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皆さん、お久しぶりです!!

今回はオメガバ-スパロのうりゅかぶです!


注意

・うりゅかぶ(瓜生さん✖️小峠さん)

・とんでもねぇキャラ崩壊

・誤字脱字

・小峠さんが少し乙女になってるかも

・変なところで終わる


これでもいいという方は是非読んでください!!








この世界には、アルファ・ベ-タ・オメガと第二の性がある。アルファは、社会的に有能な立ち位置で、言わば勝ち組だ。ベ-タは中間的に立ち位置。そして、社会で最下層なのがオメガだ。オメガの特徴として、フェロモン…アルファを誘惑・興奮させる匂いを出す体質がある。そして、そのフェロモン故かオメガの性被害は後を絶たない。だが、ただ性被害だけで済まされるのではなく、オメガがアルファを誘惑しただのオメガに対する差別意識も強まる。 だが、そのフェロモンを抑えるために2つの方法がある。一つは、抑制剤というフェロモンを抑える薬を飲むこと。二つ目は、「番」をつくること。番は、アルファがオメガのうなじを噛むことで成立する。番には、運命の番というものが存在し、その運命は相手を一目見ただけで分かるという。

しかし、厄介なことにオメガには発情期というものがあり、発情期になると二つの方法を使ってもフェロモンを抑えられなくなり、アルファの匂いを求め巣づくりをする。

ここまでが、この世界の説明。




小峠華太は、オメガ性だ。

小峠は、オメガである自分のことが嫌いではないが好きでもなかった。幼い頃、オメガというだけで差別された過去もある。親から可哀想なものを見る目で見られたこともある。しかし、自分の憧れた極道のおじさんに生まれもった性がなんだと一喝され、そこから好きでも嫌いでもなくなった。オメガによる差別は中学でも高校でもあったため、天羽組に入る際は、自分はベ-タだと偽った。しかし、流石に親父に嘘をつくわけにはいかなかった為、「他の組員に気を使わせたくないから、ベ-タとしてここにいたい」と言ったところ快く承諾してくれた。なので、小峠がオメガだと知っているのはカシラである阿久津と親父だけである。

小峠は運命の番というものを知っているが、あまり信じてもいなかった。そして、彼は発情期もあまり来たことがなく、自分はベ-タなんじゃないだろうかと錯覚したことがある。

そうして、そのまま裏の世界に足を付けて10年もの時が過ぎた。



(あ、この人が運命の番か)

運命の番が一目見た瞬間分かるというのは本当らしい。今まさに自分が感じているこの感覚は、相手にもあるようで目を見開いている様がまさに晴天の霹靂といった具合だ。

今すぐにでも、この人を自分のものにしたいという思いが込み上げてきたときは驚いた。だが、お互い戦争中ということと兄貴を危険な目に遭わせたというのもあり、何も話せないままになってしまった。

あとから知ったことだが、名前は瓜生龍臣。小林の兄貴の昔からの知り合いで、殺し屋界隈でかの有名な「死龍」。緑の髪と右眼の傷が特徴的で、この人の近くにいるだけで冷や汗をかくほど恐ろしい雰囲気を纏っている。

(駄目だ。あの人のことを知れば知るほど会いたい気持ちが強くなっていく…これが運命の番ってやつなのか?)

この気持ちは、どう消化したらいいのだろうか。

会いたいと思っているなら会いにいけばいい。そうだ。会いにいけばいい。だが、会いに行く口実がない。組にベ-タとして名乗っている自分が運命の番だから会いたいですなんて言えるわけがない。無理矢理、理由を作ったところで、親父やカシラは分かってくれるだろうが兄貴達には怪しまれる。いや、親父が許可したとなれば何も怪しまれることはないのか?いや、そういえば、瓜生さんは移動式メロンパン屋を営んでいると聞いた。非番の日に行けばいいのでは?いや、急に行っても相手に変に思われるだろうか。

(いや、俺は恋した乙女か?!…けどまぁ、くだくだ悩んでても仕方ないか)

