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久々?の更新!たまにはエロで落ち着かせます(?)
義勇が実弥に対して父親みたいだなと仕返し程度に言ってしまった話です。ちょっとギャグっぽい
あと今までのと違って義勇視点です!では どうぞ↓
「あ゛ッ、ぅ♡……ぅう……♡」
「……ッ、い、やだ……も、もう無理だ実弥……ッ、やめ……♡♡」
「嫌がってんのは口だけだろうがァ。中こんなに俺のを噛み付いてきてるくせによ」
「ちが、う……ッ、ちが、あ゛♡♡♡」
「泣けば済むと思ってんじゃねェぞ。俺がこれで止めるわけねェだろ」
実弥は俺が泣こうが喚こうが、一度火がつくと止まらない。
普段の彼は意外にも面倒見が良く、俺の生活能力のなさを呆れながらも世話を焼いてくれる。
だが、ベッドの上では別人だ。
俺が痛いと言えば興奮し、嫌だと言えば更に激しくなる。一種の性癖なのだろうと理解はしているが、受け止めるこちらの身にもなってほしい。
「ひぐッ、ぅ……ッ♡ も、許し……て……ッ♡」
「うるせェ。まだ終わらせねェよ」
愛されていることは知っている。
けれど、この時ばかりは暴力的なまでの独占欲と支配欲に、俺はただ翻弄されるしかなかった。
バチバチ、と目に火花が散って、身体の芯が痺れるような感覚に襲われた。
「……実弥」
「あ?」
「俺は、何度も、いやだと言った」
「そうやって、無理矢理に従わせようとするところはお前の父親みたいだな」
その言葉が、これほどの威力を持つとは、言った俺自身も思っていなかった。
本当に彼があの父親と同じだなんて思っていない。ただ、少しばかり彼に棘を刺して、次からはもう少し手心を加えさせようと、浅はかな計算があっただけだった。
しかし。
部屋の空気が、瞬時に凍りついた。 重苦しい沈黙が落ちる。
実弥の動きが完全に止まっていた。
シーツの上に座ったまま、石像のように。
「…実弥」
「…」
「そう、か」
「……俺は、親父と一緒か」
「あ、いや、今のは」
「……そうだよな。嫌がってるのに無理矢理やって、泣かせて……やってることはあのクソ親父と同じだな」
実弥は震える手で自身の顔を覆った。
俺に怒っているのではない。
絶望、しているり
「……悪かった」
「え?」
「俺みてェなゴミが、調子に乗って……お前に触れていいわけなかったんだ……殺してくれ」
飛躍しすぎだろう。
俺は慌てて身体を起こそうとしたが、腰が抜けるような感覚に襲われて思うように動けない。それでも必死に手を伸ばして、実弥の肩に触れた
「実弥、違う。そんなつもりで言ったのではな
「さわんな…」
「俺に触られたくねェだろ……クソ親父と同じような暴力野郎に……汚れる。お前が汚れる」
「っ、実弥、落ち着け。俺はお前をそんな風には思っていない、悪かった」
「いいんだよ俺なんかに気ィ使わなくて…」
「言われたんだよ……あの時も……お前は俺の血を引いてるって……どうせロクなもんにならねェって……」
「さね、
「無自覚だった……俺は、お前を傷つけて……自分の快楽だけを追い求めて……最低だ。死んだほうがいいな。親父と同じ血が流れてると思うだけで吐き気がする」
ブツブツと、呪詛のように自己嫌悪の言葉を吐き出し続ける。
完全に鬱状態に入っている…
俺は頭を抱えたくなった。
性行為の最中の、ほんの些細な仕返しのつもりだった。 それが、彼の地雷原のど真ん中を踏み抜く行為だったのだ。
正直鬱になるのはこっちだ。実弥の父と違って、暴力などされたことはない。実弥は優しい。けど気持ちいいこともこっちにとっては辛いのだ。泣いても泣いてもやめてくれない。本当に苦しい。
まあ、そんな彼をDV野郎と同等だと言ってしまったのは猛省しなければならない。彼もそれで苦しんだ過去があるのは聞いている。それを掘り返すようなことをしてしまった。
「……帰る」
「は?」
「ここには居られねェ。お前の顔も見れねェ。……俺なんかと関わらない方がいい」
「待て!その格好でどこへ行く気だ」
「離せ……俺みたいな、汚物が、これ以上お前の視界に入るわけには……」
「わかった、わかったからとりあえず座れ!」
「俺は言葉を間違えてしまった。悪かった、謝る」
「……慰めなんかいらねェよ…事実は事実だ」
「事実ではない、お前は父親とは違う」
「違わねェよ… 嫌がって泣いてるお前を、俺は……最低だ…」
「違うんだ実弥、……確かに、少し乱暴だったし、痛いし、泣いてもお前はやめてくれないし
「っ、ほら見ろ……」
「だが俺は本当にお前を拒絶していたわけではない、実弥のことは好きだ」
「本気で嫌なら、お前を蹴り飛ばしてでも逃げている。俺がお前に抱かれているのは、俺がそれを望んでいるからだ」
「……気使ってんじゃねェよ…」
「気など使えない性格なのはお前が一番よく知っているだろう」
「…でも
「お前が作る飯は美味い。俺が部屋を散らかすと文句を言いながら片付けてくれる。風邪を引いた時は、一晩中看病してくれた」
「お前の父親がそんなことをしたか」
「………いや」
「……本当に、思ってねェのか?」
「ああ。思っていない。……ただ、少しお前が酷いと思って、意趣返しのつもりで言っただけだ。まさかここまで落ち込むとは思わなかった」
「……意趣返しだろうが何だろうがよォ……お前に、そんな風に思わせる隙があったってことだ。……あのクソ親父の面影を、一瞬でもお前に見せちまったんだろ」
「実弥、それは
「……俺ァ、結局あいつと同じなんだよ。……お前が泣いてんのに、やめられねェで……、頭に血が上って……。やってることは、暴力振るってたあのクソ野郎と変わらねェじゃねェか」
実弥の声は次第に小さくなり、ぶつぶつと自己否定を繰り返している。
「……最低だ。俺は。……お前を幸せにするどころか、怯えさせて……。死んだ方がマシだ。こんな血、全部ぶちまけて、消えちまった方がいい」
「……お前、俺の顔を見るのも嫌だろ……。触られるのも、吐き気がするだろ……ああそうだよな。……俺が逆なら耐えられねェし…俺なんかいない方がいいんだ……」
「………」
俺は言葉も出なかった。
これは、彼を元に戻してやれるにはそうとう時間がかかりそうだ……
俺は自分の発言を、強く後悔した。