テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ガラッ
ザワザワザワザワ
「げっ」
「おはようございます。」
クラス全体の人が挨拶をしてくる。
「ご、ごきげんよう。」
すると、「成河あき」という友達が話しかけに来た。
「今日、遅かったね〜。」
「…。」
「ほ〜ら!!最悪って顔しないの!!」
「ねね、遅かったってことは運命の人にでもあった!?」
クラス全体がざわついた。
「え?」
「大丈夫?」
あきが来た。
「うん。」
放課後まで頑張って学校に居た。
「ごめん!!今日、バイト早いから無理!!」
結局、ヒトリになった!!
ザワザワザワザワ
「うるさいわね。」
「イケメン!!」
顔で判断すんなよ。
「あの!!」
「げっ…」
「俺、この子に用あるから。」
「早沢さんとは、お似合いだわ…」
「無理だね、諦めよ。」
「うん。」
「男装やめたら?」
「あら、バレた?」
「水森高校二年六組、入山雨(いりやまあま)でしょ?」
「やっぱり、三年六組の早沢夏実先輩ですね。」
「…」
「兄ちゃんと同クラ…」
「おなくら?」
「同じクラス。」
「……入山涼?」
「そーそー。てか、制服!!」
「あ!!」
「行こ。」