「はぁ……とりあえず、目の前の仕事を終わらせるのが先か」

自分の前には、溜まっている仕事と舎弟のミス直しがある。この仕事を片付けないことには何も始まらない。考えるのは、その後だ。




クリスマスに瓜生さんに会った。彼の視野の広さと颯爽と人を助ける仕草に正直いうと惚れた。横にいたカリンさんという女の人は、俺も見惚れてしまう程の美人だった。とても、お似合いの2人だった。

(本当にお似合いだな)

2人を見つめていると瓜生さんと目が合った。居た堪れなくなり、思わず晒してしまったが瓜生さんがこちらに近づいてきたので目を合わさざるおえなくなった。

「小峠君、もし、よかったらなんだけど連絡先交換しない?」

「……はい…?」

急な申し出に目を見開いた。こちらとしても嬉しいが、瓜生さんの意図が分からず困惑する。

「あー…嫌?」

「いえ、そんなことはないんですが…急にどうしたんですか?」

「ん〜、この前の戦争で巻き込んじゃったお詫びに今度は俺が力になるよ。だから、困った時に連絡してねって感じかな」

「…それは、小林の兄貴に渡すべきなのでは?」

「いや、小林には、もう渡してある。それに小林に聞いたけど、あいつのこと助けたんだってね。それで小峠君にも迷惑かけちゃったから貰ってよ。ね…?」

「なるほど…ありがとうございます。有り難く貰います」

「龍臣〜」

お礼を言ったと同時にカリンさんの瓜生さんを呼ぶ声が聞こえた。

「おっとウチの看板娘が呼んでるからそろそろ行くね」

「はい」

「じゃあ、また」

「今日はありがとうございました」

去っていく彼の大きな背中を見ながら、今日の思わぬ収穫に頬を緩ませる。

(次は、いつ会えるだろうか)

とても、楽しみだ。



2人の男女がクリスマスで賑わってる街中を歩いていた。

「龍臣、ちゃんと連絡先渡せた?」

「おお!勿論、バッチグ-よ」

「ふ〜ん。それにしても龍臣さっき危なかったわよ」

「なにがだ?」

「もう目から、小峠君は俺のものオ-ラが出てたわ。私が呼ばなかったら、何かと理由つけて何処かに連れ込んでたでしょ」

「………ナンノコトデショウカ」

「もう、そういうのは相手の合意を得てからにするのね!、あんな正々堂々口説くもんとか言いながら出来てないじゃない。ヘタレ龍臣」

「ウッ…ごもっとも」

「まぁ、次は頑張るんだじょ〜」

「頑張ります…」




瓜生さんと会ってから、しばらく経った。最後に会ったのは飲み会の時だろうか。あの時は、あまり話せなかったが兄貴の話を聞けるいい機会になった。

(会いたい)

シマの見回りの休憩ついでに煙草を吸いながら瓜生さんのことを思い浮かべる。最近は、彼のことしか考えてなかった気もする。

(あ〜、こりゃ末期だな)

だが、それだけ彼のことが好きということでもある。そんな、自分に飽き飽きしながら煙草を吸う。

ドクン

「ッ?!」

その時、心臓が強く鼓動を打ったのを感じた。

「今のは…」

昔、何度か感じたことのある感覚。

「まさか、発情期、?」

冗談じゃない。長い間こなかったから油断していた。まさか、このタイミングで来るとは思わなかった。

ドクン

「クソッ!」

また、心臓が強く鼓動を打ったのが分かる。自分がアルファを求め、うなじを噛んでほしい欲求が強くなる。

「ハッ、抑制剤」

抑制剤を持っていたのは助かったが効果がいつまで持つか分からない。最悪なことに、ここは外だ。発情期のオメガの匂いなんて、すぐ分かる。

(いや、組の中じゃないだけマシか)

組だったら自分がオメガだとバレ、今よりもさらに酷い状況になるだろう。

「早く家に帰らねぇと」

今の自分の安全地帯は家だけだ。


家につき、すぐにカシラに連絡をいれる。カシラは、「組員には上手く伝えておくから休んでろ。しばらくは、組にこなくていいからな」と労りの言葉を貰った。

(本当にありがたい)

