正直分かんない。
俺、そん時エレベーターに1人だったの。
警報が鳴った時、エレベーターは止まった。
え、と思った瞬間、エレベーターが揺れた。
その瞬間、俺の体は…何故か宙に浮いた。
後で聞いた話、エレベーターが何故か急速で下に落ちたらしい。
1階まで行ってエレベーターが落ち終わった時、俺の体はエレベーターの床に叩きつけられた。
めっちゃ怖かった。
痛みなんて最初は分かんなかった。
まず最初に来た感想は、恐怖。
その次に、痛み。
めっちゃ怖かったし、痛かった。
でも、エレベーターはまだ動いてた。
今度は最上階まで上がった。
そしてまた下まで急速落下。
また下まで落ちた時、そこで俺の意識は飛んだ。
まだそん時俺、幼稚園生だったから。確か5歳とかだったんじゃないかな。
あん時から俺、エレベーターが嫌いで。
移動は基本エスカレーターか階段。
でも耳が聞こえなくなっちゃったから、ちっちゃい頃はよく上り終わったあと突っ走ってっちゃって、よく迷子になってたなぁ…(わら)
でも毎回、周りの大人が止めてくれてた。
でも俺は耳が聞こえないから、必死でジェスチャーで伝えてた。
あの時助けてくれた皆さん。本当にありがとうございました。
あの時皆さんが助けてくれたから。今俺、耳が聞こえなくても、立派な大人になれたんだ。
あれ、なんか止まった?
あ、そうだ今電車乗ってるんだった。
忘れてたや(わら)
お、走り出した。
耳聞こえないって嫌だねぇ…
ふぁぁ…ねみぃなぁ…
…zzZ
…zzZ
はっ…俺寝てた……ん?
…え、待ってあの人こっち来てる…誰?しかもピンク髪…
??)_____!!___?
え、何?何も聞こえないって……
辰哉)…俺、耳が聞こえないんです(手話)
??)…!…耳が聞こえないんだね?(手話)
辰哉)…手話がわかるんですね!すごい!(手話)
??)コクッ((ニコッ
辰哉)…!?//
…… 今外で何が起きてるんですか?(手話)
??)電車がトラックと衝突したんだよ(手話)
辰哉)…!!
辰哉)だから皆逃げてるんですね(手話)
??)うん。君も俺と逃げよう。(手話)
辰哉)良いんですか?(手話)
??)うん、もちろんだよ!
手話を使える人は少ないしね。(手話)
辰哉)ありがとうございます
??)うん、じゃあ行こうか!(手話)
辰哉)ありがとう。(手話)
辰哉)ところで、君の名前はなんて言うの?
(手話)
??)うーんと、俺の名前は佐久間大介!君は?(手話)
辰哉)俺は深澤辰哉。よろしく。(手話)
大介)深澤…ふっかって呼んでもいい?(手話)
辰哉)ふっか…?良いね、笑俺は佐久間って呼ばれてもらおうかな(手話)
大介)良いね!笑(手話)
辰哉)ただ苗字呼び捨てで呼んだだけだけど、(手話)
大介)良いの良いの!笑…ていうか、俺、目的地そこなんだよね。だから、もう別れることになっちゃうんだけど大丈夫? (手話)
辰哉)うん、大丈夫。今日はありがとな。(手話)
大介)困ってる人を助けるのは当たり前だろ!怪我とかなくて良かったな!(手話)((ニコッ
辰哉)っ…!//…あぁ、そうだな笑今度会ったら宜しく!((ニコッ
大介)!//…うん、よろしく!またね!
辰哉)うん、またね。
俺、佐久間のこと…
好きになっちゃったかも。