ベットに勢いよく飛び込み丸くなる。オメガは、アルファの匂いがついたもの、例えば服などで巣づくりをするのだが、生憎そんなものはない。

(あぁ、噛まれたい、匂いがない、巣が作れない不安だ。誰か、誰かに側にいて欲しい)

瓜生さんは、今なにをしているのだろうか。メロンパン屋か?それとも、それ以外?駄目だ思考が上手くできなくなってきた。瓜生さんに会いたい。会いたくて堪らない。うなじを噛んで欲しい瓜生さんに。

「あ…そういえば」

重い体を起こして、スマホを手に取る。この前聞いた瓜生さんの連絡先がそこにはあった。

(連絡したところで来てくれるか分からない。けど、声だけでも聴ければそれでいい)

限界だったのと思考回路が働かず瓜生さんに電話を掛けた。数回コ-ルが鳴った後、プチっと相手が出る音が聞こえた。

「どうしたの小峠君、何かあった?」

「…すみません。今お忙しかったですか?」

「忙しいって程じゃないけど…小峠君、元気ない?」

「それが、今…発情期が来ていて」

「・・・え?」

「貴方に会いたいんです。けど、お忙しいなら大丈夫ですので」

「分かった。すぐ行く」

「はい?」

ブチっと電話が切られ、静かな部屋に戻った。困惑は収まらないが、どうやら来てくれるらしい。

〜数十分後〜

ピンポ〜ンとベルが鳴る音がする。体を起こし壁に寄りかかりながら玄関に向かう。ドアを開けると、そこには少し息を切らした待ち焦がれた人がいた。

「瓜生さん」

「小峠君、大丈夫?」

心配そうな顔でこちら見る彼に思わず笑みが溢れた。

「大丈夫…ではないです」

「だよなぁ」

先程から瓜生さんから良い匂いがする。それの匂いは、とても落ちなく匂いでこれがアルファの匂いかと少し感動した。

「瓜生さん…そのジャケットください」

「これ?いいよ」

そして、貰ったジャケットを着させて貰った。瓜生さんの匂いに体が包まれ、何とも言えない高揚感があった。

「はは、瓜生さん、ありがとうございます」

「あ、あぁ。喜んでくれてよかった」

(このままベットに行ったら気持ちがいいだろうなぁ)

そう思い、自然と体がベットの方へ向かった。瓜生さんの手首を掴み彼も連れて行く。

ベットに着くと体を丸くして寝転がる。とても、気持ちがよかった。ふと、瓜生さんの方を見ると何故かこちらを見て立っているだけだった。

手を広げ瓜生さんが来るように誘う。

「瓜生さん、来てください」

「…マジかぁ」

瓜生さんは、頭を抱え少し考えたあと、ベットに乗り抱き締めてくれた。一気に瓜生さんの匂いに包まれ、とても幸せだった。首筋に顔を擦り付け、キスをする。この人は、自分のものなんだとマ-クを付けた。

自分を抱き締める彼の手がビクッと震え抱き締める力が強くなった。

「それ無意識でやってんの?だとしたら、タチが悪いよ小峠君」

「どうでしょうか?」

そう質問する彼を揶揄いたくなり、少し意地悪く返した。

「あ〜、もう我慢できねぇ」

そういうと彼は、俺のうなじをするりと撫でる。オメガにとって急所とも言えるところを撫でられ、体が震えてた。

「ぁーーーんぅ、」

彼の背中を強く掴み、気を紛らわせる。

「小峠君…噛んでいい?」

瓜生さんの声は真剣そのもので、本気で噛むつもりだということが分かった。

「……瓜生さんになら…噛まれてもいいです」

ここまで読んで頂きありがとうございました😭

深夜テンションで書いたので意味不明なところもありますし変なところで終わります。本当にすみません🙇‍♀️

それでも、読んで頂いた方本当にありがとうございました😭🙏

それでは、また次回🙌




この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

ぐほめっちゃ刺さりました続き待ってます

ユーザー

うりゅかぶ最高です!続きが楽しみです!

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